2010/03/27 - 2010/03/27
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Weiwojingさん
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福州西湖公園内には福建の文物資料を集めた福建博物院があります。平常展以外に数か月ごとに特別展が定期的に行われており、福建省の歴史や文化を知るには最適なところです。
福建省以外の他の省や外国の文化を紹介する展示も行われており、これまでもう何度も足を運んでいますが、いつも様々な特別展を見ることができ、大変勉強になりました。毎回入場無料ですので、西湖公園に出かけた際は一度見学してみるとよいのではないでしょうか。
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博物館に入ると、先ずこのような大きなホールがあります。訪れる人はそんなに多くなく、ひっそりとしています。
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平常展から見てみました。太平洋戦争時代に福建省も日本との関わりがあったのですね。あちこちに日本が関係していた遺溝が残されています。そうしたものをパネルで紹介しています。このパネルは厦門に残されている抗日政府の旧跡を示しています。
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福建省は陶器の生産地として長い歴史を有するところです。博物院ではその長い歴史を展示紹介し、さらに日本との陶器を通しての交流も紹介されています。
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大きな甕が展示されています。今でも農家や地方に行くと、使われているのを目にします。
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博物院内には日本の茶室を模した部屋が作られています。
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確かに日本風に作られていますが、少々どこか違和感を感じます。
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福建省は木彫りでも有名なところです。このような精巧なものを至るところで見ることができます。
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11月に訪れた時、「フランス・ルーブル展」が行われていて、図らずも中国でフランスの至宝を見ることができました。展示作品はそんなに多くはありませんでしたが、どれも素晴らしいものばかりです。
これは、かの有名な「ミロのヴィーナス」像ですが、中国で見ることができたとは驚きです。 -
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12月に訪れた時には「塞上古韻ー宇夏文物特展」が開催されていました。
「宇夏」というのは、1227年に滅亡した幻の西夏王国のことで、この展覧会では様々な仏教関係の美術品を見ることができました。 -
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この仏像は顔が削り取られていますが、恐らく端正な顔つきであったと想像します。
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奈良の正倉院にでもあるようなガラスの器です。色が大変きれいです。
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この仏像は何やら涙を流しているように見えますが、それともこれは他に何かを表わしていのでしょうか。
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仏像の横顔です。端正な顔をしていますね。この種の仏像は始めて見ました。
この特別展を見て思うことは、つくずく図録のようなものがあると大変便利だと感じます。展示品の前には、作品の名前と製作年月日は書かれていますが、それ以外のことは書かれていません。もつと詳しいことを知りたいと思っても、中国の博物館や美術館では図録などは全然ありません。 -
博物院には別館があり、動植物に関する展示が行われています。その1階には恐竜に関する展示紹介があり、かって福建省に生息していたと思われる恐竜の骨格模型や数種類の実物大の模型が展示されています。
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身近に見る恐竜はものすごく大きいですね。圧倒されました。
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この別館には多くの親子連れの姿を見ることができました。こうした展示は人気があるようです。
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博物院全体の建物です。建物の上に中国式(福建式)の屋根があったりして、独特な形をしています。
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博物院の正面も見てみましょう。なかなか立派な建物です。しかし、建物としての器だけが立派で、中身がそれに伴っていないような気がします。何回か見学して、そのような印象を持ちました。
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今回訪れた時は「群珍斗萃 ー 福建博物院十年征集文物精品展」が開催されていました。
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博物院のすぐそばにはアヘン戦争で活躍した林則徐の立像があります。彼は福州出身で、彼に関する記念館や博物館が福州市内にはあります。この次は彼の記念館と博物館を訪ねてみたいと思います。
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