2000/04/16 - 2000/04/16
115位(同エリア202件中)
北風さん
ビクトリアの滝は、ジンバブエとザンビアの国境に位置していた。
当然、世界に名だたる観光名所は両国のドル箱になっており、ジンバブエからの滝見物はUS$20!
が、しかし、なんとザンビア側からはUS$0.5と格安!
しかも、ザンビア入国もジンバブエ再入国も一日以内なら手続き不要との事。
迷わずザンビアを目指していた。
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- 高速・路線バス
-
旅日記
『ザンビア入国』
毎日何100人ものツーリストが行き来するであろうこのジンバブエ〜ザンビア国境は非常にゆるい空気が流れていた。
ジンバブエ出国管理事務所では、ろくにパスポートも見ずに「行け!」と言われた。
トコトコとサバンナの中の1本道を歩いて行くと、キリンがいた!
大学時代に学園祭で作ったキリンの方が数倍ましだと思えるデキの悪さだ。
キリンがくわえるサインボードには、「・・・MBIA」との表示が。
「ZA」ぐらい俺がサインペンで書き足してもいいのだが・・・ -
ジンバブエのビクトリアフォールズから歩いて15分、コンビニに行く様な気分で蒸し暑いサバンナの一本道を歩いていくと猿がいた。
しかもでかい!
中型犬程もあるアフリカ猿だ!
この猿、眼が合った途端、立派な牙を剥き出しにして向かってきた。
まるで大阪のヤンキーだ。
「日本人、アフリカで猿に襲われ重傷!」なんて新聞の見出しに載る事は、あまりにも悲しい気がする。
ライオンならともかく、ご先祖様に襲われる事態だけは避けたかった。
遠くに警備員らしき人間が見えた!
とりあえず、近づく猿軍団と睨み合いを続けながら、後ろ向きにそちらの方角に進む事にした。 -
うっそうと茂った熱帯雨林の中に、ザンビアの国境管理事務所を見つけた時は、いろんな意味で嬉しかった。
これで猿ともお別れ、世界3大瀑布よ、こんにちは!
俺の気持ちを弾ませるように、勢いよくザンビア入国スタンプが押された。 -
ジンバブエ側の滝見物の場所は立派なアミューズメント・パークみたいだった。
が、しかし、ここザンビアの滝見物の場所はなんと言えばいいのか?
熱帯雨林のジャングルにポツンと建てられた小屋にしか見えないのだが・・・ -
入場料を払いゲートをくぐると、そこはジャングルの中の遊歩道、ゴウゴウと響く滝の音さえなければ、ただのジャングルトレッキングをやっている気がする。
10分ほど歩いただろうか?木々の隙間から滝らしきものが! -
すごいぞ!
ものすごい水煙の合間から見え隠れしているのが、
・・・もしかして滝? -
旅日記
『ビクトリアはどこ?』
ジャングルの中の遊歩道をトボトボと歩くうち、滝の音は耳が痛いぐらいに大きくなった。
不意にジャングルが途切れる。
やった!
とうとう滝が目の前に!
はやる心に歩みも軽くなる。
途端、白いベールの向こうから、雨ガッパを着込んだ白人ツーリスト達が出現した。
まるでスコールに出会ったようにずぶ濡れ状態だ。
「それほど、近くまで行って見たのか!」と驚く暇もなく、いきなり周囲が白い霧に包まれた。
「エッ」と思う暇もなく頭上から、正面から、背後から、ものすごい水しぶきが襲ってきた。
雨季が終わった直後の現在、川の水量は想像を超えて増しているという。
確かに考えてみれば、街からその水煙が見えるという事は、それだけでもどれ程の水量かは推し量れる事だったかもしれない。
俺は現在、健康ランドの全身シャワーの中にいる気がしている。しかもスィッチを「強」にセットした状態で!
「滝が見えん!」
白いカーテンの向こうからものすごい音はしているのだが、あまりの水しぶきで眼も開けられない!
テレビ番組でその雄大な姿を画面一杯に鮮明に見せてくれた滝、現在その数十メートル先にいるはずの俺は、数分で下着までびっしょりと濡らすシャワーの中、ただ立ちすくんでいた。
カメラじゃなく石鹸を持ってくればよかった。
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