2010/02/26 - 2010/03/02
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taka_0929さん
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せわしない日常の日々からちょっと抜け出したかったので、航空券と着替えだけ持って出かけた。
行き先は、今まで行ったことのなかった、ラオス。
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日本からラオスへは直行できず、バンコクを経由した。
バンコク到着日の2月26日は、元首相のタクシン氏が不正蓄財したとされる資産を没収するかどうか最高裁で判決が下される日であり、バンコク市内が緊迫した日でもあった。ホテルでテレビをつけたら、言葉は分からなかったが、彼の支持者の人々が座り込みをしている様子が映っていた。
この日はバンコクで一泊。 -
翌朝、バンコクからラオスのルアンパバーンという街に降り立った。
空港でゲストハウスの情報を入手しようとしたが、あまりお目当ての宿が見つからなかったので、空港の外に停まっていたトゥクトゥクのおじさんに、ゲストハウスが集まる所に連れて行ってもらうようお願いした。確か5、6ドル払った。
通行がまばらな通りをひた走る。
この雰囲気は、2年前に訪れたカンボジアのシェムリアプ(アンコールワットのある街)に似ている。 -
ゲストハウスが密集する通り・・・といっても、看板や欧米から来たバックパッカーがいなければ普通の路地裏だけど、その中の一つに腰を落ち着けた。Ho Xieng Guest Houseといって、シャワー・トイレ共同でファン付きの部屋が一泊8万キップ(800円強)。窓の向こうから、かすかに子供の笑い声や家事の音などが聞こえてくる。
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大通りに出ると、そこはルアンパバーンの目抜き通りの、シーサワンウォン通り。暑いせいか歩く人はまばら。
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通りを数分歩くと、突如としてこんな大きな寺が出現したりする。
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その寺の本堂の壁画。仏教絡みの物語が描かれている?
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別の寺の境内にて。
日常生活と寺が同居している。 -
陽が落ちると、目抜き通りのシーサワンウォン通りはナイトマーケットに変身する。
ナイトマーケットのはじっこのレストランで夕食。
ラオスのビール、ビア・ラオと共に。 -
明くる日。
この街は山間部に位置しているためか、朝夕は東南アジアのイメージからはほど遠く、肌寒い。
長袖を着込んで街に出た。
みな朝早くから活動している、というか、蒸し暑い昼間の時間帯を避けて、今のうちに行動しているように思える。 -
この街は小さくて、15分ほど歩くと街のはじっこからはじっこまで歩けてしまう。
街の東端の辺りの、ワット・シェントーンという、ラオスで最も美しいといわれている寺に行ってみた。 -
この寺の本堂の裏手には、一本の大木を描いたモザイク画がある。
『生命の樹』というものらしい。 -
それ以外にも、このワット・シェントーンにはモザイク画が至る所にあり、見ていて飽きない。
どのモザイクも緻密で、しかも100年以上は経っていると思われるのに、保存状態が良いのに驚かされる。 -
コメの収穫。
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豊作のお祭り?
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ゾウに乗る貴人?
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赤ちゃんをあやしているのかな?
とてもユーモラス。 -
一方本堂の内部には、金箔を使った切り絵が壁一面をびっしりと埋め尽くしていた。
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こちらも、とても緻密。
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おっとっと!
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イチオシ
次に向かった先は、寺の宝物庫らしき建物。
扉のレリーフに魅了されてしまった。 -
かつてこの寺で祀られていた仏像だろうか、大小さまざまな仏像が多数置かれていた。
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物珍しそうに、こっちを見ている。
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ワット・シェントーンを出て、表通りに平行して走る裏通りを歩く。
日が高くなり、陽射しが徐々にきつくなってくる。
表通りは充分静かだが、この裏通りはそれにもまして静か。 -
大勢でなにか作業をしている所に出くわした。
何を作っているんだろう? -
道路の反対側はこんな感じ。
せんべいを作っていたんだね。
ゴマ入りのせんべいもある。 -
あるお寺を覗くと、じっと読書するお坊さんがいた。
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そのそばの僧院からは、お坊さんが多数出てきた。
どこに出掛けるんだろう? -
別のお寺にて。
真っ昼間だが静寂そのもの。 -
仏さまに日よけ傘がかけられていた。
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街の中心部にある小高い丘、プー・シーの丘からは、このルアンパバーンの街が一望できるみたい。丘に建つ民家の脇を通り抜けながら、曲がりくねった道を20分くらい歩くと、丘の上に到着。
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ちょっと煙っていて、また樹木で視界が遮られる所もあったが、街の様子が一望できる。
こうして一望してみると、改めて、この街が落ち着いた街であることに気付かされる。 -
プー・シーの丘を下ると、もう日が暮れていた。
今晩もナイトマーケットのお店が道を埋め尽くす。
この街は夕方に華やぐ街。 -
街を歩いている時に、欧米のバックパッカー風の女の子からチラシをもらった。どうやらナム・カーン(カーン川)を渡った向こう岸にあるレストラン&バーのチラシみたい。お店のアテが無いからせっかくだし行ってみるか。
・・・と、川を渡る頃には日がとっぷり暮れ、辺りは真っ暗。日本みたいに街路灯がそこら中にある訳ではないので、本当に真っ暗。その中を、この光だけを頼りに渡るのか・・・
(橋と川の流れの様子が分かりますか?) -
川面すれすれに掛けられた竹の橋を、手すりを伝いながら渡りきると、薮の中に続いた。
そこをくぐり抜けると・・・ -
イチオシ
こんな、イイ感じの空間!
漆黒の闇の中に、手許の小さなあんどんの明かりと、ナム・カーンのせせらぎの音、また他のテーブルから仄かに聞こえてくる話し声があるのみ。何時間でも長居しちゃいそうだ・・・
「アラウンド・ザ・ワールド」という名のカクテルを注文したら、頭の中がグルグル回りだした!
ちゃんと宿に戻れるかな・・??
※「dyen sabai - Restaurant & Lounge」という名のレストラン&バーです。クチコミのページに詳細を載せています。 -
次の日はいよいよルアンパバーン最後の日。
この街の名物、托鉢を見に、5時に起きた。
これは6時半頃の様子。地元の人が続々と道ばたに集まってくる。 -
そうこうしているうちに、お坊さんの行列がやってきた。
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手際よく、お坊さんの肩から提げられた鉢の中に食べ物を入れていく。
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旅行者も混じって托鉢体験。
オレも傍らで写真を撮りつつ、裸足になって正座し、合掌。 -
托鉢を終えたお坊さんたちは、寺に戻ってゆく。
子供のお坊さんが多いのが印象に残った。 -
托鉢の時間が終わると、この街の一日が始まる。
※動画あります。
http://www.flipclip.net/clips/68b2b42e497d11927ab6721d93186265 -
フランスパンのサンドイッチ屋のおばさんは開店準備。
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交差点では街の人相手にお粥の屋台。
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家の守り神へお供え。
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旅の最後に、悠久の大河、メコン川を見てみた。
ここからの船は、メコン川に沿って、ビエンチャンやカンボジア、ベトナムまで行くのだろうか。 -
東の方は、朝もやに霞んでいて、幻想的。
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大型船の他に、こんな乗り合いボートも川を渡る。
川面ギリギリの所を、結構なスピードを出して。 -
川向こうにも、緑豊かな集落があるみたい。
今度来た時に行ってみようかな。 -
昼過ぎにルアンパバーンからビエンチャンを経由し、バンコクに夕方に到着した。そこから同日夜のタイ国際航空便で成田に帰った。
ルアンパバーンはとても静かな街。何もしないために、たまにはここに来ようかな。
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この旅行記へのコメント (2)
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- テラーキさん 2010/04/27 15:31:34
- またも久々です。
- ラオスに行っておられたのですね。
のどかな雰囲気が漂っている旅行記でした。
雰囲気のいいレストランのカクテル気になります。
私は最近グアムに行きました。
数年振りのダイビングしましたよー!
takaさんもダイバーですよね!?
なんかまたハマりそうな雰囲気がプンプンします。
それでは!
- taka_0929さん からの返信 2010/04/29 01:27:52
- ハマっちゃいます?
- 本当にのどかな所でしたよ。
せわしない日常から逃げたいのなら、うってつけの場所だと思います。
またあのレストランは本当に居心地よかったですよ!
何時間でも居られるかも・・・
おまけに値段も安いから(カクテル1杯300円くらいから)、
酒量がどんどん増えちゃうかも・・・
それはそうと、グアム行ってきたんですか〜!
グアムでは潜ったこと無いんですよ。海況はどうでした?
私も最近はすっかりブランクダイバーですが、キレイな海だと
テンションあがりますね♪
二人してハマっちゃいましょうか?!
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