1997/09/01 - 1997/09/02
23位(同エリア35件中)
北風さん
ニカラグア入国に際して、本来、日本人の俺は事前にVISAを入手しておく必要があった。
しかし、裏情報ではパスポート管理官にUS7ドル渡せばすんなり入国できるとの事。
確かに、裏情報通りに賄賂で入国はできた。
しかし、日曜料金だったが・・・
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旅日記
『1997年9月1日 ニカラグア入国』
ホンジュラスの首都「デグシガルバ」から3時間、TICAバスは何の問題もなくニカラグア国境に到着した。
しかも、非常に快適に!
さて、問題があるのは日本国籍を持つ俺のほうだった。
本来この国に入る日本人は、事前にVISAを入手しなければならない。
しかし、裏情報では、US$7の賄賂でVISA代わりになると聞いていた俺は、わざわざ大使館でVISAなど準備していなかった。
ドカドカとバスに兵隊が乗り込んできた。
「パスポート!」と、のたまうので、黙って差し出す。
「No VISA?」と、のたまうので、こくんと頷く。
「OK! US$10」と、のたまわれた。
・・あれ、確かUS$7じゃなかったのか?
「今日は、何曜日だ?」と聞かれ、「日曜日だが」と答えた。
「そう、日曜料金だ」と言われた。
・・・賄賂に曜日なんて関係ないと思っていたのだが、まぁこんな事で揉めてもしょうがない。
俺は、日曜料金の賄賂を払って、パスポートに入国スタンプを頂いた。 -
旅日記
『マナグアにて』
「マナグア」 そう、天災と人災が結婚して生まれたと言うニカラグアの首都名だ。
この街の特徴は、度重なる地震で壊れかけた家々に漂う生活感とは裏腹に、ほとんど人気がない事だった。
やたらとだだっ広い道路、街の端にある広大な湖、数少ない高層建築が余計に裏寂しさを盛り上げている。
時折見かける黒人色の濃いインディヘナがいなければ、ゴーストタウンと言ってもおかしくなかった。
ハンモック作りで有名な村があると聞き、初めてこの街の中央ターミナルが3つもある事を知らされた。
これほど人影が少ないわりに、かなりの交通網が敷かれている。
その為、ローカルバス一つとっても、一体何処で降りていいかわかりゃしない。
しかし、人は優しい。
とにかく中央バスターミナルを目指して、ローカルバスの中できょろきょろする俺に、何人もの人が道を教えてくれた。
中米では、人の多さと人の親切さは反比例するのかも
しれない。
よくよく考えると、人が一番不親切だったのは、ガテマラだった気がする。 -
「ハンモック」
知名度の高いわりには意外とリゾート地以外ではお目にかかれないこのベッドは、実はこの国の特産品だった。
ハンモック作りの村として有名な「マサヤ」なる村では、多種多様、色とりどりのハンモックが吊られていた。
大別すると、布状の物と、網状の物の2種類あるが、実用性があり家庭でも使われているのは、布状の物らしい。
俺は見栄えのよさから、つい、網状の物を買ってしまった。
ホテルの部屋でホクホク顔で吊ってみる。
我慢できずに飛び乗った。
途端、俺の体重に答えて網目が延びる。
俺の身体は完全にプリマハム状態になった。
このままお歳暮に出せるほどきれいに網目に包まれた俺がいた。 -
旅日記
『ニカラグア出国』
中米で一番大きな湖「マナグア湖」が目の前に広がっていた。
以前、アメリカがこの湖を使って第2のパナマ運河を作ろうとしただけあってさすがにでかい。
そして、この湖のほとりにニカラグア出国管理事務所はあった。
手続きは至極簡単な物だった。
「ポン、ポン、ポン」と出国スタンプが押された後、「はい、出国税US$3」と右手を出される。
よく見ると、なにやら紙切れ2枚に「US$1」「US$2」と記入されている。
・・確か、俺は入国税も払った気がするが?この国は、ダブルでふんだくるらしい。
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