ハンガリー　-　オーストリア　-　チェコ旅行記②　ブタペスト(2)

2007/10/15 - 2007/10/24

二日目はブダ側の王宮の丘を観光してからオペラ劇場でオペラを見ました。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ブリティッシュエアウェイズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

まずは朝イチに地下鉄に乗ってモスクワ広場へと向かいました。
古くていい感じの車両です。

ブダペストもプラハも地下鉄駅のエスカレーターがとにかくむちゃくちゃに長くてスピードも速かった。
旧共産圏の特徴なのでしょうか。

モスクワ広場から、バスに乗ってウィーン門から王宮の丘に入ります。
この建物は何だったか忘れてしまいました。

マーリア・マグドルナ塔
もともとは13世紀の教会ですが、第二次世界大戦で破壊されてこの塔だけが残っているとのこと。

古い車とパチリ。
ウィーン門から入ったところにある軍事歴史博物館に入りました。
ハンガリーの歴史的な武器や戦争に関連した様々な展示があって、見ごたえがありました。

王宮の丘の中心の三位一体広場に到着しました。
マーチャーシュ教会の鐘楼が工事中だったのは残念でした。

漁夫の砦からは対岸の国会議事堂がとてもきれいに見えました。

聖イシュトバーンの騎馬像
初代ハンガリー国王の像だそうです。

マーチャーシュ教会の中のステンドグラスはとてもきれいでした。

三位一体広場の三位一体の像
中世ヨーロッパで猛威をふるったペストの終焉を記念して造られたものだそうです。

王宮地下迷宮の中にあった壁画
迷宮自体は相当古くからあるもので、歴史的にさまざまな用途に使用されてきたもので、すごいもののはずなのですが、なんか色々と手が加えられていて、ちょっとお化け屋敷チックな雰囲気が逆に安っぽく見せてしまっているのがなんか残念な感じ。

国立美術館です。
建物は重厚でしたが、展示物については良く覚えていません。。。

王宮の丘から見下ろすくさり橋とドナウ川。
絶景。

ブダ側の橋のたもとはきれいに整備されていてとてもきれいです。

この日のお昼は、エルジェーベト橋のたもと近くをぶらぶらしながらレストランを探して歩いているときにピンときたお店で頂くことにしました。
Karolyi Etterem (http://www.karolyietterem.hu)
このお店が大当たりでした。

グヤーシュ
このあとオーストリアでもチェコでもよく食べましたが、ここのが一番おいしかったです。

ステーキ
ジューシーで肉の味がしっかり楽しめる美味しいステーキでした。　　　

フォアグラのソテー
人生初フォアグラ。こってり濃厚で、ムチャクチャ美味い！！

グンデル・パラチンタ
グンデルというブダペストの有名な高級レストランの名前を冠したデザート。
クレープにチョコレートソースがかかってるのですが、チョコレートソースが甘すぎず、とてもいい塩梅でした。

レストランはこんな感じの入口をくぐった中庭に面してあります。

レストランの外観です。
場所がちょっとわかりにくいかもしれませんが、ここは本当にお勧めできるレストランです。お値段もそんなに高くなかったです。

これがヨーロッパで二番目に古い地下鉄M1ラインに走っているかわいらしい地下鉄車両です。
これに乗って向かったのは、、、

国立オペラ劇場です。
特別何も考えていなかったのですが、カウンターでだめもとで聞いてみると、一番安い席が開いていたので急きょオペラ観劇と行きました。チケットは日本円で千円もしないくらいでした。
この日の演目はマダムバタフライです。

由緒ありそうな階段です。
我々は一番安い席だったので、この階段を上がるのではなく、横の入り口から階段をひーこら昇った最上階の席でした。
フォーマルな格好を持っていなかったので、ちょっと心配だったのですが、安い席であれば全然大丈夫でした。
この階段を上っていかれていたいい席のお客様方はやっぱりきっちりドレスアップされていましたが。。

我々の席からの眺め。やっぱり舞台のこちら側は見切れていましたが、初オペラ観賞の我々には十分です。
周りには学校帰りにおそらく授業の一環で来たと思しき高校生の集団がいました（日本みたいに制服着用でした）。結構がやがやしてうるさかったのですが、一幕終了で帰ってくれました。

何の事前勉強もしていなかったのですが、内容はまあ理解できました。台詞はイタリア語で、字幕はハンガリー語だったので、正確には理解できませんでしたが。。。
これはまったく計画していなかったのですが、思いがけず楽しい経験だったので、今回の旅では可能な限り文化芸能に触れる旅にしようと決めました。

オペラのチケットです。