2010/02/11 - 2010/02/14
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2010年2月11日(木)~2010年2月14日(日)にかけて、しまなみ海道を巡ってきました。
番外編その①は、「崖の上のポニョ」の舞台となった広島県福山市、鞆の浦。
ポニョのモデルとなった街を歩いてみました。
ちょうど直前にTVでポニョをやっていたこともあり、番外編ではポニョにフォーカスしています。
http://4travel.jp/traveler/gcups1/album/10436664/
(しまなみ海道めぐり その1:岡山編)
http://4travel.jp/traveler/gcups1/album/10436665/
(しまなみ海道めぐり その2:広島県福山編)
http://4travel.jp/traveler/gcups1/album/10439231/
(しまなみ海道めぐり その3:広島県尾道編)
http://4travel.jp/traveler/gcups1/album/10436666/
(しまなみ海道めぐり その4:愛媛編)
http://4travel.jp/traveler/gcups1/album/10436668/
(しまなみ海道めぐり その5:香川編)
http://4travel.jp/traveler/gcups1/album/10436679/
(しまなみ海道めぐり その6:徳島編)
http://4travel.jp/traveler/gcups1/album/10436669/
(しまなみ海道めぐり 番外編その1:ポニョ編)
http://4travel.jp/traveler/gcups1/album/10436672/
(しまなみ海道めぐり 番外編その2:セカチューロケ地編)
http://4travel.jp/traveler/gcups1/album/10436673/
(しまなみ海道めぐり 番外編その3:うどん巡り編)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
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-
鞆の浦の入り口、鞆鉄バスセンターでは「崖の上のポニョ」のポニョがお出迎え。
ちなみにポニョは、ここ鞆の浦が舞台になったと言われるそう。
なんでもスタジオジブリの社員旅行で鞆に宿泊した宮崎監督がこの地をとても気に入り、改めて鞆の浦に数カ月間滞在して、ポニョの構想を練ったのだとか。
テレビでもそのような話が報道されてたし、以前1年だけ鞆の浦に仕事で通っていた僕自身も、映画を見ると「あっ、あそこや!」と思い当たるシーンがありました。
映画のモデルになったと言われるところを、抜粋しておきますね。 -
バスセンターで買い物をすると、「懐かしい港町 鞆の浦でポニョと出会う? ポニョマップ」マップがもらえます。
ジブリ、宮崎監督は公式にはポニョが鞆の浦が舞台となったことを認めていないらしく、独自の解釈で映画の舞台を解説しています。
もちろん僕も、自身で思い当たるシーンもいくつかあるのですが、このマップを頼りに映画のシーンを探してきました。 -
まずは、うどん屋「鞆の浦 海彦」さんへ。
-
なんとここには、ポニョのモデル!となった金魚がいました。
水槽には100匹以上の金魚が泳いでいたと思いますが、お店の方にポニョのモデルとなった金魚を教えていただきました。
実際、宮崎監督もこのお店に食事に来られたのだとは思いますが、モデルの真偽はどんなもんでしょうか?
確かに「これがモデル」と言われると、なんとなくポニョの面影があるように思います・・・。 -
映画から、まずはひとつめのシーン。
リサと宗介が、保育園からの往復に車で駆け上がる坂道。 -
リアルの風景を、坂の上から1枚。
実際には造船所は見えませんが、道路の先、海岸線に同じようなホテルがあります。
随分前、僕が鞆の浦で営業していた際には良くここを車で走ったことがあり、映画を見て「ここに間違いない!」と思っていたものです。
この坂はマップには載っていませんが、画像を見てわかっていただけるととおり、ちょっとだけ「自信アリ」です。 -
⑬三叉路
-
実際には、坂道を下った突き当たりに三叉路が。
ここから造船所は見えませんが雰囲気はぴったりです。 -
⑳スーパー2TOMO
リサと宗介が寄るスーパー -
ちなみに鞆には写真のスーパーしかありませんが、全然雰囲気が違いますね。
これは、ちょっと残念・・・。
スーパー右手の鉄骨、アーチ部分の雰囲気が映画に出てくるスーパーの屋根のモチーフになっている、とする人もいらっしゃるようですが、無理やり感があるような気もします。
実際のスーパーのアーチと、映画のスーパーのアーチ。
いかがでしょうか? -
⑯宗介の通う保育園
宗介が通うひまわり保育園のモデル?「鞆平保育園」。
残念ながらまったく雰囲気は違いますが、ちゃんと海沿いにあります。 -
保育園脇から、宗介が降りる階段?
まあ、若干無理があるようにも思いますが・・・。 -
映画で出てくる、保育園前のバス停でしょうか。
実際には保育園前にバス停「淀姫神社」があり、イメージ的にはしっくりきます。 -
保育園には、ポニョの絵が一杯です。
これを見ると、地元の方はここがひまわり保育園のモデルと理解されているようです。 -
⑰宗助の住む街並み
通学路として、出てきます。
山の中腹にあるのは、医王寺がモデルでしょうか。 -
造船所のある集落です。
イメージとしては、とても近いですね。 -
⑯本瓦造船
保育園の往復に登場する、ドック。 -
実際には映画と違ってドックを横切る道路はありませんが、これはイメージ通りですね。
船の色も含め、申し分ありません。 -
⑥宗介の家
ポニョが、宗助の住む崖を眺めるシーン。 -
宗介の家が建つ「崖」でしょうか。
僕はここを見て、そうすけの家がある崖に「近い」と感じたのですが、改めて映画のシーンを見るとあまり似てませんね。 -
こちらは、鞆の浦を気にった宮崎監督が、数カ月間滞在したという別の崖の上にある民家。
ここは、NHKで「ポニョの構想を練った家」として紹介されていました。
「崖の上の監督」ですね・・・。 -
⑲あぶと観音
ちなみにこの画像は、あぶと観音のポスターを撮影したもの。
現地には行ったのですが、船が無いと崖側から見ることができないこともあり、中には入りませんでした。
ちなみにマップでは、「ポニョのお母さん?」と推測されていますが、宗介の家がある崖かも? -
⑦崖の下の祠
映画では出てきませんが、宮崎監督が描いた宗介の家が建つ崖のイラストには、陸奥稲荷神社にある鳥居(?)が描かれています。
写真24のイメージアルバムのジャケットにもなっています。 -
宗介の家がある崖。
写真20と22、どちらがイメージに近いでしょうか。
崖の下の祠は、やはり陸奥稲荷ですかね。 -
ポニョのお父さん、「フジモト」はここから?
ちなみに鞆には、ふじもとさんというお店が2件あるそうですが、残念ながらもう1件は見つけられませんでした。 -
ポニョのお父さん、フジモトが愛用する「生命の水」。
鞆の浦で古くから作られている「保命酒」にヒントを得たものではないか、ということです。
これは、かなり的を得た推測だと思います。 -
嵐の中、大波とポニョと追っかけっこをするように、リサが運転する車で駆け抜ける道路?
-
⑪山の上ホテル
宗介とポニョがボートでリサを探しにいくシーン。
避難場所として使われる山の上ホテル。 -
実際には、僕も宿泊した鞆の浦仙酔島の「国民宿舎仙酔島」だそうです。
プールはありませんが、ほぼ雰囲気が重なりますね。
確かに、これは間違い無さそう。 -
⑮沼名前神社(ぬなくま)
宗介とポニョがボートでリサを探しにいくシーン。
このシーンですれ違う漁船の旗として、「沼名前神社」の名前が見えます。 -
改めてグーグル先生で調べてみましたが、「沼名前神社」という神社は国内で鞆の浦にしか存在せず、やはりポニョの舞台は鞆の浦で間違いなさそうです。
-
ここは、「鞆の祇園さん」と呼ばれているそうです。
-
⑤いろは
同じく、船の旗として出てくる「いろは」。
これは、坂本龍馬の「いろは丸事件直談判所跡」です。
現在は、御舟宿「いろは」として運営されています。 -
⑱前山公園トンネル
宗介とポニョが、ボートでリサを探しにいくシーン。
ボートが使えなくなったあと、超えていくトンネル。 -
劇中との位置関係は合いませんが、雰囲気は合っています。
-
⑩ 前山公園の東屋
町が水没した後、トキさんがフジモトから宗介をかばうシーンで登場。 -
マップでは仙酔島の船着き場が紹介されてたけど、僕はこっちやと思う。
同じく鞆の浦で一番高いエリアにあり、名前も映画の「前山公園」に対して、後山公園。
これは、もう完璧に一致しているように思えます。
僕も鞆の浦への営業の帰り、良くこの公園がある(当時、この東屋は無かったように思いますが)道路を走っていました。 -
ポニョのシーンを巡る散策は、医王寺太子殿から見た鞆の浦の全景で終了。
-
ちなみに、映画の中ではこうです。
今回は、鞆の浦訪問直前にテレビでポニョを放映していたこともあり、特徴的なシーンを頭に入れつつ、さらに iPhone でここにアップした画像を持ち歩いて、場所の確認をしました。
ここまでの画像をを見てもらうとわかると思いますが、やはりこれはもう、ポニョの舞台は鞆の浦と断言して間違いなさそうです。
実際に散策してみると、公認されていなくてもポニョが鞆の浦を舞台にしたのは間違いないことがわかりました。 -
最後に、鞆に縁があった一個人として真面目な話題を。
ここ鞆の浦は再開発を巡り、「景観保護か、生活権優先か」、の判断が最近法廷に持ち込まれました。
広島県福山市中心部から鞆の浦に向かうと、観光資源といえる鞆の浦の景観は、ほぼ港の手前に位置しています。
反対か、賛成か。
これは概ね港の手前に住み、比較的観光資源の恩恵を受けやすい賛成派か、港の奥に住み、観光資源の恩恵を受けにくく、不便を強いられる反対派に概ね別れているような気もします。 -
計画の概要が、示されています。
実際僕もわずか1年だけですが、鞆の浦を担当エリアに持ち、営業者で港の奥に抜けていくのは憂鬱に思っていました。
当時は大卒1年生だったので、鞆の浦が風光明美で、他のどこにもない景観を有していると気づくこともなく、「不便」ということしか感じていませんでした。
週1の営業で感じていたくらいなので、常に鞆で生活されている方の不便は想像に難くありません。
とは言え再開発で港に大きな橋をかけてしまうと、他のどこにもない鞆の景観が、日本に無数に存在する、名もなき地方の一漁港の街になってしまうことも、確かでしょう。
万一こうなってしまっては、鞆に縁のあった僕個人としてはとても残念です。 -
久しぶりに鞆にきてみて、飲食店、土産物屋等、以前では考えられなかった若者が、戻ってきていて、町おこしに一役買っているようです。
今はポニョの余韻でまだまだ賑わっている鞆の浦ですが、いづれブームが去り、以前の静かな漁港の街に戻った時のことを考えると、確かに再開発は必要なのかもしれまん。
こういった方が生活権保護という名の景観破壊に失望し、また鞆から出ていくことがないよう、港に橋をかけなくても済む、山手にトンネルを通すプランもあるそうなので、ぜひともトンネルプランで開発されることを願っています。
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