2010/03/01 - 2010/03/01
264位(同エリア390件中)
もろずみさん
3月3日は雛まつり。ようやく春めいてきました。
今年の雛まつりはどこにしよう?
風情のある町が良いな。去年の土浦もよかったし、同じ茨城にしよう。
ということで、雛まつりで有名な真壁を訪ねてみました。
普段は静かな真壁町もこの季節はすっかり観光地。
町中の店や家々に飾られた雛人形を一軒一軒見ることができます。その数、実に191軒!
とても全部は廻りきれませんが、また来年も来たいなと思わせてくれるので十分満足。
「和の風・第八章」というサブタイトルもついています。
暖かいもてなしの心が伝わってくる町をあげての大イベントです。
昨年の「土浦の雛まつり」はこちらです。
http://4travel.jp/traveler/weekendwalker/album/10315362/
- 交通手段
- 自家用車
-
真壁まで約100km、1時間半くらいでした。
そんなに広い町ではないので、どこからスタートしても構いません。いざ!
真壁は古い建造物がたくさんある宝箱のような町です。
まずは、かつて笠間藩の御典医だった根本医院の高麗門。 -
その向かいの猪瀬家には立派な薬医門。
こんな旧家がずらりと並んでいます。
どれも登録有形文化財指定を受けています。 -
続いては見芽通り(みるめどおり)に増淵家の長屋門。
近年に修復されたのか、ちょっと新しい。 -
その隣が佐藤家の表門です。
どれもこれも重厚な造りですばらしい。 -
新宿通りに出ると大きな橋本旅館の建物。
登録有形文化財の数は104だそうです。 -
おっと、雛飾りを見に来たのでした。(^^;
こんな感じでどこでも自由に見せてもらえます。 -
ちょっと戻って旧樺穂小学校の校舎で明治中期のもの。
これがなんと、飯泉家の敷地に建っていました。
どうやら廃校になった折にご当主が買い取ったということ。 -
かつての真壁駅を見に行きますか。
土浦と岩瀬を結ぶ筑波鉄道・筑波線の真壁駅ホーム跡です。
昭和62年(1987年)に廃線となり、線路跡は「りんりんロード」と呼ぶ自転車専用道になってます。 -
最近あまりみかけなくなった奉安殿が駅前にあります。
天皇・皇后両陛下の御真影と教育勅語を納めていたもので、戦後に解体されたものが多く、こうして残っているのは貴重。 -
再び街並に戻ると人が集まっています。
立派な雛飾りか?と思えばコロッケを売っている桜井精肉店でした。
町中にはコンビニもファーストフードもないので大人気。 -
コロッケ屋さんではありませんが、雛飾りもこんな風な所もあります。
構えなくて良いかも。(^^) -
こちらのお宅では飾り方も良く考えてあります。
さすがにストロボ撮影は人形が痛むのでノーフラッシュのため手ブレ気味。
三脚は邪魔なので一脚くらい持ってくればよかったかな。 -
町の中心に近づいて中村家の見世蔵。
よくこの形のまま残したものだなぁ。ただただ感嘆! -
この辺が中心部の陣屋通り。観光客が大勢来てますね。
真壁は江戸時代の町割がそのまま残っている所。
駐車場のおじさんが「迷路だから気をつけて」と言った意味がわかります。 -
観光客が多いはず。
あっちもこっちも凝った雛飾りだらけです。 -
雛壇も豪勢だけど、こういうさりげないのも良いです。
工夫を凝らしていて楽しいです。 -
ちょうどお昼時。「旅籠ふるかわ」の古川家はお食事処になってます。
小さな町で食事に困るんじゃないかと思ったけど、結構いろいろありました。 -
真壁町のシンボル的存在の旧郵便局。
今は観光案内所に使われています。 -
中に入って目についたのが飛騨の「さるぼぼ」。
吊し雛に混じってぶらさがってました。
これを見ると奈良町の「身代わり猿」を思い出しますが、似たような町の雰囲気。 -
局舎の中は天井も高く広いのでしばし撮影タイム。
少し明るめなのでカメラマンも多いです。
皆、考えることは一緒か・・・(^^; -
普段、モノ撮りをしないのでこういうシチュエーションでボロが出ます。
雛まつり取材も年に一回じゃダメですね。
まぁ、雛まつり時期を狙った町並取材ですから・・・(^^; -
中心部を少し離れて市塚家の長屋門。
この飯塚通りは静かな佇まいでホッとします。 -
何軒かある市塚家の中でも立派な表門。
どうやら真壁藩重臣の屋敷らしいです。
この通りは武家屋敷が並んでいたわけですね。 -
門の内側に梅と戯れる吊し雛を発見。
町家ばかりでなくお屋敷も雛まつりに参加しています。 -
そういえば去年の土浦で真壁からやって来た吊し雛を見かけました。
こんな表情の雛人形だったような。 -
ぐるっと回って下宿通りに出ました。
ほぼこれで町を一回りしたことになりますが、見落としもたくさんありそうです。
でも町に風情があってなかなかなものです。 -
江戸・明治時代は商いで栄えた町のようで旅館も多いです。
タイムスリップしたような錯覚を抱く伊勢屋。 -
商家も昔から営業している店ばかり。
石田商店は荷物を運ぶトロッコが現役です。
東京も最近までこんな風景がたくさん残っていたのでしょうね。今は探すのも大変。 -
造り酒屋の村井醸造の板塀が続いています。
今まで見てきた中で一番広いです。 -
蔵元と言えば試飲できるわけですが、残念ながら今日は車です。
おとなしく雛人形を見に行くことにします。 -
村井醸造は酒米に「ひたち錦」を使った「公明」の蔵元。
試飲してないので味はわかりません。(^^; -
ということで雛人形はほどほどの町歩き。
蔵の町というと須坂が印象に残ってますが、真壁も良いですね。
こんな寒い時期じゃない時にまた訪れたいものです。 -
吊し雛と言えば伊豆の稲取が有名ですが、遠いからなかなか行けません。
真壁も近くはないけど伊豆に比べれば・・・。
こういうデコレーションはまた違った感じ。 -
あら?どこかで見たような。
めぐみ☆さんの作品というわけはないですよね。(^^; -
古い町並を堪能した真壁の雛まつりでした。
テーマは「和の風」今年が8回目なので「第八章」というわけです。
年々盛大になっているのでしょうね。
茨城では他にも笠間・江戸崎・石岡などでもやっているようです。
季節ものですから毎年一ヶ所ずつかなぁ・・・。いや、来年も真壁にしよう。
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