2010年春・マカオ・香港の旅

2010/03/21 - 2010/03/26

3月までに消化しなくちゃいけない年休があったので、
香港に行ってみることにした。

香港な理由：
①航空券が安かった（約29000円）
②行ったことがない
③深夜特急のDVDに影響された

ちなみに航空券は某H○Sのオンライン予約を初めて使ってみた。
「未定」直行便を予約したのだが、予約完了後、すぐに
送られてきたメールにはシッカリと「デルタ航空」と
書かれていた。…やっぱりね。マイルたまるからいいけど。

エリア マカオ(マカオ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 船
• 航空会社: デルタ航空

例の如く、デルタ航空は米国からの便が遅延し、
約１時間遅れで、香港に到着した。

空港から一歩外へ出ると、もう日付も変わろうとしていた。

いそいで、A21の終バスに乗り込んだ。
目指すはバックパッカーの聖地・重慶マンション。

初日の宿は、深夜特急でかの大沢たかおも滞在したというDragon Inn。

150香港ドルという最安値の部屋は、驚くほど狭かった。

そして、換気扇を通じて、裏のインド料理屋からの騒音がうるさい。

ベッドを跨いだ先にある、トイレとシャワー。

これまた狭かった。とても浴びる気にはならず、
僕はそのまま布団をかぶり、眠りについた。

【今日の出費】※１＄は11.6円

オクトパス　150＄
Dragon Inn 150＄

翌日部屋を出て、ロビーに向かう途中で驚くべき光景が飛び込んできた。昨晩は暗くて気づかなかったが、4つの塔がそびえ立っているのだ。

このマンションは３階からＡ、Ｂ、Ｃ、Ｄ４つの塔に分かれていた。

早速朝食を求めて、外に出た。

僕は、香港のファーストフード店「大快活」に入り、セットの中で手ごろでうまそうなものを適当に注文した。

オムレツはチーズが練りこんであり、うまかった。
熱帯の香港も3月だとまだ肌寒く、チャイのようなこってりとしたミルクティーが体を温めてくれる。

腹もたまり、散歩がてら、すぐ近くの九龍公園へ向かう。
アートっぽくて派手な看板が出迎えてくれた。

公園の池にはなぜかフラミンゴがいた。
さて、これからどうしようか。
ボーっと眺めながら、思いをめぐらす。

ガイドブックを見ると、マカオ行きのフェリーターミナルがすぐ近くにあることに気づいた。

そうだ、マカオ…。うん、悪くない。

僕は急いで、宿に戻り、宿主のおばちゃんにチェックアウトする旨を伝えた。

ロビーには、ドラマ版「深夜特急」のポスターが貼られていた。これに影響されてここまできたと言っても過言ではない。

フェリーターミナルでの出国審査は大混雑だった。
改めて「国境」なのだと思った。フェリーには何とか出航時間5分前で滑り込む。

マカオフェリーターミナルから街の中心部までは、豪華ホテルのシャトルバスに「便乗」した。
いろいろなホテルへ頻繁に出発している。
中心部に行くにはホテルリスボア行きが便利だ。

セナド広場近くの老舗カフェ「マーガレット・カフェ・ナタ」で、名物のエッグタルトをほおばった。
ツヤツヤの光沢がまぶしく、一口かじるとトロトロのカスタードが口の中に広がる。

セナド広場から程近くの安宿街で、早速宿探し。
100パカタという驚くべき安さにつられ、僕は「東方旅社」に決めた。
シャワー、トイレは共同だが、昨晩泊まった宿に比べて、広く気に入った。
ただし、ロビーを通るたびにお姉ちゃんが声を掛けてくるのには閉口したが。

こんなコンセントだが…。

ちゃんと携帯の充電はできるのである。
AUのグローバルパスポートはそのまま海外でも使えて、CDMAモードだと、メール代も数円で済むのでおトク。
※DoCoMoやグロパスGSMだとミニマムチャージで一通でも最低50円かかる

セナド広場を奥に進むと、聖ドミニコ教会が見えた。
欧州風の建物に、しばしここがアジアだと言うことを忘れてしまう。

聖ポール天主堂跡から眺めたマカオの街並み。

TDRのような夜のセナド広場。光に照らされた噴水が幻想的。