2010/02/21 - 2010/02/21
130位(同エリア320件中)
きよさん
ぽかぽか陽気の日曜日。近くの久米田寺へ参拝に行ってきました。
この日21日は縁日なのか読経の声が流れる中、出店が出て多くの人が訪れていました。
久米田寺は奈良時代に行基が建立した49院の一つで、行基が開設した久米田池を維持管理するために、天平10年(738年)に建てられた隆池院に始まる。
戦火等により衰微したが、江戸時代に一応修理再建されて今に至っているそうです。
大阪府内で最大のため池である久米田池を行基がを造ってくれたお陰で米がとれるようになり、今もそれを得として秋の祭礼の翌日、だんじりを連ねて久米田寺の行基堂へ参詣するのを習わしとしています。俗に行基参りといいます。
12台のだんじりが「寺もうで」する様はのどかで豪壮で、たくさんの見物客で賑わいます。
久米田池は府内最大だけあってほんとに広大な水面です。池の周回道も整備され、桜も植栽されていてこれからが楽しみです。
PR
-
大阪府内最大の面積をもつ久米田池は、岸和田市池尻町と岡山町にまたがり、広さ45.6ha、周囲2.6km、貯水量万トンのため池です。
農業用水として80haもの水田をうるおしているとともに、風致地区にも指定されるほど美しい景観を呈しています。また、養魚もおこなわれており、冬期には水鳥が飛来するなど、豊かな自然資源としても貴重な存在となっています。 -
久米田池の築造は奈良時代にさかのぼります。行基年譜によれば、神亀2年(西暦725年から天平10年(西暦738年)の14年の歳月をかけて完成したと言われています。
当時、久米田池北西に位置する八木郷一帯は、水量の少ない天の川に頼っており、干ばつに悩む農民を見て、僧行基と橘諸兄が農民を集めて当時の久米田池を築造したと言われています。 -
-
久米田池に面して建つ山門。1706年(宝永3年)の再建とのこと。
-
久米田寺の境内は大阪府指定の史跡となっています。
-
山門
-
久米田寺金堂(本堂)。(明和7年)の再建
本尊の釈迦如来野ほか、文殊菩薩、普賢菩薩を安置しています。 -
久米田寺金堂(本堂)
-
大師堂。1824年(文政7年)の再建。
弘法大師、不動明王、毘沙門天を祀る。 -
大師堂。
-
開山堂(行基堂)。
1822年(文政5年)の再建と伝え、行基菩薩を祀る。 -
鐘楼
-
観音堂。1803年(享和3年)の再建。
行基菩薩40歳のときの、自刻と伝える千十観音菩薩を安置しています。 -
行基像
-
-
久米田寺多宝塔。
2003年(平成15年)に再建落慶したばかりで、朱色が目に映える。 -
靖霊殿日清・日露戦争から太平洋戦争に至る、岸和田市出身戦没者の霊を祀っています。これは法隆寺東院伽藍の中心をなす八角堂国宝の夢殿を模して建立されました。
-
靖霊殿
ほんとにぽかぽか陽気の良い天気。
梅の開花状況が気になりましたが、このあと用事があるため帰宅しました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
18