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加賀市大聖寺の北方に、橋立(はしたて) 地区があります。<br /><br />ここはかつて、“日本一の富豪村”とまで呼ばれた、北前船の船主集落。<br /><br />江戸中期から明治にかけ活躍した、商船・北前船。<br />近江商人に雇われていた船乗りが自立し、財を築いた船主たちが屋敷を構えたのがこの地で、18世紀末には、43人の北前船主の名が記録されていたという。<br /><br />現在も、船主の屋敷14軒が残り、地区は【にほんの里100選】・【重要伝統的建造物群保存地区】に選定されています。<br /><br />地区へは、JR大聖寺駅より貸自転車で向かうものの、天気はあいにくの雨‥‥;。そして片道30分の道のりは、ちょっとした山道・坂道ありで;、着くころにはもうへとへとに‥‥。<br /><br />ただ地区は、日本海から吹きつける潮風を防ぐため、外壁に船板を再利用した、重厚感ある屋敷が建ち並び 見応え十分。<br />また、それぞれ雰囲気の異なる通りが複数あって、散策を楽しめました。<br /><br />そして、大聖寺駅に戻り(なぜか、帰り道は早く・楽に感じるもの‥‥) 案内所の方と、町のこと・旅のことなどで会話に花が咲いたのも良い思い出です。<br /><br />でも、自転車が好きで体力に自身がある方を除き、貸自転車で向かうのはオススメできませんが‥‥‥。(加賀温泉駅からのバスがあるようです)。

“北前船”の船主集落 石川県加賀橋立

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2009/08 - 2009/08

7645位(同エリア9931件中)

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tokotoko

tokotokoさん

加賀市大聖寺の北方に、橋立(はしたて) 地区があります。

ここはかつて、“日本一の富豪村”とまで呼ばれた、北前船の船主集落。

江戸中期から明治にかけ活躍した、商船・北前船。
近江商人に雇われていた船乗りが自立し、財を築いた船主たちが屋敷を構えたのがこの地で、18世紀末には、43人の北前船主の名が記録されていたという。

現在も、船主の屋敷14軒が残り、地区は【にほんの里100選】・【重要伝統的建造物群保存地区】に選定されています。

地区へは、JR大聖寺駅より貸自転車で向かうものの、天気はあいにくの雨‥‥;。そして片道30分の道のりは、ちょっとした山道・坂道ありで;、着くころにはもうへとへとに‥‥。

ただ地区は、日本海から吹きつける潮風を防ぐため、外壁に船板を再利用した、重厚感ある屋敷が建ち並び 見応え十分。
また、それぞれ雰囲気の異なる通りが複数あって、散策を楽しめました。

そして、大聖寺駅に戻り(なぜか、帰り道は早く・楽に感じるもの‥‥) 案内所の方と、町のこと・旅のことなどで会話に花が咲いたのも良い思い出です。

でも、自転車が好きで体力に自身がある方を除き、貸自転車で向かうのはオススメできませんが‥‥‥。(加賀温泉駅からのバスがあるようです)。

同行者
一人旅
交通手段
自転車 JRローカル
  • 山崎通りに建つ、立派な<br />北前船船主屋敷・蔵六園 。<br /><br />屋敷内には石を配した庭があり、その石はすべて、北前船で全国から集められたのだそう。<br /><br />また屋敷近くには、船主たちが航海の安全祈願、無事を感謝し船絵馬などを奉納した、出水神社もありました。

    山崎通りに建つ、立派な
    北前船船主屋敷・蔵六園 。

    屋敷内には石を配した庭があり、その石はすべて、北前船で全国から集められたのだそう。

    また屋敷近くには、船主たちが航海の安全祈願、無事を感謝し船絵馬などを奉納した、出水神社もありました。

  • 橋立・新町通りの風景。<br /><br />笏谷石※(しゃくだにいし)が高く積まれ、往時の暮らしの豪勢さを偲ばせています。また変色した姿が、長い歴史の積重ねを伝えているようでした。<br /><br />※福井市で採取されていた 火山れき凝灰岩。その色合いから「越前青石」とも呼ばれていたそう。

    橋立・新町通りの風景。

    笏谷石※(しゃくだにいし)が高く積まれ、往時の暮らしの豪勢さを偲ばせています。また変色した姿が、長い歴史の積重ねを伝えているようでした。

    ※福井市で採取されていた 火山れき凝灰岩。その色合いから「越前青石」とも呼ばれていたそう。

  • 海から程近い、橋立の集落。<br /><br />赤瓦屋根も屋敷の特徴です。

    海から程近い、橋立の集落。

    赤瓦屋根も屋敷の特徴です。

  • シゲ浜。<br /><br />町には、船が停泊できる入り江がないため、<br />冬、戻ってきた大坂に船を係留し、<br />徒歩で、年末に橋立帰郷。<br />そして春、再び徒歩で大坂に向かい、4月上旬、<br />北海道に向け出航するという、北前船の行程。<br /><br />航海中、橋立ではこのシゲ浜沖に停泊し、<br />伝馬舟による荷物の揚げ降ろしと、家族との<br />束の間の再会を果たしていたのだそう。<br />

    シゲ浜。

    町には、船が停泊できる入り江がないため、
    冬、戻ってきた大坂に船を係留し、
    徒歩で、年末に橋立帰郷。
    そして春、再び徒歩で大坂に向かい、4月上旬、
    北海道に向け出航するという、北前船の行程。

    航海中、橋立ではこのシゲ浜沖に停泊し、
    伝馬舟による荷物の揚げ降ろしと、家族との
    束の間の再会を果たしていたのだそう。

  • 加賀橋立の町並み。

    加賀橋立の町並み。

  • 船主・酒谷家の邸宅(明治9年築)を使った、<br />「北前船の里資料館」。<br /><br />往時、5隻の和船を所有していたという酒谷家。<br /><br />豪壮な屋敷内には、北前船に関する様々な資料が、<br />わかりやすい解説付きで展示されていました。

    船主・酒谷家の邸宅(明治9年築)を使った、
    「北前船の里資料館」。

    往時、5隻の和船を所有していたという酒谷家。

    豪壮な屋敷内には、北前船に関する様々な資料が、
    わかりやすい解説付きで展示されていました。

  • 「北前船の里資料館」<br /><br />中でも見所は、富豪ぶりがうかがえる、<br />‘オエ’と呼ばれる30畳の大広間。<br /> (肝心のその全体写真は撮り忘れてしまい‥‥)

    「北前船の里資料館」

    中でも見所は、富豪ぶりがうかがえる、
    ‘オエ’と呼ばれる30畳の大広間。
     (肝心のその全体写真は撮り忘れてしまい‥‥)

  • 橋立地区の町並み。<br /><br />観光客も少なく、閑静な集落。<br /><br />ただ時折、飛行機がすぐ上空を通りすぎ、<br />町が静かな分、その騒音がちょっと気には<br />なってしまいました。

    橋立地区の町並み。

    観光客も少なく、閑静な集落。

    ただ時折、飛行機がすぐ上空を通りすぎ、
    町が静かな分、その騒音がちょっと気には
    なってしまいました。

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