仕事でマレーシアへ・・・

2009/10/11 - 2009/10/18

今回の仕事はマレーシアでの講演と技術指導である。最初聞いた話では、ペナン、と聞いていたので、観光地か！？と期待していたのだが、実際にはペナンの空港まで行く、だけのことだった。実際には、宿は対岸のバターワース、仕事先はさらに奥地のクリームというジャングルを切り開いたところであった。

エリア その他の都市(マレーシア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 1.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 1.0
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: マレーシア航空

今回は殆ど仕事ばかり。食べ物の写真ばかりです。まずは行きのマレーシア航空の食事から。

まず出されたのが、マレーシアの伝統料理、サテ。要は焼き鳥です。

前菜。

メインは牛。

最後にイチゴケーキ。

飛行中、三宅島上空を通過。

クアラルンプールでペナン行きに乗り換え。その機中での食事。何か食べてばっかり。今回の旅行は全てマレーシア側に予定を握られてしまい、私の意向は全くなし。もし、可能であればマレーシアからバターワースへは鉄路で移動したかったのだが。

ホテルは新興商業地と思われるところにあった。バターワースはどこが中心なのかよく分からない都市構造。アジア的といえばそれまでなのだが。このホテルのロビーではインドのお祭りに合わせて砂絵を描いていた。

朝のホテルからの風景。遠くにペナン島。

マレーシアの研究所にて。標語として日本語が使われているのが面白い。

「５Sとはなんぞや？」
１．整理
２．整頓
３．清掃
４．清潔
５．躾

なるほど。

研究所はジャングルを切り開いたテクノパークにある。周りはインテルや富士電機の工場があるくらいで他には民家や商店の一軒もなし。完全に幽閉状態。

研究所から１５分ほど走るとクリーム（Kulim）の町がある。この周辺の中心的な町だが、それにしても寂しさが漂う。

クリームの商店街。言っちゃ悪いがすさまじく小汚い。

町の一角にあったお社。マレー系モスレムの人がこの町には多いが、中華系も住んでいるようである。

夜は基本的に地元の人たちが通う食堂で。

ま、普通の焼きそば。

焼き貝を食したり。

お昼にはインド系食堂でカレーを。向こうの人はカレーを手づかみ、すなわちインド式で食べる。手を洗わずに食事をしているので、かなり衛生的には危険。

今度は宿の近くにあった夜市へと出かける。

氷入りお米のジュースとラーメン。氷はちと危険かとも思ったが、結果的には大丈夫。

ここでは正統派サテを食す。日本人的にもこれはうまい。

夜市では勿論ドリアンも売られている。ただ並べてあるだけなのでそれほどにおわない。ただし、ホテルに持ち帰って食べることは出来ないとのこと。

宿近くにあるヒンズー寺院。夜は電飾がきれい。

朝はこんな感じ。

夕方のヒンズー寺院。

ホテルの部屋の天井には矢印が。知っている人は知っている。

週後半はバターワースの研究所に拠点を移してお仕事。やはり研究所の周りには何もない。時々遠くからコーランの響きが聞こえるだけ。

バターワース近郊の商店街。

何故か新茨城の文字が。他に新幹線など、この周辺には妙に日本語にあふれていた。日本人がいるわけではないのだが。

夜の宿周辺。ホテルの背後には新しく出来たショッピングセンターがあるなど新興商業地の雰囲気。

頑張ってホテルから７キロほど歩いてバターワース港近くまで行く。でも、日暮れてしまい、帰りは車のヘッドライトだけの真っ暗な道を歩く。

昼休み、同僚をけしかけてバターワース駅まで行く。所員は誰も駅には一度も来たことがないとのこと。マレーシアでは長距離移動はバスが中心。お金持ちは飛行機を使うから、鉄道の置かれている利用層が限られているしまっているということであろう。

バターワースの駅には１日数本の列車が発着するのみ。それでも売店は開いているなど、不思議な光景も。

ただし、駅は清潔そのもの。この駅はフェリーターミナルと直結しており、乗り換えに便宜が図られている。

最終日、宿から３０分ほどのところにあるマレー鉄道の線路際まで歩く。その途中、新しく出来た高速道を見る。全長数キロと僅かな距離ながらこの高速道は有料。

漸くお出ましのマレー鉄道。旅客輸送と比べ、貨物輸送はそれなりにある様子。

貨物列車。

クアラルンプール行き急行列車。インドからのレンタルディーゼル機が牽引。