湯煙の酸ヶ湯温泉＠八甲田ホテル

2009/02/07 - 2009/02/08

酸ヶ湯温泉は雰囲気、泉質ともに最高で大のお気に入りです。何回か立ち寄り湯で訪れたけれど、日中は混浴のために泣く泣く男女別の玉の湯へ・・。朝と夜に1時間ずつの女性専用の時間があるので、ここはやはり宿泊して楽しみたい。それも真冬の２メートルの雪に埋もれている宿と、白い湯煙で１メートル先も見えないような千人風呂・・・・。
ホテルは系列の八甲田ホテル。大きなログハウスのエントランスと美味しいと評判の高いフレンチレストランのある落ち着いたホテルです。

２/７　　JALで青森空港へ→青森駅→酸ヶ湯温泉送迎バス
２/８　　ホテルチェックアウト→送迎バス→青森駅→JAL羽田

エリア 青森

青森駅から酸ヶ湯と八甲田ホテル共通の送迎バスが１日に２往復出ています。市内は雪は積もっていなかったのに、バスが山を登るに連れて雪の壁が。。。。。１時間ほど登って酸ヶ湯温泉に着きました。
吹き溜まりは３メートル近くありました。こんな雪の中でも駐車場には沢山の自家用車が来ていました。

青森駅前に迎えに来てくれる八甲田ホテルの車です。酸ヶ湯からホテルまではほんの数分。雪のない季節だと歩いて行けるけれど冬はちょっと無理。

ホテルの前の道です。ホテルは国道から少し入ったところにあるのでとても静かです。国道も冬の間はホテルから先は通行止めです。

ログハウスのエントランスを入ると右手にメインダイニングの【メドー】があります。ダイニングは三方が大きなガラス窓になっていてぶなの木に囲まれています。夜はシャンデリアの光がガラスに映り幻想的です。雪の降るのを眺めながらお料理をいただくことができました。
青森の食材を使った料理は美味しく、好きなワインの持ち込みも可能で、言うことありません。
【メドー】の他に【寒水】（しゃこみず）という和食処の選択も可能です。

棟方志功の書画があちこちにかかっています。

ホテルエントランス前に可愛いかまくらがありました。

ぶなの大木に囲まれています。

雪に埋もれているホテルです。

エントランス左手から続く宿泊棟。周りは八甲田の自然に囲まれているだけで何もありません。

部屋はとてもシンプルなツインの部屋がほとんどです。ほかにはメゾネットの部屋が数室。リビングのある和室、洋室の特別室があるようです。各部屋には小さなテラスがあります。

ホテルのお風呂も掛け流しの温泉です。露天風呂はありませんが雰囲気の良いお風呂です。

ホテルのフロントでお願いするとバスタオルまで持たせてくれて、いつでも酸ヶ湯温泉まで送ってくれます。酸ヶ湯のお風呂は何回でも無料で、帰りも酸ヶ湯のフロントにお願いするとすぐに迎えの車が来てくれます。
お風呂に入ってから休憩所でビールを飲みながらボーっとしているときが最高です。

酸ヶ湯温泉の宿泊棟です。湯治に来ている人用に、大きな売店や簡単な食事を作る台所などありました。
時々大型バスで荷物を持った人たちがどっと入ってきて、玄関ホールは人でいっぱいになります。

「混浴を守る会」という立て札が・・・・。青森の言葉がいいですね。千人風呂は有名ですが、奥のほうにある「玉の湯」もいいお風呂です。

何も観光もせず、ただひたすら温泉だけの旅。
「八甲田ホテルと酸ヶ湯温泉」という組み合わせ、それも真冬！最高でした。リピーターが多いというのも納得です。

ーENDー