年末年始ローマの旅⑥

2009/12/29 - 2010/01/06

いよいよ観光最終日。朝からヴァチカン美術館、夕方からボルケーゼ美術館です。

スケジュール
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12/29 成田発、BAでロンドンヒースロー経由、ローマへ
12/30 ローマパス購入
　　　コロッセオ、パラティーノの丘
　　　バルベリーニ広場
　　　JCBプラザでボルケーゼ美術館の予約
　　　マッシモ宮、共和国広場
12/31 真実の口、チルコ・マッシモ、フォロ・ロマーノ、
　　　カンピドーリオ広場
　　　ヴィットリオ・マヌエーレ２世記念堂、
　　　S.M.イン・アラチェリ教会
　　　ディオクレティアヌスの浴場跡、サンピエトロ広場、
　　　ナヴォーナ広場、サンタ・ニェーゼ・イン・アゴーネ教会
　　　サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会
1/1　２階建てバスで一周後、トレヴィの泉、
　　　ジェズ教会、アレア・サクラ
　　　S.M.イン・トラステヴェレ教会
　　　115バスでジャニコロの丘経由、サン・ピエトロ広場
　　　S.M.マッジョーレ大聖堂
　　　サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
　　　スカラ・サンタ
　　　明日からのローマ・パス購入
1/2　サンピエトロ大聖堂、サンピエトロのクーポラ、
　　　S.M.ソプラ・ミネルヴァ教会、サンティニャツィオ教会
　　　パンテオン、コロンナ広場、
　　　ポポロ広場、スペイン階段、
　　　トリニタ・ディ・モンティ教会
　　　バルベリーニ美術館
1/3 サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会
　　　フォーリ・インペリアーリ
　　　カピトリーニ美術館
　　　ピア門
　　　S.M.デッリ・アンジェリ教会
　　　S.M.デッラ・ヴィットリア教会
　　　４つの噴水
　　　サンタンドレア・アル・クイリナーレ教会
　　　クイリナーレの丘、トレヴィの泉
1/4 ヴァチカン博物館、ボルケーゼ美術館
1/5 ローマ発、帰国の途へ
1/6 帰国
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エリア ローマ(イタリア)

日本を発つ前に予約をネットでしていました。
朝９時前にヴァチカン美術館前に近づくと、既に大変な列ができていました。

オーディオガイドを借りて出発。
「地球の歩き方」のガイドの通りに行きたかったので、まずはエジプト美術館に行きたかったのですが、
写真のピーニャの中庭をつっきた奥の入り口から、ピオ・クレメンティーノ美術館に入ってしまいました。

あちこちが一方通行で、しかも地図がありません。スタッフに聞いても、一方通行で進入禁止になっているところを教えられたり…。朝通れたところが少し経つと進入禁止になっていたりして、右往左往してしまいました。

ピオ・クレメンティーノ美術館では有名なラオコーンや、ベルヴェデーレのトルソなどを見ることができました。円形の間はパンテオンの屋根そっくりです。
ここには大きな水盤があるのですが、混んできたら一方通行で、ぐるっと並んで回らないといけないようになっていました。
曲がり角を見逃すと戻れないのでもう一度回ることになってしまい、結局３回くらい通ったような…。

エジプト美術館。
不思議な雰囲気の展示です。

キアラモンティ美術館と新回廊。
とにかくたくさんの彫像が並んでいます。
写真は新回廊にあるナイル川の像。

大燭台のギャラリー。
柱の横にいろいろな形の燭台が置かれています。

タペストリーのギャラリー。

地図のギャラリー。

ピウス５世の居室

この後、ラファエッロの間へは横に曲がっていかなければいけないのを、突き当りまで行ってしまいました。
フラ・アンジェリコの壁画を見るために、ニコラウス５世の礼拝堂を探していたのです。
結局、ニコラウス５世の礼拝堂はわからずじまい。

突き当りの道は、システィーナ礼拝堂への近道でした。そのままシスティーナ礼拝堂へ。
システィーナ礼拝堂は通勤列車に近い混雑でした。さらに、騒がしいのと、カメラ撮影している人がいるのとで、しょっちゅう「静粛に！カメラは禁止！」という内容の放送が各国語で流れていました…。
とはいえ、ミケランジェロの作品はもちろん、ボッティチェリの作品など、オーディオガイドで詳しく説明されており、ミケランジェロ以外の作品についても、十分に堪能することができました。

システィーナ礼拝堂を出た後はヴァティカン図書館の回廊へ。
極彩色のシスティーノの間を楽しみにしていたのですが、閉じられていて入れませんでした。

この後、再びピオ・クレメンティーノから回って、ラファエッロの間への道を見つけることができました…。

ラファエッロの間は、署名の間が意外にも小さく、ほかに３つの間がありました。署名の間も大混雑でした。

明暗法の間への道は閉ざされており、行くことができませんでした。

ラファエッロの間に来ると、現代宗教美術館を通って再びシスティーナ礼拝堂を通らないといけません。

見逃したものもあるのですが、疲れたので諦めて絵画館へ。
ラファエッロの絵はここにもあります。

他にも、ダ・ヴィンチの聖ヒエロニムス、カラヴァッジョのキリスト降下などを見ることができました。

最後に絵画館の横の美術館（グレゴリアーノ美術館？）を軽く見て終わりました。馬車博物館や民族学博物館もかるくみたかったのですが、結局わかりませんでした。

また、2009年が世界天文年なので、それにあわせた企画展をまだ行っていて、是非見たいと思っていましたが、博物館内のどこにも書かれていません。
あちこちでスタッフに聞いてみましたが、指示通りに行っても結局見つからず、時間切れとなってしまいました…。
はっきり言ってヴァチカン博物館、あまりに不親切だと思います。

写真は出口に至るらせん階段です。

ヴァチカン博物館は見たというより、駆け回ったという印象の残る博物館でした。
せめて、ルーブル美術館のように、何回でも入れるパスがあればいいのに…。

さて、急いでボルケーゼ美術館に移動です。

ボルケーゼ美術館には、メトロでフラミニオ駅に行き、そこからバスでピンチアーナ門近くまで行って、歩いて行きました。

階段下の地下に一旦行って、予約番号を言ってチケットを購入します。
時間まで、この地下にあるカフェやお土産屋さんのあたりですごします。
美術館入り口は正面の階段を上ったところです。

ボルケーゼ美術館は完全予約制のため、ゆったりと、心ゆくまで楽しむことができました。
何といってもベルニーニが素晴らしかったです。何といっても「アポロンとダフネ」、「プルートとプロセルピナ」。
カラヴァッジョなどの絵画も、建物自体も、じっくり楽しめました。

これでローマ観光が終了です。

おまけ：
ヒースロー空港の国際線乗り継ぎターミナル５にある、wagamamaレストラン（和食）のメニューを見ると納得いくものも多かったのですが、いくつか想像つかないものがあって、とても気になりました。
「amai udon」「teriyaki soba」とか。