金沢アート紀行　2日目

2010/01/24 - 2010/01/24

雪が積もるかも、と思っていましたが天候は回復して青空でした。
胃袋も少しずつ回復し、初日より歩いた距離も多くなり、やっとちゃんとした旅行気分に。
わりと短時間でわりとたくさんの観光地を巡ることができました。

エリア 金沢(石川)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス JR特急 徒歩

朝食

ホテルの並びに、すき家とフレッシュネスバーガー。
前日の夜食にフライドポテト、朝食にホットドッグセットと2回もフレッシュネスバーガーにお世話になりました。

金沢駅

チェックアウトを済ませ、まず城下まち金沢周遊バス(ぐるりんパスでフリー乗車できるバス)で向かったのは、金沢駅。
おっきい！

巨大やかん

確か作者名と作品タイトルを書いたプレートもあったのに、忘れてしまいました。
金沢駅バスターミナルに自然と溶け込んでいた、巨大なやかんのオブジェ。

あめの俵屋本店

また同じ周遊バスに乗り込んで、目指すはまたしてもテレビで見た有名な老舗あめ屋さん。
雑誌にもこのお店の写真が載っていて、佇まいに惹かれていたところで、観光ルートに加えてみた。
結論から言うと、わざわざ行かなくても…もっと便利な街中に支店がたくさんあります。笑

ひがし茶屋街の石畳

こちらも雑誌やテレビで有名な、ひがし茶屋街。
石畳に街灯、左右に並ぶ格子が印象的なお茶屋さん。
あちこち覗きながら、路地に入っていったり、楽しい町でした。

紅茶の山屋

中には入っていませんが、この格子の内側がカフェスペースになっていました。
格子戸にティーポットの看板がかわいい。

懐華樓

ぐるりんパスで入館、見学できるお茶屋さん。
何の気なしに入りましたが、とても楽しめました。
奥にはギフトショップもあって、かわいらしいオリジナル手ぬぐいがたくさん置いてありました。

あとから見たらガイドブックにもこの部屋の写真が載ってた。

市松

この部屋は畳も照明のかさも市松模様。
畳の縁が卍になるように工夫されていると説明が書いてありました。

茶室

奥まったところにある茶室。
分かりづらいですが、畳が金色でした。

宇多須神社

地図で見つけていた神社へ。
今年に入ってまだおみくじを引いてなかったのです。

おみくじ

おみくじ50円はお賽銭箱に入れるんですか。
そういうシステム、初めてです。
ちなみに恋みくじも50円。

路地

神社から戻ってきました。
メインストリートから横に入る筋、奥のお店が気になって入っていくと、

駄菓子屋さん

こういう昭和の香りたっぷりなお店、大好物です。
私の子供時代にも既になかったけど、懐かしい気分！

ゴーシュ

駄菓子屋さんの並びも数軒のお店がある小さな路地。
その中の町家カフェ、ゴーシュというお店でランチにしました。

洋酒のミニボトルたち

入ってすぐの棚の一角に、古めかしい洋酒のミニボトルがたくさん。
かわいい。
セロひきのゴーシュから名前を取ったお店なんですね。

窓際の座敷席

ピザ　マルゲリータ

私はピザ(1000円)、姉は茄子カレー(1100円、ミニサラダ、ドリンク付)を注文。
全席お座敷で、カウンターもあるのでひとりでも入りやすい雰囲気。
路地に面した掘りごたつの席で小一時間まったり過ごしました。

ふ

ぽっこりおなかを抱えて再び路地を散策。
これ何！？と思ったら麩でした。
ちゃんとのれんにも書いてあった。

浅野川大橋

ぶらぶら歩いて茶屋街を出て、すぐ近くの川べりへ。
橋のたもとにバス停があるので、ここから兼六園へ向かいます。

金沢城下まち周遊バス

今回ぐるりんパスで活用した交通手段がこのバス。提示すれば無料で何度でも乗れます。
ただ金沢市内はバス網が充実していて観光にとても便利ですが、いろんな種類がありすぎるのと同じ路線でもバスの車両が統一でないのとで、少々ややこしい印象でした。
やはり事前に調べていくべきですね。

金沢城石川門

兼六園下でバスを降り、石段を上がると右手に堂々たる石川門。
青空にお城って本当によく映える。

兼六園

有名な小橋と灯籠、霞ヶ池。
雪化粧でなくても美しい景色です。

唐崎松

冬の風物詩、雪吊りが施された唐崎松。
ほかにも広い園内にたくさんの立派な松が植わっていました。

金沢の空

この青空なら！と、リベンジを固く誓って私たちが向かった先は…

金沢21世紀美術館

再び、美術館でした。
昨日とは打って変わった天候で、やっぱり晴れやかな気分で入館。

レアンドロのプール　1階

まずは悪天候で出られなかった中庭の、プール上部へ。
今度はプールの中に人がたくさん潜っているように見えるという不思議を体感。
何回見てもおもしろくて飽きない！

タレルの部屋

そしてこれ！これが見たかったんです！！
直島にもあるという、天井を正方形にくりぬいた部屋。
すごい。しーんと静かで、音がなくて、でも天井もなくて、おもしろい空間。
切り取って見るって、いいなぁ。

地下に降りる階段

吹き抜けになっていて、大きな作品が吊るしてありました。
芸大の卒業制作展、すごく面白かった！

尾山神社

次に向かったのは、バスの窓から何度も見かけたステンドグラスが気になっていた場所。
ガイドブックで調べてみて教会ではなく神社だったことに驚きました。

門

写真では見えづらいですが、塔のてっぺんがステンドグラス。
太陽の光でカラフルに見えて、とてもきれいでした。

長町武家屋敷跡

さらに歩いて向かったのが、長町武家屋敷跡。
時代劇が大好きな私、武家屋敷跡と聞けば行かずにはいられません。
さすがに映画村みたいな場所ではないけど、それでもお堀があったり土塀が続いていたり、風情のあるところでした。

金沢市老舗記念館

「入館料100円で本当に楽しめますから、はいはいどうぞ中へ中へ」と強引な呼び込みのおじさまに捕まって入った記念館。
古い商家をそのまま移築したらしく、昔ながらの帳場が再現してあったり、2階には金沢の嫁入り道具や老舗の紹介の展示があったり。
まぁ100円にしては確かに面白かった。

メープルチュロ

長町から歩いてすぐの香林坊のスタバで休憩。
これが金沢最後の食事という、なんとも旅情に欠ける私たち…

駅弁

名物の笹寿司入りのお弁当を買って再びサンダーバードに乗り込み、京都へ。
何につけても胃をやられていたのが致命的な、でもアートは満喫できた旅でした。