メキシコの小っちゃな村vol.4 レアル・デ・カトルセ

2009/12/24 - 2009/12/26

メキシコには小さくとも、美しくかわいい村が多い。メキシコシティから週末を利用して行けるところもあるので、できるだけ訪ねてみたいと思う。

といいつつ、第４弾はサン・ルイス・ポトシ州、レアル・デ・カトルセ。遠い!!
メキシコシティから、まずは夜行バスでマテウアラまで８時間。そこからローカルバスでさらに２時間。連休にしか行けません。。。

エリア その他の都市(メキシコ)

レアル・デ・カトルセは周囲を山に囲まれた陸の孤島。アクセス経路は１００年以上前に人力で掘られたというトンネルのみ。＊写真はレアル側から撮ったもの。

乾燥した朝の冷たい空気に包まれて、まずは町を散策。

ぷらぷらしてるとおじさんたちが馬に乗らない？と声をかけてくる。それが目的なのでもちろんOKだけど、ほかにも人を集めるので結構待たされる。お値段は交渉次第。

この日はさっそく砂漠へ…。
黒い服のおっちゃんが案内人。白い頭が私を乗せてるお馬さん。

砂漠、というより荒野かな。

レアルで砂漠といえばコレ、ペヨーテ。
サボテンの一種で幻覚作用があるらしく、ウイチョールの人たちは儀式につかうとか。

戻るときになってあの山の中から来たことを思い出す。けっこう下ってきたんだなぁ、と。

帰りにちょっと廃墟となった鉱山へ寄り道。
完全な廃墟なのに住んでる人がいるのがすごい。

町へ戻ってきたので、とりあえずメインの教会へ。ここはカテドラルではなく、パロキア。

大好きなドーム部分。
太陽や月がメキシコっぽい。

クリスマスなので祭壇ではナシミエント（キリストの生誕）の場面が再現されてます。

やっぱり泊まるといいなぁと夕暮れ時に思う。

こういう空が大好き。もうちょっと晴れてるといいんだけど。

翌日、別のおっちゃんとウイチョールの聖地ラ・ケマーダへ。

目指す頂上へはここから徒歩。かなり長いこと馬に乗ってたので、足・腰・肩が痛い。

ウイチョールの人たちが供えていったものの残り。
一番、繊細でカラフルな手工芸品を作る先住民だと思う。

続いて行ったのが、プエブロ・ファンタスマ。直訳すると幽霊村？ここも廃墟です。

一日中、一緒だった私の愛馬。

こっからが一番いい景色かも。

もう帰んなきゃいけない時間。またこっからバスに揺られて計10時間以上。次はいつ来れるんだろうか…。