2009/12/24 - 2009/12/24
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bunkichiさん
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12月1日から25日まで、横浜山手地区に残る西洋館において、世界各国のクリスマスをテーマにした「山手西洋館 世界のクリスマス2009」なるイベントが開催されてました。
このイベントも今年で10回目ということで、行こう行こうと思いつつも、気がつけば、開催期間もあとわずか。
こりゃいかん!と慌てて、横浜山手洋館を駆け回ってきました。
入館無料の上、いろいろなイベント、サービスもありますので、機会のある方は、ぜひ確認してから行くことをお奨めしま〜す!
山手西洋館 世界のクリスマスとイルミネーション
http://www.yamate-seiyoukan.org/yamatesho2009.html
山手西洋館
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/index.html
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最初に訪れたのは横浜市イギリス館です。
名前の通り、ここでのテーマ国は「イギリス」です。
平日の午前中なので、まだ訪れる人もまばら、まさか休館ではないのかと少々不安になりましたが、どこかのおばちゃんの後にくっついてコソコソ扉を開けてみました。横浜市イギリス館(旧英国総領事公邸) 名所・史跡
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イギリス館は、昭和12(1937)年に上海の大英工部総署の設計によって、英国総領事公邸として、現在の地に建てられました。鉄筋コンクリート2階建てで、広い敷地と建物規模をもち、東アジアにある領事公邸の中でも、上位に格付けられていました。
【(財)横浜市緑の協会ホームページより】
横浜市イギリス館
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/igirisukan.html -
ここでのクリスマステーマは、ロンドンでキリストの幻視体験をしたスウェーデン人の思想家『スウェーデンボルグへのオマージュ』だそうです。
オマージュ?なんじゃそりゃ??
Wikipediaによれば、
「芸術や文学においては、尊敬する作家や作品に影響を受けて、似たような作品を創作する事。また作品のモチーフを過去作品に求めることも指す。」
ますますよくわからないけど、ゲージュツぽいものが並んでました。 -
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寝室は、いかにもイギリスぽい?シンプルで気品あふれる雰囲気をかもしだしていました。
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次に訪れたのは、山手111番館です。
ここでのテーマ国は「ポルトガル」です。
山手111番館は、反対側の入り口にある喫茶室、ローズガーデン「えの木てい」は何度か利用したことがあったのですが、こちら側が展示室になっているのは、知りませんでした。
m(__)m スマンデス山手111番館(旧ラフィン邸) 名所・史跡
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夜は、みごとなイルミネーションで彩られておりました。
(^◇^ ;) ほぇ〜
山手111番館は、大正15(1926)年にアメリカ人ラフィン氏の住宅として現在地に設計されました。設計者は、べーリック・ホールを設計したJ.H.モーガンです。
【(財)横浜市緑の協会ホームページより】
山手111番館
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/yamate111.html -
ここでのクリスマステーマは、『海から始まる煌きのクリスマス』。
ポルトガルの航海時代からの500 年の歴史を伝える美しいタイル画アズレージョや煌く光を有効に使った気品あるコーディネート」だそうですが、よくわかりましぇん??
なんかスゲーなということでご勘弁を...。 -
やはり目をひいたのは、食卓です。
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w(°0°)w オォー!
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美味そう♪
一番右の皿はヤツメウナギだそうです。
ここでは、ハーブの花をプレゼントしてくれました。
(人'▽`)ありがとう☆ -
3番目に訪れたのは山手234番館です。
ここでのテーマ国は「コスタリカ」です。山手234番館 名所・史跡
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夜のイルミネーションもすてきでした。
(^◇^ ;) ほぇ〜
山手234番館は、昭和2(1927)年頃外国人向けの共同住宅(アパートメントハウス)として、現在の敷地に民間業者によって建設されました。関東大震災により横浜を離れた外国人に戻ってもらうための復興事業の一つとして建てられ、設計者は、隣接する山手89-6番館(現えの木てい)と同じ朝香吉蔵です。
【(財)横浜市緑の協会ホームページより】
山手234番館
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/yamate234.html -
ここでのクリスマステーマは、『世界一幸せな国のクリスマス』です。
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「雪もモミの木もないコスタリカのクリスマスツリーは形式にこだわらず、各家庭で工夫を凝らし、美しく飾りつけをします。」との説明の通り、確かにツリーには、雪の飾り付けはありません。
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食卓からは食欲に加え、中南米の情熱が伝わってきます。
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4番目の訪問先はエリスマン邸です。
ここでのテーマ国は「フランス」です。
エリスマン邸は、生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人として活躍した、スイス生まれのフリッツ・エリスマン氏の邸宅として、大正14(1925)年から15(1926)年にかけて山手町127番地に建てられました。設計は、「現代建築の父」といわれるチェコ出身の建築家アントニン・レーモンドです。
【(財)横浜市緑の協会ホームページより】
エリスマン邸
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/erisumantei.htmlエリスマン邸 名所・史跡
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ここでのクリスマステーマは、『Riviere de Bronze【ブロンズ色の川】』です。
「館の玄関からアンティークなブロンズ色の装飾が食堂、応接室へと川の流れのように広がります。
ダイニングテーブルはクリスタルの煌めく食器とともに光とブロンズカラーのシックな空間をお楽しみください。」ということなので、よくわからないけどおじゃましました。
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なかなかシックな応接室です。
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感受性が鈍いので、「アンティークなブロンズ色の装飾が川の流れのように広がっている」とは思えなかったけど、やはりシックなダイニングルームです。
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でも「ダイニングテーブルはクリスタルの煌めく食器とともに光とブロンズカラーのシックな空間」は十二分に楽しむことができました。
w(☆o◎)wまぶしいよー。 -
5番目の訪問先はべーリック・ホールです。
ここでのテーマ国は、また「イギリス」です。
べーリック・ホール(旧ベリック邸)は、イギリス人貿易商B.R.ベリック氏の邸宅として、昭和5(1930)年に設計されました。第二次世界大戦前まで住宅として使用された後、昭和31(1956)年に遺族より宗教法人カトリック・マリア会に寄付され、平成12(2000)年まで、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎として使用されていました。現存する戦前の山手外国人住宅の中では最大規模の建物で、設計したのはアメリカ人建築家J.H.モーガンです。
【(財)横浜市緑の協会ホームページより】
ベーリック・ホール
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/berick.htmlベーリック・ホール 名所・史跡
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入り口の街灯にもステキなデコレーションが施されて、このイベントに対する気合いを感じます。
ただ残念なことは、ここベーリック・ホールは、日没後、イルミネーションに彩られた庭が17時を過ぎると門が閉ざされてしまい、なかから見ることが出来ません。
キレイなだけに、悔しいよー!!
。゚(/□\*)゚。わ〜ん -
さて、ここでのクリスマステーマは、『ベリック邸のクリスマス』と非常にわかりやすいというか、そのままです。
「イギリス人貿易商ベリック氏が家族と過ごしたクリスマスをイメージして、沢山のクリスマスツリーをオーナメント、ティーテーブルセッティングと共にお見せします。
Cozyで温かいファミリークリスマスをお楽しみに!」との説明ですが、 -
「cozy」(居心地のよい; こぢんまりした)と呼ぶには私のようなビンボー人には、抵抗を感じる豪華なクリスマスディナーテーブルが目に飛び込んできました。
\(◎∠◎)/オウ〜ビックリデース -
階段には靴下がキレイに並べられてました。
でも、ビンボーな私は、これ全部にプレゼントを入れたら破産してしまうのではと不安を感じました。 -
2階の子供部屋です。
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ツリーの飾りも凝ってます。
まさに、「温かいファミリークリスマス」という雰囲気を思いっきり、かもし出しておりました。
(*^m^*) -
6番目の訪問先は山手イタリア山庭園にある外交官の家です。
ここでのテーマ国は、「ノルウェー」です。
外交官の家は、ニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などをつとめた明治政府の外交官内田定槌氏の邸宅として、東京渋谷の南平台に明治43(1910)年に建てられました。設計者はアメリカ人で立教学校の教師として来日、その後建築家として活躍したJ.M.ガーディナーです。
【(財)横浜市緑の協会ホームページより】
外交官の家
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/gaikoukan.html -
日が暮れると、まるで昔のWindows95か98の壁紙のような光景が見ることができます。
ちなみに 22日と23日は、ここ山手イタリア山庭園の並木・水路に2,000本のキャンドルをともす「キャンドル・カフェ」を開催されてたそうですが、本日は24日。
後の祭りです・・・・。
。゚(/□\*)゚。
ぜひ、行かれる方は、事前にイベント予定を確認しましょう! -
さて、ここでのクリスマステーマは、『森と氷のバラード 〜遙かなるオーロラに想いを寄せて〜』。
「ノルウェーの自然は限りなく美しく、また時として厳しくもあります。
森、氷、オーロラをテーマに、自然と共生するノルウェーの人々のクリスマスを紹介します。」との説明の通り、いかにも北欧ノルウェー、オーロラの国といったイメージのディスプレィがされてました。 -
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それぞれの部屋の落ち着いた雰囲気に加え、これでもか、これでもかといった気迫さえ感じる魅力的な小物の数々に圧倒されました。
|||||||||||||凹[◎凸◎;]凹|||||||||||||
テーブルの上にも可愛いサンタが並べられてました。 -
ソファーは可愛いお人形さんでいっぱいです!
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靴下の代わりなのか、よくわかりませんが、階段には可愛い小袋がたくさん吊されてました。
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また人形の他にも部屋のあちらこちらに花、植物の飾りの多さに目を奪われてしまいました。
\(◎o◎)/! -
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最後の訪問先は同じく山手イタリア山庭園にあるブラフ18番館です。
ここは昼の光景も夜景もステキなところです。
(夜景は表紙の写真を参照下さい。)
そして、ここでのテーマ国は、「イタリア」です。
ブラフ18番館は、関東大震災後に山手町45番地に建てられた外国人住宅です。戦後は天主公教横浜地区(現カトリック横浜司教区)の所有となり、カトリック山手教会の司祭館として平成3(1991)年まで使用されてきました。
【(財)横浜市緑の協会ホームページより】
ブラフ18番館
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/burahu18.html -
ここは、外観もステキですが、内部は更にオシャレのフルスロット全開であります。
花の咲く頃のここから見える光景は、想像するだけでも目眩がしそうです。
さて、話はもどして、ここでのクリスマステーマは、『Buon Natale 〜愛と平和のクリスマス〜』
「カトリック、芸術、ファッション、イタリアのいろいろな魅力を表現するクリスマスデザイン」です。 -
ダイニングルームは、いかにもイタリヤー!
ハデですね!!
先の外交官の落ち着きとの落差が大きすぎますね。
部屋にいるだけで愛の情熱わき上がってきます。
そうですこれが愛です。Amoreです!!
♪~~((*^o^*)(o^_^o))~~♪ -
でも、いざテーブルにつくと、コテコテのニッポン人のおいらには、ハデすぎます・・・。
この色は胃にもたれそうだ・・・。 -
別の部屋に移動しました。
おっ!ぐっどオシャレですね。
\(#⌒0⌒#)/ -
でも、テーブルの上は、おじさんの目には、やっぱりハデすぎます!!
(〇o〇;) !! -
室内は他にもイタリア風ゲージュツモニュメントであふれておりました。
-
いやー良いものを見せて頂きました♪
有難いことです。冥土のお土産になりそうです。
(°_。) ?
「山手西洋館 世界のクリスマス」は、来年もまた開催されるでしょうから機会のある方は、できたら平日に見に行かれることをお奨めします。
(休日は大混雑必至)
また行く前には、イベント情報で確認するといろいろサービスもありますよ!!
(^○^)/
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