子連れで南スペイン　①

2009/10/16 - 2009/10/19

旅行パンフレットで見たロンダの絶景に魅せられて南スペインドライブ旅行へ。
当初５月に行く予定が、新型インフルエンザの流行で１０月に延期。
計画期間が増えたことで、El Bulliの持つホテルを見つけ、その料理も堪能できて楽しい旅行になった。

[行程]
1日目　マンチェスター出発～マラガ　マラガ泊
2日目　マラガ～セビリア　　　　　　セビリア泊
3日目　セビリア～ロンダ　　　　　　ロンダ泊
4日目　ロンダ～ミハス～マラガ～マンチェスター帰宅

エリア スペイン

• 交通手段: レンタカー

子供達を学校へ迎えに行ってそのまま空港へ。
車を空港の駐車場に停めて、子供達を制服から着替えさせてチェックイン。
今回はbmi babyを使ってマラガまで飛ぶ。

マラガ空港に到着した後、空港で予約していたレンタカーを借りる。
しかし、カウンターでチャイルドシートを渡され・・これって自分達で運んで着けろってこと？
ブツブツ言いながら装着し走りだす。

空港近くのHoliday Inへ向かうがなかなか行き着けず・・
迷いに迷ってようやくチェックインできた。

翌朝、ホテルで軽い朝食を済ませてセビリアへ向かう。
出てすぐ迷ったけれど、それ以降は迷わず無事セビリアまで行けた。

小路に入ったところでおじさんに誘導されて車を停める。
臨時駐車場？いくらかお金を渡す。路駐なんだけど・・
どうやらスペイン広場の近くらしい。
噴水に子供達が反応。

この階段、スペインらしくてとてもキレイ。
写真を撮った後、歩いてカテドラルへ向かう。

オペラの「カルメン」でカルメンの勤め先とされた旧タバコ工場。
今はセビーリャ大学の法学部となっている。

カテドラルに到着・・が、入場するのに行列。
それにしても、大きくて立派でビックリ。

中も立派で、さすがスペインで最も大きいカテドラル。
世界でも3番目に大きいそうだ。

コロンブスの墓。
棺をレオン、カスティーリャ、ナバラ、アラゴンの4つの国の王の木像が担いでいる。

カテドラルの鐘楼、ヒラルダの塔へ上る。
オレンジのパティオとセビーリャの街並みが美しい。

子供達はヒラルダの塔も抱っこをせがむことなく自分で上がって下り、成長を感じた。
左がヒラルダの塔。

カテドラルを出たところにあるレストランで遅い昼食を食べる。
これは、お肉のメイン。

カラマリ。

トルティージャとサラダ。
私と夫は今夜、ホテルで子供が寝た後エルブリの料理を堪能するつもりなので軽く・・と思っていたのに。
これってオーダーしすぎでしょ？

アルカサル宮殿へ。
イスラム文化がもたらしたスペイン独自の様式、ムデハル様式の代表例とされる宮殿。

横の壁がスペインらしくキレイ。

結婚式をしているカップル。
こんなところで結婚式というのも素敵。。。

庭の壁が長く続く。
人が歩いているので歩けるらしく、子供達を夫に預けて行ってみる。

壁の2階は狭いけれど廊下になっていてかなり長い。
先まで行って反対側から写真を撮ってみた。

アルカサルを出て車へ向かう。

車を走らせて２０分ほどで今夜のホテルHacienda Benazuzaに到着。
ここはスペインの3つ星レストラン「El Bulli」の持つホテル。

車を停めてレセプションへ。

レセプションの横のモニターで料理の映像が流れている。
さすが、やっぱりホテルであっても料理に力が入っているのね。。。

チェックインを済ませて部屋へ。

部屋は、予約していたものよりランクアップされていた。
広くて豪華！

プールが使えるということなので、早速プールへ。
庭へ向かうと、こんな素敵な寛ぎスペースがある。

結構広いプールで快適そう。
カップルが思い思いにゆったりと過ごしている（この写真は朝のもの）。
この奥に子供連れ用に仕切られたスペースがあるらしい。

メインプールからは見えないように仕切られていてホッ・・
ただ、子供達のはしゃぐ声が大人の雰囲気を壊して申し訳ないけど。

プールの後、子供達にお昼ご飯の残りと、夫が買いに行ったパンの夕食を摂らせて寝せ、2人でホテルのレストランへ。

メニューはなく、日替わりのコースのみ。

キールロワイヤルを食前酒に頼んで、料理がスタート。
これはオリーブ。
でも、口に入れると卵黄のようにトロリと溶けて、なんとも不思議な食感なのです。

グラスでサーブされたのは小魚のフライ。
とても小さなレモンの風味の魚のフライでおつまみに良さそう。
手前は、ピーナツプラリネ。
チューブのピーナツペーストをかけて食べる。

マテ貝に泡のソースがかかっている。
私達、食べ方を間違って、下の貝の殻と一緒にガジリ！
ガジガジ何かおかしい・・・美味しくない・・・殻はお皿代わりじゃない？
お皿をさげに来たお店の人に笑われてしまった（汗）

イベリコハムバケット。
美味しい〜
でも、メインにいくまでに何皿でてくるんだろう・・

ポテトオムレツ。
これがオムレツ！？軽いムースのような食感。
でも、確かにポテトオムレツ味。

Ajo blanco、エビとヤマドリ茸とアスパラ添え。
Ajo blancoとは、アーモンドとニンニクの白い冷製スープのことらしい。
さっぱりしていて美味しかった。

ツナ・ヴェントレスカ、ツナマヨネーズと添え。
これもさっぱりしていてペロリ。
マグロのたたきのような感じ。

ポレンタのニョッキ。
ポレンタとは、とうもろこしの粉を練ったものらしい。
口の中に入れるとトロリととろける、これまた不思議な食感。

魚のメイン、赤ボラのキャベツ・ポテトハムピューレ添え。
これが残念で少し魚が生ぐさい感じがした。

お肉のメイン、ウサギの肩肉、アップルゼリー添え。
美味しいけど、ちょっとクセがある感じ。

デザートのチョコレート。
名前はChocolate in textures・・何と訳せば良いのでしょう・・

もうお腹いっぱい〜と思っていたら、ホワイトチョコレート・イングリッシュブレッドがド〜ンと出てきた。
給仕の人がヨーグルトパウダーをかけて去っていったけど、こんなに沢山食べれないよ・・・
が、食べたらビックリ！口の中で超軽いシャーベットのようにシュルシュル溶けてあっという間に2人でペロリ。
右側のものは凍らせたフルーツゼリーのような感じ。

もうお腹いっぱい！
美味しい上に、どんな料理か食べるまでワクワクする食事だった。
大満足で部屋へ戻り就寝。