ゴルフカートで島めぐり（09'-10' メキシコの旅⑧）

2009/12/24 - 2010/01/04

カンクンでの３泊４日。
２日目にはイスラ・ムヘーレスへ。

ゴルフカートで島をめぐった一日の旅行記です。

♪09'-10'メキシコの旅・スケジュール♪

12/24　出国・メキシコシティ着（シティ泊）
12/25　シティ→タスコ（タスコ泊）　http://4travel.jp/travelogue/10416070
12/26　タスコ→シティ（シティ泊）　http://4travel.jp/travelogue/10416073
12/27　テオティワカン（シティ泊）　http://4travel.jp/travelogue/10417123
12/28　シティ→メリダ（メリダ泊）　http://4travel.jp/travelogue/10418082
12/29　チチェン・イツァ（メリダ泊）　http://4travel.jp/travelogue/10419290
12/30　クサマからのセノーテめぐり（メリダ泊）　http://4travel.jp/travelogue/10419404
12/31　メリダ→カンクン（カンクン泊）
1/1　　イスラ・ムヘーレス（カンクン泊）　http://4travel.jp/travelogue/10420415
1/2　　カンクン（カンクン泊）　http://4travel.jp/travelogue/10420414
1/3　　帰国の途へ
1/4　　日本着

エリア イスラ・ムヘーレス(メキシコ)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: アメリカン航空

イスラ・ムヘーレス行きのフェリーが出るプラヤ・トルトゥガスへ、てくてくと歩く。やっぱりカンクンは、歩いている人が少ない。というかほとんど会わない。このホテルゾーンは優雅なバカンスの人が多くて、オールインクルーシブでホテルから出ないか、ちょっとの距離でもタクシーなのかな。
カンクンは、こんな風に道路脇にイグアナが何匹もいました♪

歩き方リゾートの地図では、私たちのホテルから10分程度の距離だった。でも歩き方の地図では2?くらいある。10分で着いたらうれしかったのだけど、残念ながら、正しいのは歩き方の方でした（ちなみにリゾートは、全体的に地図がいい加減だった）。フェリー乗り場へ着くと、ちょうど10分後くらいに出る11時のフェリーがあった。

チケットを買い、海の方へ歩いていく。いい風景に心が踊ります！！

きれーい！！何この海の色っ！！！

単なるフェリー乗り場と思っていたのに、すでにこの美しさ。さすがカリブ海。こじんまりしているんだけど、海も白い砂浜もとってもとってもキレイで、海辺のレストランも雰囲気があっていい♪

このフェリーで行きます。出発の11時になっても来ず、30分くらい遅れての出発だったかな？乗る前に係のお兄さんが、帰りのフェリーの時刻や乗る会社を間違えないようになど、スペイン語と英語でジョークを交えながら説明してくれる。

船の上から見るカリブ海が、これまたこのとおりの美しさ！！！バスクリンでも入れたんじゃないかと思うような、このエメラルドの海！！！なんて素敵なんだろう。間違いなく、これまで見た海の中で一番キレイ。

フェリーの上のデッキ。床に座って、思いっきりくつろぐおじさん(笑)。

何度見てもキレイ。どうしてこんな色になるんだろう。バスクリンじゃないなら、絵の具でもこぼしたんじゃないかしら…。

イスラ・ムヘーレスに到着。降りると、スクーターやダイビング、そしてお目当てのゴルフカートの客引きがいっぱい。このこじんまりした島の感じ、すっごくワクワクする！！カンクンのような大型リゾートより、こっちの方が私は好きです。

しかし、セノーテの悪夢再来…。島に来たのが遅かったのか、世界中のほとんどの人がバカンスであろうこの時期（今日は元旦）だからか、ゴルフカートが人気で出払ってしまっていると…。ゴルフカートを求める人々がうろうろしている…。えーーーー。

ようやく、30分待ちなら借りれるというレンタル屋さんをみつけた。…が、普段なら誰かしら持っているはずの日本の免許を、今日に限ってというか今日だからか３人ともホテルに置いてきてしまっていたのです。だって、部屋に金庫があるなんてこの旅で初めてだったし、ゴルフカートに免許が必要なんて知らなかったし…完全なる過失。自分たちが悪いのだけど、それが書いていなかった歩き方へも不満がつのる。せめて「日本の免許で借りれる」と書いて欲しかった…。

店の前に座りこみ、途方に暮れる私たち。夫も「どうしたらいいかな…うーん…」と頭フル回転な感じで考えているようだけどもちろんどうにもならず。すると気の毒に思ったのか、そのレンタル屋の店員さんの１人が声をかけてきた。「島めぐりなら、タクシーに乗る方法もあるよ」と。いえいえ、ゴルフカートで島めぐりがしたかったのです。少し間があき、「じゃあ、自分がゴルフカートを借りて運転しようか？好きなところへ行っていいから。」と…。えっ…！！本当ですか？！

というわけで、島生まれ島育ちのカルロスと、４人で島めぐりをすることになった。出発〜！！！まずは、プラヤ・ノルテで泳いでランチです！！！

きれい！！とにかくきれい！！！

さっそく水着の上に着ていた服を脱ぎ、海に入りまーす♪こんな風にすごーーーーく遠浅で、ずっとずっと遠くへ行っても行っても、このキレイな海が浅いまま続く。

ビーチではこんな感じにみんなのんびりバカンス中。海もキレイだし、ビーチもとってもいい雰囲気。最高〜！！

ひと泳ぎした後は、ビーチにあるこのバー＆レストランでランチ♪

こんな風に私たちもブランコに座って食事♪ハンモックもあり、みんな思い思いにのんびりしている。私もハンモックに寝てみるけど、慣れないせいか安定しない…。

海へ来たら食べようと思っていたセビーチェ。酸味がすっごくいいっ！

こんな風にビーチに屋台もあります♪まだ食べているのに、お迎えをお願いした時間になってしまい、まあきっと遅れてくれでしょーとかのんきに食べていたら、メキシコ人なのに時間ピッタリに来てくれたカルロス。申し訳ないけど、あと30分後にまた来てもらうことに。

さあ、ビーチに別れを告げ、南の端のイスチェル遺跡の方へ向かいます！

途中で、カルロスに「カルロスは日本語で何て言うの？」と聞かれた。夫が「カルロスはカルロスだよ。」と言うと、「そうなのか…」と、ちょっと残念そう。

途中で、ウミガメを見ることにした。

赤ちゃんウミガメから大人まで、それぞれのプールで泳ぐウミガメ。生まれて初めて見たけど、すっごくかわいい！触っちゃダメ、という張り紙があるのに、地元だからいいのか（多分本当はダメ）、カルロスがウミガメを１匹持ち上げて見せてくれる。

島めぐりの仲間。カルロスとゴルフカート。地元の人が行くキレイなビーチもあって、そこにはシャークがいて写真も撮れるよ、と教えてくれたけど、帰りのフェリーもあるし、時間が微妙な気がして断念。でも帰りもフェリーも結局遅れたし、行けばよかったな。

ガラフォン国立公園が見渡せる展望台風になった道路脇。ここでストップして、少し海を眺める。見えづらいけど、ターザンみたいなアクティビティをしている人が！おもしろそう〜。カンクン発でここへ行くツアーもあったけど、それよりビーチで泳いで島めぐりの方がいいかなと思い、こっちを選んだのです。でもターザンはちょっとおもしろそう！

再びカートに乗り込み、南の端を目指します！

到着。入り口の売店でアイスを買った。チチェン・イツァと同じようなアイスなのに値段は全然違う。アイスを食べながら、一番端の断崖を目指します。

風が強くて、波が渦巻いている。ビーチとは違う顔のカリブ海。島の先っぽにいるので、見渡す限りカリブ海。この端っこからのカリブ海を見たくてここへ来たの。写真だと普通にしか見えないけど、波が荒くてもやっぱり透明度は抜群で、波で立った泡がせっけんの泡みたいに真っ白。そしてやっぱりバスクリンか絵の具色の水。

階段があって、下に降りて歩けるようになっている。写真より、さらにもう一段上から降りたような。

けっこう荒く、ザッバーンと岩に波がぶつかる横を、こんな風にてくてく歩いてゆきます。水のかかるアトラクションを思い出し、地面の濡れているゾーンでしばらく波を待つけど来ず。仕方なく歩き出したら大波がきて、私ではなく、濡れる予定のなかった夫と母にかかった。ちなみにここにもイグアナが何匹もいました。

ビーチもいいけど、カリブ海をのぞむ断崖を歩くのもなかなかよい。そうこうしているうちに、風はどんどん強くなるし、雲行きも怪しくなってきた。まだカルロスとの約束の時間まであったけど、ポツリポツリと始まったので、入り口まで引き返す。すると、すべてを察していたかのように、カルロスがニコニコと待っている。アミーゴ！何て気が利くの！！

カルロスの運転で、フェリー乗り場を目指します。南端まできてそのままぐるーっとまわって戻るルート。まさに島内一周。こっち側はさらに素朴というか、地元の人が普通に生活するエリアみたい。海もあるけどビーチではないし、地元の子供たちや犬もいて、民家もいっぱいあった。

フェリー乗り場に到着。ここでカルロスともお別れです。カルロスには本当に感謝！おかげでカリブ海の別の顔も見れたし、ゴルフカートで風を切りながら島を周れた。ムチャス　グラシアス！！

イスラ・ムヘーレスはとてもいい島だった。次にカリブ海に来たら、カンクンではなく島に泊まりたいと思いました。名残惜しくはあるけれど、30分以上遅れた、冷房がガンガン効いたフェリーで、カンクンへ戻ります。
＊カンクンの旅行記はこちら
http://4travel.jp/traveler/mayu1210/album/10420414/