2009/12 - 2009/12
43位(同エリア474件中)
SATORUさん
- SATORUさんTOP
- 旅行記378冊
- クチコミ0件
- Q&A回答1件
- 370,326アクセス
- フォロワー65人
昨年12月26日から11日間キプロスと中東を旅行していました。
キプロス…。
この国の名前を知ったのは今から10年前の事だ。
当時ドイツ・フランクフルト〜トルコ・イスタンブールまで陸路で一人旅をしていた。
ギリシャからトルコへ電車で国境を越えるとき、
「絶対に何があっても写真を撮るな」と言われ、
国境を越える間入国管理官は私が不審な行動を取らないように、
しっかり見張っていた。
いつも国境を越えるとき、
そこまで厳しくないのに何でそこまで厳しく見張るのか?
不思議に思い帰国後両国間の関係を調べてみると、
そこに「キプロスの領土問題」があった。
キプロスの領土の北側をトルコ人、南側はギリシャ人が住んでいる。
北キプロスは国として承認しているのはトルコのみ。
キプロス自体は現在EUに加盟していて物価もそれなりに高い。
そんなキプロスへ一度どんなところなのか行ってみたくて、
またレバノンから意外と近いことに気が付き、
今回ついでに訪問することにした。
12月26日
仕事が5時10分に終わり、
何の支度も出来ていなかったので、
押入れから鞄を引っ張り出し、
服を数枚、小さなバック、
パスポート、E-チケット(航空券)など
をかばんの中に入れ、
6時に家を出発した。
空港に着き早々にチェックインカウンターへ。
窓際を指定したが、
この日の飛行機は満席で窓側も通路側も席が用意できないとの事だった。
仕方なく真ん中の席でドバイまでの10時間耐えなければいけなくなった。
私の隣に座っていたおばちゃんは、
ブラジル生まれの日系人でサンパウロへ帰るとの事。
反対側はアラブ人のおっちゃんでした。
おばちゃんとは話をしましたが、
そんなに話が続かず撃沈。
大きい体の人間が席の真ん中で小さくなるのは相当きつかった。
10時間後ドバイへ。
ドバイでは乗り換えが3時間。
キプロス・ラルナカ行きの搭乗ゲートは35番ということを確認し、
時間が来るまでゆっくりしていた。
ぼちぼち搭乗開始かな〜。
なんて思い電号掲示板を見てみると、
バンコク経由、クライストチャーチ行きに変わっていた。
びっくりして行き先案内表示を確認すると、
搭乗ゲートが23番にいつの間にか変更になっていた。
急いで搭乗ゲートに行くと、
そこにはたくさんの人々がすでに搭乗を待っているような状態だった。
中には日本人ツアー客もいて驚いた。
ドバイから4時間。キプロスの空港があるラルナカへ到着。
その日のうちにレバノンへ行くつもりだったので、
キプロス航空の航空券発券カウンターへ行き、
飛行機チケットを購入した。
たくさん席が空いているようで、
簡単に航空チケットを購入することが出来た。
航空チケット代金は150.55ユーロで、
0.55ユーロが手持ちに無かったので、
150ユーロのみを支払い、
端数はいらないと言われた。
キプロスについては情報が無かった。
空港から首都のニコシアまでバスがあるのかどうか…。など。
不安だったので、
最悪の場合自分で運転していこうと思っていたので、
一応国際免許証は持参していった。
そしたら、意外とニコシアまでのバスが1〜2時間に一本程度でており、
レンタカーを借りる必要は無くなった。
1時間半程待ってバスに乗り込み、
首都のニコシアへ。
空港からニコシアまでは40分程度で行くことが出来た。
ラルナカ国際空港からニコシアまでは7ユーロ也。
ラルナカ国際空港からニコシアまでは、
エアポートシャトルバスで移動。
しかし、このエアポートシャトルが使えない。
タクシー業者と談合しているせいか、
首都のニコシアへの中心部から8KMほど離れた場所で降ろされた。
運転手に聞いても「タクシーで市内まで行け」という。
仕方が無いので、
タクシーを捕まえ町の中心部へ向かう。
「メーターをまわして」って言うと、
運転手が「今日は日曜日なので均一10ユーロ」
なんて訳のわからないことを言うので、
少々ムッとして、
「じゃあ、今からタクシーを降りて、他のタクシーを探す」
って言うとしぶしぶメーターを回し始めた。
中心部についたときにはやっぱり10ユーロもいかず、
支払いは7.8ユーロだった。
たった2ユーロといっても、
1ユーロ=135円なので270円になる。
それに、安易にこんな訳のわからない主張を通していたら、
今後キプロスを旅行する日本人が旅行しにくくなるので、
言うべきことはしっかりといわないといけない。
タクシーを降りニコシアの旧市街へ。
ニコシアの旧市街は城壁で囲まれており、
北をトルコ人、南をギリシャ人で占めている。
その城壁内を二分するように紛争を防止するため、
グリーンラインと呼ばれる境界線には、
現在国連軍が治安維持活動をしていた。
当然この付近での写真撮影はNG。
その監視施設周辺には銃を携えた兵士が警備にあたり、
この周辺を通った時、
双眼鏡でしっかりと何者か確認された。
出来るだけ目を合わさないように足早にその場から立ち去った。
このグリーンライン周辺へ行くと、
紛争時に破壊された家々がそのままだったし、
警備も厳しかったので緊張感を感じたが、
そこを離れるとゆる〜い感じで時間が流れていた。
まだ紛争は解決していないといっても、
南から北キプロスへはパスポートを持っていて、
決められたチェックポイントを通過すれば、
自由に行き来することが出来る。
そのチェックポイント以外は、
迷彩色に塗装されたドラム缶が積んであったり、
有刺鉄線が引かれていたりしていた。
但し、北キプロスから南へは自由に行くことが出来ないらしい。
不法入国として扱われるようだ。
また、パスポートに北キプロスの出入国印が押してあると、
キプロスは当然の事、
ギリシャまでもいけなくなってしまう。
私も北キプロスへ行ってみた。
南から行く場合、
出国する際もパスポートのチェックなどは全く無く、
簡単に出国することが出来た。
1分位歩くと北キプロスに到着。
パスポートに出入国印を押されてしまうと不都合が生じる事は、
北キプロス側の人間も理解しているので、
別紙に入国印を押せるように紙が山積みされていた。
その紙に自分の名前、パスポート番号を記入し、
パスポートとともに出入国管理官に提出すると、
その別紙にスタンプを押してくれた。
北と南の国境は歩いて一分くらいの距離。
しかしながら、町の様子が全く違う。
南では有名ブランドのコピー商品なんて見ることは無かったが、
北側では非常にたくさんの商店でコピー商品が販売されていた。
また、北キプロスの方が南に比べれば発展が遅れているように感じた。
しかし、私としては南よりも北のほうが息苦しさを感じず、
また人々にも温かさがあり好きだった。
北キプロスで象徴的なモスクを訪問し、
ケバブの店で食事を取り、
再び南へ戻った。
今度、南へ行く際は北側で入国時に押してもらった紙を提出。
その紙に出国印を押してもらい返還。
そして、また一分くらいの距離を歩き南へ戻る。
今度、南へ戻る時にはパスポートの確認が行われた。
そして、ニコシア旧市街(南側)を散策し、
時間が来たのでエアポートシャトルバスに乗り込み、
6時間ぶりにラルナカ国際空港へ到着。
しかしながら、本当に地球の○き方のギリシャ・キプロスは使えなかった。
情報量が少なすぎるし、書いてることももう一ついい加減だし…。
空港の観光案内所で貰った地図が一番使いやすかった。
観光案内所で貰った地図が無ければ、
北キプロスへはいけてなかったかもしれない。
ベイルート行きのキプロス航空のチェックインがすでに行われているということで、
チェックインカウンターへ行った。
そこで、「レバノンに入国する際ビザは持ってるのか?」
「日本へ帰るチケットは持っているのか?」
などなど色んな質問を投げかけられた。
私からは何度も「何か問題が起きた場合には全部責任を持つし大丈夫」
と言ったが、
そうはいっても入国拒否など何か問題が起きた場合には、
搭乗させた航空会社が全責任を負わなければならないので、
質問しているとの事だった。
早々にチェックインを済ませ出国審査へ。
出国審査も簡単に終了。
ということで21時50分までゆっくりしていた。
ベイルートまでの実際の飛行時間は25分。
その間出てきたものは、
オレンジジュース一本。
機体はおんぼろ飛行機で、
席が壊れていて、
何もしていないのに背もたれに力を加えると、
勝手にリクライニングが効く座席だった。
後ろを見たらごっつい黒人の兄ちゃんが座ってるし…。
離陸する時リクライニングをきかせまいと足で踏ん張るが、
思っている以上に傾斜があり本当に大変だった。
隣の席が空いていたので、
シートベルトサインが消えるとすぐに隣へ移動した。
そんでもって、飛行機チケットの価格は150ユーロ(約20000円)。
高すぎる!!
レバノンへ着き出入国審査へ。
レバノンへはイスラエルへ行った形跡がパスポートに残っていたら、
入国拒否されてしまうので少し緊張したが、
何の質問も無く入国審査終了。
そのまま先へ進もうとすると、
イスラエルのスタンプが無いか入念にチェックする係官?にパスポートを渡し、
そこでも何の問題も無かったので、
無事に入国することが出来た。
この時23時を回っていて、
タクシーでベイルート市内へ向かわないといけなかった。
当然、タクシーの運ちゃんは吹っかけてくる。
言い値30ドルから15ドルまで値段を下げさせ、
ベイルート市内へ向かった。
地球の歩き方を見て決めていたホテルは一杯だったので、
仕方なくいろんな人に聞きながら30分ほど歩き繁華街へ。
飛び込みでホテル探しをするも3軒満室で断られ、
ようやく4軒目で空室のあるホテルを見つけた。
向こうの言い値は1泊60ドル。
明日は早朝に出て行くし朝食もいらないので、
安くして欲しいって言うと、
50ドルにしてくれた。
この時すでに午前12時を回っていた。
前日夜23時台のフライトで熟睡も出来ない状態で、
ドバイ経由キプロスへ。
UAE→キプロス→北キプロス→キプロス→レバノン
と1日でこれだけの出入国を繰り返し、
疲れすぎていて宿に着いたころにはろれつが回らず、
宿の親父からすると、
「こいつ何を言ってるんだ!?」っていう感じだったのかもしれない。
こうして長〜い一日が終了するのでした。
-
機内食。
エミレーツ航空・大阪〜ドバイ。 -
機内食。
エミレーツ航空・大阪〜ドバイ。
到着前に出た食事。
オムレツはボリューム満点だった。 -
ドバイ国際空港。
思った以上に大きくなっていたのにはびっくり。
それに加え、綺麗になっていた。 -
ドバイ〜ラナルカ(キプロス)までの機内食。
さっきオムレツでたんまりと卵を食べたところだったが、
これはこれで卵と卵の間にとろけるチーズが織り込まれていて、
非常に美味しかった。 -
一路ラナルカへ。
-
飛行機内から見たキプロス島。
海は地中海。 -
キプロス内陸部。
もうすぐラナルカ国際空港へ。 -
ラナルカ国際空港から首都のニコシア市内へ向かう空港シャトルバス。
価格は7ユーロ。所要時間は40分程度。
日中は大体1時間に1本位空港からバスが出ていた。
シャトルバスは旧市街から離れた場所に止まるため、
そこから、タクシーで旧市街へ行く必要性がある。
タクシーは7ユーロ〜8ユーロ。 -
空港シャトルバス内にて。
意外と人が少なくゆったり座れた。 -
ラルナカ市内
-
ニコシア市内
-
ニコシア市内
-
モスク。南キプロス。
-
グリーンライン周辺。
北キプロスと南キプロスは現在でも分断されており、
その分断されている周辺を国連軍が治安維持にあたっていた。
現在もグリーンライン周辺は壊された家々が、
そのままの状態で残されている。 -
ニコシア市内。
-
教会。
-
-
-
-
-
-
-
ハマム。
-
-
-
南キプロスで「peace」の文字を発見。
この国の多くの人々が願っていると信じたい。 -
数歩進めば北キプロスへ。
グリーンラインを越えることが出来るチェックポイント。
北から南へは行くことが出来ないが、
南から北へはパスポートを持っていれば自由に行き来可能。
北側でも出入国審査が行われ、
別紙に出入国印を押してもらう。
パスポートに押されてしまうと、
ギリシャ及びキプロスへの入国を拒否されてしまう。
普通に通過する分には、パスポートにスタンプを押されることはない。 -
ニコシア旧市街。
-
北キプロス。
南とは違いコピー商品が多々有り。 -
モスク。
-
タクシー。
8人乗り? -
モスク
-
モスク内。
-
モスク内
-
モスク内
-
シュワルマ。
ナン、ピクルス付きで4ユーロ。
ボリュームは満点だった。 -
ナン
-
ピクルス
-
アイスクリーム屋にて。
多彩なトッピング。
イチジクやバナナなど。 -
アイスクリーム屋にて。
-
タクシーの運転手。
-
ニコシアのバスターミナルにて。
何故かポッカコーヒーが自動販売機で販売されていた。 -
ラルナカ国際空港。
-
キプロス航空の搭乗券。
-
ラルナカ空港の食堂にて。
ピザとトルココーヒー、合わせて7ユーロ也。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
45