2009/12/28 - 2010/01/03
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chat noirさん
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初のアフリカ上陸の地としてアンダルシアから目と鼻の先のモロッコを選んだ。
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空港に降り立ち、思いの他簡素な設備に若干驚いた。
カサブランカという響きに勝手にハードボイルドな雰囲気を感じ取り、ヨーロッパとの地理的に近いため、先進的な設備を勝手に想像していた。
殆どザルの入国審査を通り抜け、両替所が立ち並ぶ一角へ。IDを首からぶら下げた男共がこちらをチラチラみやりながら何やらヒソヒソ囁きあっている。それにイライラしながら換金を済ませ、空港直結の地下鉄に降りた。
ここから確かカサ・ヴォワ何たらというところまで行って電車を乗り継いでマラケシュへ向かう手筈だ。
駅員に尋ねるとこっちの方が効率がいいと、別の駅までの切符をススメてくれた。確かにマラケシュまでの乗り継ぎはいい。本当はカサブランカを2、3時間ブラブラする筈だったが、この分だと夕方迄にはマラケシュへ着きそうだ。 -
社内放送が無いため、社内検札の時に一つ目の駅で降りることを確認した。
確か、l'oasisとか言うこぢんまりとした駅だった。
そこで一時間弱待ち合わせたか。
若干遅れ気味で到着したマラケシュ行きの列車に乗り込んだ。
ホームの電光掲示板はくれぐれもあてにしないことだ。
列車が到着し、扉が開いてから表示が変わったので
危うく、乗り過ごすところだった。
他の乗客に確認して乗るのが一番確実だ。
心配することはない。
ちゃんと丁寧に応じてくれるから。
フライトと合わせると合計21時間半の移動時間。
さすがに疲れた。 -
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マラケシュ駅は思ったより造りが新しい。いつもの通り
駅前に居を構えるホテルチェーンにチェックイン。
ところが、オーバーブッキングが発覚し、よりメディナ寄りの4つ星ホテルへ飛ばされるハメに。 -
とは言っても
グレードは断然上で翌日のメディナ探索を考えれば好都合だ。ホテル手配のタクシーでイギリス人とマレーシア人の旅行者と共にホテルへ向かった。
初日は移動の疲れで外を歩くのはさすがに避けて眠りについた。 -
朝。
食事は拍子抜けするほど簡素。パンと薄いパンケーキのようなものとヨーグルト、ジュース、コーヒーをセルフサービスで。後に分かったことだが、モロッコの朝食なんてこんなものらしい。その後どこのホテルに泊まっても似たり寄ったり。スクランブルエッグとベーコンを期待していたからか肩透かしを食らった格好だ。
早朝にチェックアウトし、極力コンパクトに纏めた荷物を担いで、メディナへ向かった。クトゥピィアで写真を何枚か撮った後、ケンタッキーでブランチ。
その後、若干迷いながらも次のリヤドへ到着。
写真はアグノウ門。 -
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リヤドの周辺。
クトゥピアを目印に周辺地理を把握するも、
道路が網目状ではなく、メディナよろしくの
規則性の無い交差をしているため、当初はなかなか
方向感覚が掴めずにいた。
フナ広場とクトゥピア、リヤドの位置関係がようやく
分かってきた頃から段々街に溶け込んでいくのを感じた。イスラム圏だが中東程、緊張感のある感じはなく、若干開放的な雰囲気が漂う。
道沿いをロバ車(馬車ではない)が走り、時折、こちらに手を振ってくる。男性陣は大いに人懐っこい。
王宮前で王宮ではない被写体(風景)を撮影したところ、警備にあたっていた私服警官が撮影したものを見せてくれと歩み寄ってきた。最初は偽警官かと思って
無視していたが、I am a policemen, I'm talking to you と若干キレ出したので話を聞いてみると、本物の
警官であり、王宮の警備員を始めとする警備体制が把握できそうな写真の撮影は禁じているとのこと。念のため
写真を確認するとそれらしきものは写っていなかったので笑顔で開放してくれた。しかし、意図してなかったものの無視を決め込んだ外国人にも本意が伝わると穏やかな対応をしてくれるその人柄に関心した。
イスラム圏を訪れるとこのような一般の人々の誠実さをいつも感じる。根本の部分が凄く純粋というか、誠実というか。こういう感覚を得るのも旅の醍醐味である。 -
リヤドはまだ真新しく、大きな木の扉を潜り抜け一歩足を踏み入れただけで街の喧騒から安らぎの空間へと変わった。
受付には電話予約で一度話した女性オーナー。
家庭的な雰囲気で母性が滲み出ている素敵な女性だった。
リヤドは屋根がなく、小雨が降ると建物の中はしっとりと濡れる。部屋の床も石畳でスリッパが無いと朝晩は冷える。後程スークで購入したスリッパが重宝した。でも、この一手間掛かかる感覚が何故か心地よかった。 -
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生活空間にちょっとした手間暇をかけることで大分、
心地さが変わるものだ。
そんなことを実感させてくれる小物や間接照明の使い方。
自宅の乱雑な部屋を頭に浮かべた。
物を減らすことから始めなきゃな。 -
リヤドから出てクトゥピアに戻る方向へ進み、人ゴミに誘われるまま歩を進めるとだだっ広い広場に出た。
どうやらこれがフナ広場だ。
まだ、昼間だから人は疎ら。
大道芸人も蛇使いがチラホラいる程度。
噂のオレンジジュース屋台は既に営業中だ。
ようやく旅の機運が盛り上がってき、モロッコに来たという実感が湧いてきた。
何処の街にもハイライトというものがあり、マラケシュのハイライトはやはりフナ広場だ。
独特のオーラと、ただならぬ雰囲気が漂う。
それはかつて公開死刑が行われていたという先入観がもたらすものなのかもしれない。しかし、名所というのはやはりそれなりの雰囲気を持っているものだ。
下手に写真を撮るとチップをせがまれるのは下調べ済みだったので望遠レンズで何枚か撮った。
街を歩いていると親切を装った自称ガイドに付き纏われ若干の鬱陶しさを感じつつもフナ広場の奥のスークで行き交う人々、遭遇する風景にシャッターを切った。 -
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ヘナの書き手。
何やら真剣に打ち合わせ。 -
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光。
マラケシュに来てその演出力に舌を巻いた。
光景とは良く言ったものだ。
スークの屋根の隙間から洩れる光。 -
郷に入れば郷に従え。
日本語で話しかけてこない地元民が黙々と食べている
屋台を選んで夕食にした。
銀の武骨な器に串刺しにされて肉とフライドポテトが
放り込まれる。
ビールが飲みたくなるが、生憎コーラしかない。
そう、街中で気軽にアルコールにありつけないのが
マラケシュの唯一の欠点か。 -
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これが撮りたくてマラケシュ行きを決めたようなもの。
大道芸のラッパやシンバルの音、原付バイクが通り過ぎる音、アルコールが入っていないのに何かハイな気分になる雰囲気だ。 -
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路上では一触即発の緊迫感漂う一幕も。
凄いメンチだ。 -
フナ広場はとにかく広い。
広さが分かってもらえるか。
天気が良ければすべてがいいよね。 -
この赤い壁に覆われた迷路に迷い込み、フナ広場に辿り着くのに時間が掛った。
でも、こういう迷い道で遭遇する風景でいつもいい画が撮れる。
そういうもんだぜ。 -
そういうもんだ。
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イチイチ青い。
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