寿山自然公園のタイワンザル

2009/11 - 2009/11

台湾・寿山自然公園で撮影した，タイワンザルたちです。

エリア 高雄(台湾)

• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: JAL

　寿山自然公園の遊歩道を歩いていると，タイワンザルの群れに会いました。群れオスが辺りを見回し，警戒しています。

　オトナオスが，木から木へ飛び移っています。写真ではちゃんと飛んでいるように見えますが，着地は下手です。

　オトナオスの横顔です。タイワンザルは，ニホンザルの近縁種で，顔つきも大変よく似ています。

　コドモがオトナメスに，毛づくろいされています。毛づくろいされていても，コドモは遊びに行きたいようです。

　毛づくろいされているオトナメスと，コドモの2ショットです。コドモはこのメスの周りを，跳びまわっていました。

　毛づくろいをしている，タイワンザルの手です。この手で，仲間についたサルジラミの卵を，取り除きます。

　ヒトリで毛づくろいをしていますが，仲間はずれではありません。この行動は，セルフグルーミングと呼ばれています。

　木の上でも，毛づくろいをしています。毛づくろいをする場所は，太くてしっかりした幹の上です。

　生息地の寿山自然公園は，照葉樹林に覆われています。そのため，林内は昼間でも暗く，撮影に苦労しました。

　民家の屋根の上で，サルたちが休息しています。そのうしろには，竜泉寺の仏塔がそびえています。

　1頭のサルに，2頭のサルが毛づくろいをしています。毛づくろいは，親密さを保つ重要な行動です。

　アカンボウが母親に抱かれ，おっぱいを吸っています。アカンボウが口で引っ張るため，母親の乳首は伸びています。

　幹の上でワカモノオスが，昼寝をしています。このオスは群とは別に，単独で行動していました。

　アカンボウです。目に映るモノが珍しいのか，手当たり次第，いろいろなものを口に入れ，感触を確かめていました。

　コドモがタバコの箱を咥えて，遊んでいます。箱の中には，細かいタバコのかすが残っています。健康への影響が，心配です。

　ワカモノがコドモにマウンティングして，優位性を誇示しています。しかし，肝心のコドモは，ビニールに夢中です。

　コドモが老齢メスに，毛づくろいしています。日向ぼっこも兼ね，メスはとても気持ちよさそうです。

　サルを捕まえて，吊るしたわけではありません。コドモたちが繰り返し，木の枝から跳びおりて，遊んでいます。

　ニホンザルとタイワンザルの大きな形態の違いは，尾の長さです。タイワンザルの尾は，26〜45cmにもなります。

　サルが人間から即席麺を奪い取り，お湯をかけずに食べています。台湾で食べたラーメン。美味でした。