エジプト2009DEC

2009/12/12 - 2009/12/20

研修旅行でエジプトへ行ってきました。
古代遺跡はメキシコよりぜんぜん立派でした。メキシコのほうが野蛮な感じ。
ただ、到着3日目に早々と食あたりでダウン。たいしたもんを食べたわけじゃないのに、上げ下だし＋発熱で、久しぶりにお医者様にお尻に注射2本打たれました。そのおかげで翌日には熱も下がって、観光に復帰できました。
今回は某h社のツアーで行ったのですが、乗り継ぎと食事含め最悪でした。安い悪いは噂どおり。せっかく行くならやはり多少追加費用払っても、きちんとしたツアーのほうがやっぱりいい、ということを再認識しました。

エリア エジプト

• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

首都カイロの空港内。なんかメリダの空港みたい。。。これが首都の空港？ってビックリしました。

観光バスは結構きれいでした。ただしトイレなし。シートベルトはありましたが、着用案内はなし。

ギザのピラミッドへ行く途中。噂どおり街とめちゃくちゃ近い〜ガイドさんの説明は「ピラミッドが街に近くなったんじゃなくて、街がピラミッドに近づいていったんです」←当たり前じゃー

クフ王のピラミッドの隣にあるピラミッド。表面の化粧板が頂上付近に残ってることで有名。エジプトのピラミッドはメキシコと違って登れません。

ここが3つのピラミッドが一度に見える絶景ポイントらしいです。砂漠のど真ん中。

ラクダに乗ってその辺を一周するアトラクションあり。一回1人30ドル。ただし乗った後は一日ラクダ臭いので覚悟のうえで。

こんな風にラクダに乗ってスフィンクスのあたりまで行くツアーもあるらしい。リアル「月の〜♪砂漠を〜♪はーるーばると〜♪」の世界です。

月の砂漠に出てた屋台のおみやげ物屋。ピラミッドとツタンカーメンの置物。ま、どこの遺跡もよく似たもんです。

スフィンクスさん。ギザのピラミッドから歩いている人も居たが、ツアーではバスで移動。所要時間5分。

めったに見れないスフィンクスのお尻

イスラム教のモスク（礼拝堂）。日に何度か街中のスピーカーでコーランが流れます。お祈りしてる人も多数あり。

2泊目は夜行列車で移動。カイロからアスワンまで約12時間です。イスの部分がバタンとひっくり返ってベッドになります。2名定員のコンパートメントなので2人目は2段ベッドが降りてきます。洗面場所はあるのですが、水がちょろちょろしか出ないのと、トイレが共同なのが最悪でした。寝れなかった〜と言う人続出。

列車内で夕食と朝食が出ます。これは夕食。味はまあまあと思ったのですが、今から考えると食あたりの原因はこれかも・・・・

列車の写真（アスワン駅到着時）

アスワンから砂漠の中をえんえん3時間バスで走って、今回のメインの一つ「アブ・シンベル神殿」観光。
部族闘争とかあるのか、途中でライフル銃を構えた兵隊が乗り込んで護衛として同行。
砂漠の中を3時間走るのは、景色が変わらないのでかなりキツイ。トイレ休憩出来る場所もないので３時間走りっぱなし。同じ3時間でもカンクンからチチェンイッツァ遺跡へ行くほうが景色に変化があって楽しめます。

岩窟神殿（自然の岩山を利用して作られた神殿)内部はカメラ持込禁止なので写真はありませんが、中にもこういう像と、カラフルな色が残った象形文字がびっしり。この辺がマヤ文明やアステカ文明と違うところ。

アブシンベル神殿へ向かう3時間の中で配られたこの日のランチ（BOXランチ）。丸いパンにコロッケみたいなものをはさんだもの2個、チーズのみをはさんだもの、牛肉をいためたものをはさんだもの、の計4つのサンドイッチとバナナ2本、オレンジジュース、お水。バナナはかなり傷んでた。この後に襲われた食あたりの原因の一つ。（コロッケをはさんだのを半分ほどかじっただけですが、油が悪かったのか・・・）

こーんな砂漠をえんえん3時間走ります。これは帰りの夕日が沈むところ。

この日から3泊でナイル川クルーズ。久しぶりにちゃんとしたお部屋とベッドで寝れた〜（特にこの写真を撮ってから2泊は上げ下だしと高熱に見舞われて動けず、ずーっとこのベッドにお世話になりました）寝ながら移動できるのはかなり楽チン♪助かりました。

ハプ何とか女王の葬祭殿。こちらも自然の岩山を利用して作られてます。熱でちょっとまだフラフラしてましたが、観光のメインなので頑張って行きました。陽射しが照り付けて、かなり暑い〜

中の壁画。こんな風にきれいな色と象形文字がいたるところに残ってます。ここは写真取り放題（禁止とOKの基準がよくわかりません〜）

神殿の前の像。同じポーズで写真取ってる人続出。

王家の谷に向かう途中の道。やはりこんな砂漠の中の道を走ります。ルクソールから約30分。王家の谷はカメラ持込禁止なので写真はなし。ツタンカーメンのお墓とか、内部はかなりきれいでした。オープンエアーでもカメラ持込禁止にするところが商売上手（本とか写真集を買わせる手段と思われ）

遺跡のトイレは汚くて有料とのことで、必ずトイレ休憩を兼ねたおみやげ物屋に立ち寄るのですが、買いたいものなーんにもなし。遺跡の入り口など屋台で売ってるところもあるが、うそつき（1ドル1ドルと言ってよってくるが実際は1ドルでは売らない）が多いので、ガイドさんも絶対に相手にならないように、と厳重に注意していました。

日本人観光客御用達のようで、看板は日本語。でも、以外に香港人、台湾人、中国人がたくさん来てるようで、遺跡前の屋台などでも最初にかけられる言葉は「ニィハオ」、その後に「コンニチワ」と。最近は中国人のほうが多いのかも。

カルナック神殿。ここまで来るともう何が何だかよくわかりません。石の塊？

神殿内部。ここも写真OKでした。

神殿内部。この辺はかなり迫力あり。でも、もう疲れて何が重要で何が重要じゃないのかよくわかりません〜

観光後にスーク（おみやげ物市場）へ。でも特に買いたい〜って思えるものなし。ショッピングに関しては欲求不満の国です〜

観光最後はルクソール神殿。ライトアップ時間に合わせて、最後の最後に訪問となりました。疲れてぐったり〜

ライトアップのルクソール神殿

ライトアップのルクソール神殿その２

観光1日目のランチででた名物料理（らしい）「コフタ」。ひき肉を固めて串に貼り付けて焼いたもの。独特の香辛料で癖のある味とにおい。隣の薄いエジプトパンに巻いて食べたりするそうです（タコスに似てる）

今回はクルーズ船での食事がほとんどでした。安心して食べれるのと種類が豊富で、他の人は結構楽しそうに召し上がってられました（私は食あたり中で食欲なし）

同じくビュッフェカウンター

ビールは2種類くらいしか種類なし。これは「ステラ」軽い飲み口でぐびぐびいけそう。

ダイエットペプシもアラビア文字

この旅行記へのコメント （2）

• mimicatさん 2010/03/02 16:41:54

  懐かしー。

  お久しぶりです。
  komu->mu-chanへ変身されたんですね？
  
  エジプト懐かしー。
  私は23年前に行きました。
  その頃はエジプトへ行くツアーが殆どなくて、
  秘境専門の旅行社の主催で大枚はたいて行きましたが、
  そのせいか、食あたりもなく、結構元気に帰ってきました。
  やっぱり、安い=悪いなのかなー。残念ですね。
  
  エジプト旅行は体力が要りますよね、確かに。
  で、半端ない食アタリに苦しむ人が多いんですけど、mu-chanさんもヤラレましたなー。ご愁傷様です。
  
  久しぶりにエジプト行きたいなー。
  mu-chanさんは中南米系に強いんですね。
  私は北中南米にはトンと縁がなくて、ボチボチとmu-chanさんの旅行記で勉強させていただきますわー。

  kobamutsさん からの返信 2010/03/03 10:08:39

  RE: 懐かしー。

  mimicatさん
  
  コメント、ありがとうございます。
  おー23年前にエジプトですかぁ〜。ソレはすごいです。
  まだ海外旅行も今ほどメジャーじゃないし、情報も少なかったでしょうに。
  料金もさぞかし・・・だったと思います。すごいです〜
  でも、最近、やっぱり旅行はお値段に比例するというのが、身にしみて感じるようになりました。
  旅行に関して言えば、掘り出し物ってそうそう無いですね。
  安い商品は安いなりの施設だったり食事だったり対応だったり。
  
  今回、エジプトでいい思い出が出来なかったので、ぜひリベンジ！したいと思います。
  次はもっときちんとしたツアーで行くつもり。
  
  私は中南米方面が好きで（それが講じて仕事にもなっちゃってるんですが）、メキシコにもピラミッドとかあって、エジプトの古代遺跡の違いを見たくて行ったんです。
  古代遺跡だけを考えたらエジプトのほうが歴史の重みとか、迫力とかすごいですよね。
  でも、中米にはそれ以外の魅力もありますので、ぜひ機会を作って行ってみてください〜