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2010 Delhi&Varanasi

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2009/12/30 - 2010/01/02

1774位(同エリア1967件中)

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mamehaさん

元旦をガンガーで過ごしたいと思い弾丸トラベル。

◆12月30日 関空→デリー

 エアインディアで関空から香港経由でデリーへ。所用時間は11時間。インディラガンディー空港到着。微妙な感じのクリスマス・ツリーとジャジーなクリスマスソングが流れている。
 入国手続きを終えて、すぐにカルロバーグのホテルへ送迎車で直行。ホテルの近くの庶民的な食堂でドゥーサを夕食に。カレー粉で味つけされたポテトドゥーサが美味。
 インドは暑い国というイメージから、軽い夏服を用意したが大失敗。日本の冬(東京)と変わらない気候。北インドの冬は寒い。

 疲れていたのでベッドに倒れこみ、深夜に目が覚めてシャワーを浴びようとしたら、水しかでない。まさか。これもカルマかと思い、行水で済ます。

◆12月31日 デリー→バラナシ

 早朝5時半ごろ、違う部屋から水を流す音が聞こえてきて目を覚ます。もしやと思い蛇口をひねったらお湯が!!喜んで朝シャワー。
 ホテルの食堂で朝ごはん。チャパティとトーストとカレーとヨーグルトとバナナとコーヒー。ほどなくバラナシ行きの飛行機に乗るためチェックアウト。バラナシへはエアインディアで1時間半。値段は旅行会社手配のため不明。まともに買うと3万円ぐらいするとかなんとか。
  
 バラナシは、ヒンドゥー教の三大神の一人、シヴァを祀る聖地である。ぱっと見中国の田舎やカンボジアの田舎と似た雰囲気。道路は舗装されておらず、牛や犬、山羊が歩き回っている。街道沿いの家は途端屋根のバラックで人々は、焚火や炭で暖をとっている。
ヒンドゥー教では死後火葬してガンガーに流すのは素晴らしいとされ、インド全土からガンガーに流すため死者が毎日運ばれてくる。火葬場のマニカルニカ・ガートでは24時間火葬を行っているという。
 
 バラナシ駅のそばのホテルにチェックインし、すぐガンガーを目指す。10kmほど離れていたので歩くのを途中で断念し、リキシャーでゴードウリヤーまで50ルピー。そこから迷子になって、ダシャーシュワメードガートまでリキシャーで50ルピー。
  
 人と牛と犬と火葬のためにやってきた花に埋め尽くされた死者でごったがえす中ガートへ向かう。

 ガンガーは、水深300m。とうとうと流れ、カルカッタまで続いている。川岸にずらりと建物が立ち並ぶ様はちょっとベネチアっぽい。ボートを三時間貸し切って散策。20度あるかないかというのに、ガートでは沐浴する人がちらほら。体まで洗う人もいる。川面には凧とツバメが飛びかっている。

 ボート漕ぎの人の説明によれば沐浴の後、凧あげをし、夕方のプージャをすることがヒンドゥー教の祈り形式だという。

 船の側にやってきた糸の絡まった凧の糸を切ってボート漕ぎが、私に凧をあげるよう差し出した。年末にガンジス河で凧上げ。。。川の上は随分寒くて、川の水のほうが温かいぐらいだが悪くない時間だった。
 火葬で有名なマニカルニカ・ガートをボートで見学。10体ぐらい荼毘に付されていた。薪の匂いがたちこめて焼き芋を焼いているのによく似ている。太鼓や笛や金管楽器でけたたましいぐらい音楽が奏でられる。
 最初のガートに戻ると、花売りのおばあさんが華燭を差し出した。この蝋燭は、家族の数だけガンガーに流すと幸運がもたらされるとか。ひとつ15ルピーと思い、調子に乗っていたら全部で15ドルだと言われた。やられた。。。悔しい。。。。 
 ボートも最初は50ルピーと言っていたのに、10ドル請求された。まぁいいかと思うが、もやもや。値段交渉はちゃんとしなくちゃね。。
 
 18:30から毎日ガンガーのダシャーシュワメードガートでプージャ(祈祷)が行われるということで、川辺で待機。さきほどのボートの漕ぎ手に発見され、お金を請求されるかとひやひやしたが川面に停泊したボートからプージャを真正面から見るプチ特等席を教えてもらえた。
   
 プージャは約1時間。河に向かって5つの祭壇を用意し20代前半のバラモンの青年が鐘を片手に祈祷する。タブラと歌うようなマントラを唱える数人の楽師は、後方に控え、1時間中ずっと賑やかに読経(?)を続ける。青年たちは、立ちあがって蝋燭やおおきな羽根で弧を描きガンガーに祈りをささげる。

 ガンガーには上流から花をあしらった蝋燭が一列になって灯篭流しのように流れていく。川面を流れる蝋燭は、無数の死者の魂のように見えてしまう。

 プージャを堪能した後夜も遅くなってきたので、夕食をと思いプルワリ・レストランサミ・カフェへ。韓国人の女の子3人組に混ぜてもらって夕飯を食べる。ピザやファラフェルをシェア。
  
 ホテルに戻ると地下から音楽が聞こえてくる。年越しパーティーを行っているというので参加。クラブのようになっていて、サリーを着た女の人が踊り狂っている。音楽は、イギリスの影響なのか、なかなかかっこいい。トランスでもないのに生タブラ演奏が入っているのがインドらしい。偶然なのか、亜麻色の髪の乙女のハウスバージョンが流れていてハッピーな雰囲気。

 踊り疲れて部屋へ戻ると、花火が打ち上げられていた。バルコニーから花火を眺め、ハッピーニューイヤー。このホテルはお湯がでなかったので行水&タオルで髪を拭くにとどめる。暖かい国だから温水の需要が少ないのだ、きっと。  


◆1月1日 バラナシ→デリー

 踊り疲れたせいもあり、初日の出をまさかの寝坊で逃す。
気を取り直して、リクシャーでサールナートへ。カモシカとリスと鹿の暮らすのどかな公園。臙脂色の法衣を纏った僧侶や巡礼者たちがストゥーパに歌うようなお経を捧げている。素朴で厳かで美しかった。

 サールナートを後にして再びガンガーへ。ビシュワナート寺院へ行こうと思ったが、裸足の巡礼者の長蛇の列に尻込みし遠くから見るだけで良しとする。
 ガートでぼんやりしていると可愛らしい山羊がとことこ近づいてきた。よく見ると私の鞄の革のベルトをかじろうとしてる。慌てて立ち上がる。インドでは人も山羊も油断ならない。
 クリスチャンのシンガポール人とオーストラリア人の女の子から、話しかけられる。文化や音楽のことを勉強している学生でインドを長期旅行しているのだとか。
 ガンガーを見ていて、つい宗教の話になり、クリスチャン的には、ヒンドゥーはどうなのか?とつい聞いてしまった。彼女たちは、真剣な表情でキリストは、すべての人を愛し、過ちをおかした人も愛しています。 違う宗教を信じている人のことも愛しています。と答えた。
 国や宗教が違っても人の真摯な祈りは変わらないのだろうな、と思う。本当はゆっくりしていたかったが、ガンガーを後にする。
 バラナシを出てデリーへ飛行機で戻る。飛行機は悪天候で2時間遅れ。
 デリーのホテルに戻ってみると、どういう風の吹きまわかスイ
−トルームへ。工事の影響で水道が出るかどうか尋ねられた。蛇口をひねったが問題ない。それどころかお湯のシャワーを浴びることができて、恩の字。
 ルームサービスを懇願され、紅茶を一杯いただくことにする。

◆1月2日 デリー→日本

 ちょっと早めに目を覚ます。アグラに向かう列車に乗るためだ。街のヒンドゥー寺院からけたたましい鐘の音が聞こえ、霧の中数人の男が祈祷をしていた。素顔のインドに触れられたような気がして嬉しくて足取りも軽い。
 ニューデリー駅へ着いたが電車は1時間遅れ。霧が深い朝だった。霧のため列車事故が3件もあったことを後から知る。
 日程がタイトすぎて、飛行機を逃す可能性もあるので、ポケットの中の列車の切符を握りつぶし、アグラ行きは次回に。
  
 路線バスに乗って、クトゥブ・ミナールへ。リキシャーで小さなタージマハルとでもいうべきフマユーン廟とヴィシュヌ神を祀ったヒンドゥー寺院のラクシュミー・ナーラーヤン寺院へ。
 コンノートプレイスのコスタカフェは、インドのスタバで外国人ばかりだったが、サービスも掃除も行き届いていて、ホットショコラでほっと一息。

 アシュラムマルグのメトロポリスというレストランで柔らかくておいしいタンドリーチキンを食べてそろそろ旅も終りに近づく。
   
 夕方インディラガンディー空港へ。飛行機は霧のため3時間遅れ。出国カウンターを出ると再両替できないことを失念し一時パニック。なんとかルピーを使える売店を見つけ、ルピーを使い切る。

 インドは混沌として手結構楽しい。帰国後疲れがでたのか半日寝込む。それでも、もう一度行ってみたいものである。

同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
高速・路線バス タクシー
航空会社
エアインディア

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