2019/04/28 - 2019/04/30
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fudekagePaPaさん
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2019年 韓国、全州
〇 2019年4月28日(日) 広島→ソウル→全州
〇 2019年4月29日(月) 全州→ソウル
〇 2019年4月30日(火) ソウル→広島
「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
エアソウルの格安チケットが手に入ったので、ちょいと韓国へ。
ところが、広島空港についておったまげ!
3時間以上の遅れ!
どうなっていくんだ、この旅は。 -
5時間待っていよいよ搭乗。
待ち時間に、今回の旅プランの練り直し。
予約していたKTXのチケットもキャンセル。
日曜日なので、ソウル駅で当日チケット取れるかな?
取れなかったら、全州のホテルもキャンセルしないとな~
という私の不安をよそに、嫁隊長は、お気楽笑顔。 -
イミグレから、ソウル駅まで走って、19:55のKTXの席が取れた。
まだ1時間あるので、ソウル駅前の新村ソルロンタンで、コダリ冷麺と特ソルロンタンを食べる。
遅~い昼食だったので、お腹がお腹がペコちゃんだ。
最初にキムチをむしゃむしゃ食べてしまい、舌が麻痺してしまう。
そこに沸騰したソルロンタンを食べたら、上あごの皮がベ~ロベロ。
還暦を前にして、毎回学習しない2人だ。 -
天安牙山まで立ち席で30分、そこから全州まで座って50分。
21:40に全州駅に到着した。
自宅を出て13時間の長旅だった。
『パリに行けるじゃん…』
でも、よくリカバリーできた。
嫁隊長が褒めてくれないので、自画自賛。全州駅 駅
-
夜遅いので、タクシーでホテルへ向かう。
『ロニホテル』は繁華街にあるので、明るくて安心。
散歩に出ると、ビルの壁に、朝鮮時代の全州の絵地図があった。
西と南を川に囲まれて、風水的になかなかいい場所だ。
(桜がこんなにあったかどうかは別として) -
豊南門はライトアップされていた。
付近に夜市情報があったので、行ってみたが、見当たらず。
飲み屋ぐらいしか開いていなかったので、コンビニでビールとヨーグルトを買い、乾杯。
嫁隊長「よくリカバリーできたわね。その苦労が判るのは、私だけよ…」
二人旅なんだから、他の人に判るわけない。当たり前田のマエケン#18だ。豊南門 城・宮殿
-
『ロニ観光ホテル』は部屋も広くて、料金もリーズナブル。
朝食もこれだけの種類が出て、大満足。
レストランには母娘の日本人がいて、韓ドラのロケ地巡り中。
「これから扶余と公州に行く」と、ご母堂様。
フリーで、よく歩いて行かれるな~
『韓ドラ愛のパワー』だな。 -
昨夜は気が付かなかったが、ロニ観光ホテルは大きなホテルだった。
今日はここから豊南門を通り、南部市場へ行く。 -
南部市場は、川の両岸に広がっている。
河川敷にも野菜を広げている人がいる。南部市場 市場
-
韓国時代劇では商店街が描かれているが、山から山菜を採ってきて、河川敷で売るのが、市場のもとの姿だったのだろう。
韓国の、野草中心の昔の食生活も感じられる。
日本の無人販売所の素朴さと重なって、ホッコリホッコリ。 -
ニラや山菜を山ほど買っても困るので、イチゴを買うことにした。
一箱(日本の3パック分ぐらいある)、3500ウォン(約310円)だった。
嫁隊長「ムシャムシャ。これ甘いわね! もう3箱買ってもいい?」
夫隊員「ダメー! この河川敷で転売ヤーをするつもり?」 -
橋の上では、路上に魚を並べて売っている。
車が轢いたら、どっちが悪いのだろう? -
全州名物の、豆もやし(コンナムル)を売っていた。
太くてエネルギーがありそうな豆もやしだ。 -
東へ歩いていくと、慶基殿へ出る。
ここは、李氏朝鮮の創始者を祭る場所。
小学生たちが見学に来ていた。
(でも、李氏って、歴史の流れから見ると満州族だったはず)
この竹林と門が、いい雰囲気だった。
「というか、この場所、映画『王になった男』のロケ地?」慶基殿 寺院・教会
-
慶基殿の向かい側にある山には、梧木台がある。
全州のポスターというと、ここからの写真が多い。
斜面にはつつじが花咲いていてきれいだった。
この下に広がる甍(いらか)は、韓屋村の街並みだ。梧木台 史跡・遺跡
-
梧木台から降り、韓屋村のメインストリートを歩いてみたが、う~ん…
期待していた街並みではなかった。
観光地にありがちな、昔風お土産物屋町だった。
不完全燃焼のまま、路地に入っていくと…
おっ、いいじゃん!
観光用に、修復はしてあるが、ハレの姿の中に、ケの姿も見え、それが路地に気品をもたらしている。全州韓屋村 旧市街・古い町並み
-
方丈でない道割りを歩き、先の見通せない枡形の路地を歩くのは、本当にワクワクする。
まるで、日本の古い城下町を歩いているようだ。 -
オンドルの煙突に草が絡まっているのも、風情が感じられる。
中央奥にも、完全に草で覆われた煙突が見える。 -
こんな小道が何本かあって、あまりに気持ちがいいので、何往復もしてしまった。
住んでる人からしたら、完全に不審者だな。 -
この曲がった奥には、何があるんだろう?
全州に来たら、韓屋村のメインストリートだけでなく、小道の散策、是非お勧めする。
『おすすめ路地』看板が出ているので、見つけられると思う。 -
さて、お昼になったので、梧木台の西側にある『三百家』で昼食を摂る。
ここはおしゃれなカフェ風だ。
全州と言えば、全州ビビンパ、コンナムルクッパ、そしてモジュ(母酒)だ。
『韓国のりを袋ごと、つぶしてクッパに入れてね。』と店員さん。
モヤシが太い! もやし味が濃い! モヤシの薫りが高い!
モジュは、マッコリに桂皮などが入った甘酒といえるかな。
全州ビビンパは安定のおいしさだった。 -
雨が激しくなってきたが、午後は馬耳山を目指す。
韓屋村からタクシーで1時間(40000ウォン)ほどで、馬耳山南に到着。
駐車場から30分ほど歩くと、馬耳山塔寺の入り口が見えてきた。
礫岩の山が迫ってきて、圧倒される。
安定した岩肌ではないので、丸い石が今にも落ちてきそうだ。
この下に車を停めている人、勇気がある。馬耳山 (塔寺) 山・渓谷
-
塔寺境内に入っていくと、もっとアメージングだった。
折からの雨で、山上から滝が、途中から霧となって降り注ぐ。
そして、昔、人の手で積まれた石積みが圧倒の姿で迫ってくる。 -
ここの風景は、四国の「古岩屋」の景色に通じるものがある。
-
鬼気迫る風景。
実は、この二つの馬の耳の谷間を北側へ歩き、バスで全州に帰る計画だったのだが、大雨のため断念した。
北側に歩くと、馬耳山北→鎮安バスターミナル→全州のバスルートだった。 -
南側駐車場に戻ってきた。
全州へ帰るバスは10:50、17:00しかない。
北側から鎮安へのバスも、次は17:15だ。
途方に暮れていると、インフォメーションの方が、休暇中の日本人の職員に電話で繋いで、タクシーを呼んでくれた。
このご親切がなかったら、今日中にソウルに帰れないところだった。感謝。
ところが、これが神風タクシー。
飛ばすわ飛ばすわ、一般道を100km/h越えで走る。
善意の神風タクシーは、ホテルの近くまで、1時間(50000ウォン)もかからなかった。
行きの飛行機の遅れを取り戻してくれた。
中国の少林寺に行く、路線バス以来のスリルだった。 -
神風タクシーのおかげで、17:58のKTXに乗れた。
1時間半でソウル龍山駅へ到着。
神風タクシーの疲労困憊で、今日はキンパプのテイクアウトで夕食。
明日は5時半起きで広島に帰るとするか。
飛行機、遅れませんように…龍山駅 駅
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