英国・アイルランドの一人旅　（２） ケンブリッジ訪問

2004/07/09 - 2004/07/09

ロンドン到着の２日目日帰りでケンブリッジを訪問。
パディントン駅から地下鉄でキングス・クロス駅へ
向う。ケンブリッジは３度目になるが実に１９年ぶ
りの再訪。過去の２回はいずれもビジネスでケンブ
リッジ大学の出版局と図書館を訪ねている。
そんな訳で観光と言うのは全くの初めて。

今度「イギリスの旅」と言うコミュ二ティを作りました。
気楽な集まりにします。貴方が最初のメンバーになって
頂けたら！
http://4travel.jp/community/main/10000669/

エリア ケンブリッジ(イギリス)

汽車は１時間弱で午前１１時にはケンブリッ
ジに到着。英国の鉄道駅はどこも市の中心か
ら離れているがケンブリッジの場合も同じ。
駅前には街に向う２階建てバスがいる。
私は£１を払って早速乗り込む。

市内のショッピング・センターを見つけて
入ってみる。何処の街にもあるごく普通の
風景。スタンドではコーヒーをテーク・ア
ウトできる。
こんなショッピング・センターの中を歩い
ていると学園都市ケンブリッジに来ている
ことを忘れる。

日本の大学は普通学部単位であるが英国の
ケンブリッジやオックスフォードの場合は
カレッジ単位で構成されている。
例えばこの写真のカレッジ（学寮）はKing's
College。１５世紀半ばヘンリー６世によっ
て創設された名門カレッジの一つ。

学園都市だけに市内には結構書店が多い。
私が立ち寄った書店ではどこも当時アメ
リカで発売されたばかりの“My　Life　
by　Bill　Clinton”クリントン前大統領
の自伝が山積みされていた。日本ではこの
２ヶ月ほど後には朝日新聞社より上・下巻
本で翻訳が出された。

そんな書店の一つウオーターストーンズの
３階にあったCosta　Coffee一休み。この日
は東京の夏には考えられないほど寒かった。
頼んだカフェオレは大きなカップに溢れる
ほどの泡に包まれたミルクで身体が温まっ
た。

書店同様市内には至る所にパブや喫茶室、
レストランがある。それだけにキャンパス
に限らずチョッとした路地や細い裏通りを
歩くのもまた楽しい。
ただ時間とともに寒くなってくるのが困る。

今回ケンブリッジ観光には何の事前情報も
持たずに来ていた。このフィッツウイリア
ム博物館も街を歩いていて偶然行き当った。
大英博物館を思わせるこの立派なミュージ
アムは１９世紀半ばにオープンされている。
実は先月までは工事中であったという。

入場はやはり無料でイギリス美術はもちろ
んレンブラントやミケランジェロなどルネ
ッサンス期の名画も見られた。修復を終え
た館内の内装や造り自体も立派な工芸品を
見る思い。

Cambridgeと言う地名自身Cam川に架かる橋
（ｂridge）からきていると聞いたことがあ
る。市内を流れるそのケム川では小さな木製
のパンテイングが有名である。
その船乗り場では沢山のパンテイングが浮か
んでいる。客に声をかけているがこの寒さの
せいか一向に乗り手はいない。

夜７時過ぎに英国駐在の後輩にロンドンで会
う予定だったが寒いので彼の携帯に電話を入
れると３０分アポ早めてケンブリッジを去っ
た。

この旅行記へのコメント （2）

• Gizumoさん 2010/03/11 14:44:16

  懐かしい

  TOSHITOさん
  
  シティセンターとこの本屋とフィッツウィリアム。
  私がホームステイしていた時の思い出の場所なんですが、写真撮って
  なかったので見れて嬉しいです！
  
  ではまた。

  YOSHITOさん からの返信 2010/03/11 18:10:05

  RE: 懐かしい

  今晩は。
  今日の関東は風は強かったですが暖かい１日でしたね。
  ケンブリッジの旅行記録を喜んで頂けて嬉しいです。
  私は滞在した事は無いので本当に駆け足の旅でした。