師走（しわす）の街散歩

2009/12 - 2009/12

１２月ともなると、街には「ジングルベル」
などのクリスマス・ソングが流れ、
なんとなく心が浮き立つような、せわしいような
気分になってきます。
でも、今年は不況のせいか、なんとなく静かな
感じがするのは、気のせいでしょうか。
それも寂しいので、カメラ片手に、師走の風景を
求めて街に出かけてみました。

エリア 岩槻(埼玉)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

まずは、駅近くのショッピング・センター。
吹き抜けの広場に、大きなクリスマス・
ツリーが飾られています。

やはり、この時季は、定番のこれがないと
気分が出ませんね。
夜になると、ツリーに灯りがついて、
もっと美しく輝くのですが、その時は
カメラを持っていなくて、その後は
夜行く機会がなく、ＵＰできないのが、
なんとも残念です。

フロアでは、こんなバルーンの
サンタさんもご挨拶。

２階には、『くれよんしんちゃん』
の看板が・・・。

店内はカラフルで、おもちゃ箱の
ようです。

店の前のパネルでは、『しんちゃん』の
アニメが放映されています。
（画面が反射してしまいましたが。）

「しんちゃん一家」は、春日部市の
名誉市民なのです。
しんちゃんの言葉遣いは、ちょっと
承伏しかねるところもありますが、
市の知名度を上げてくれた功績は、
認めざるを得ませんね。

お話の中で家族が身につけた
コスチュームが、ショー・ウィンドウに
展示されています。

つい最近、作者の臼井義人さんは、
山で遭難して亡くなりました。
ご冥福をお祈り致します。

中は、ゲーム・センターなのですね。
私は入ったことがなくて、知りません
でした。
こどもたちには、人気があるようです。

センター入口に飾られている、
大きなクリスマス・リース。

決まった時間に出てくる噴水。
水の出かたに変化があって、
なかなか楽しいのです。

小さい子たちは、特に喜びます。

駅東口から徒歩１分のところにある、
市の情報発信基地。
ほんの数日前にオープンした
ばかりです。

特産品が紹介されています。
桐タンスや、押し絵の羽子板などの
伝統的な産物があります。

昔から、麦わら帽子の製作が
盛んでしたが、近ごろでは、
継承する職人さんが激減しています。

藤は、春日部市の花です。
毎年、花の季節には「藤まつり」
が開催されます。

「庄和町」は、数年前の合併で
春日部市になりました。

ここにも、『くれよんしんちゃん』。

地酒があるなんて、住んでいても
知りませんでした。(-_-;)
今は、特産品の紹介だけですが、
いずれは販売もしたいと、スタッフの
方が話していました。

駅前に戻ってきました。
こちらは東口。

毎年、浅草・浅草寺の羽子板市が終わった
この時期に、駅前広場で、
こじんまりした羽子板市が開かれ
ます。

今年は、１２月２２日〜２４日です。
もともと浅草寺の羽子板市には、
春日部の羽子板がたくさん出品され
ています。

といっても、こちらの羽子板市は
ほんの数軒。
浅草の華やかさとは、くらべものに
なりませんが。

それでも、職人さんが丹誠込めて
手作りで仕上げた、この美しい
工芸品が好きで、やっぱり来て
しまうのですね〜。
ウチには飾るスペースがないので、
買いませんが。(^^;)

デザインは、歌舞伎の登場人物などが
多いのですが、近ごろでは、今風の
髪型の女性をかたどった作品も
出ているそうです。

埃よけのラップがかかっていて、
よく見えません。
商品の保護のためとはいえ、
せっかくの美しさが半減します。
惜しい・・・。

他にも、特産品のお茶や小引き出し
とか小物などを売っています。

コミクスの「らき☆すた」を
デザインした「らき☆どら」
なんていう、どら焼きもありました。
「らき☆すた」は、この沿線の
「鷲宮神社」が舞台なのです。
食べてみたかったけど、きょうは
好みの味のが入荷していなかった
ので、パス。
「チョコレート」「お餅」「いちごミルク」
「みかん」の４種があります。

それで、きょうの記念に、
「羽子板もなか」を買って
帰りました。
１個１８０円。
あんこがぎっしりで、真ん中に
栗が入っています。
すごく甘いけど、おいしい♪
老舗の和菓子屋「ちぐさ」さんの
人気商品です。

さて、これは何でしょう？

正解は、これ。
駅の西口広場にあるイルミ
ネーションです。
三脚を使わずに撮ったら、上の
ようになりました。
失敗作ではありますが、上の写真も、
抽象画みたいで、きれいかな、と
思ったのですが・・・。
んなわけないか。（笑）

最後は、ご近所のお宅で毎年
飾られるイルミネーションです。
周辺が暗いので、とりわけ輝かしく、
目を楽しませてくれます。

近年では、エコだとかＣＯ2削減とか、
いろいろと難しい問題もありますが、
やはり年に一度、しかもこの暗い
世相の中、少しでも明るい気持ちに
させてくれる光の輝きが、私は
大好きです。

I wish You A Merry Chiristmas
&
Happy New Year!

　　　　　　　　　　　　ー完ー