2008/11/12 - 2008/11/16
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2008(平成20)年 11月12日(水)〜11月16日(日)までチェコのプラハ(日帰りでチェスキー・クルムロフ&クトナー・ホラ)を旅行しました...。
有給2日+埼玉県民の日(11月14日)+土日の5日間で短い期間
でしたが、思い出に残る充実した旅になりました...。
旅の思い出を写真とコメントで綴ります...。
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
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2008(平成20)年11月12日(水)
成田空港 第1ターミナル 北ウィング
午後13:00発 アエロフロートロシア国際航空 SU576便にて、乗換地のモスクワへと向かいます...。 -
(写真)アエロフロート ロシア国際航空 SU576便
アエロフロートに乗るのも約13年ぶり...。
貧乏旅行していた大学生の頃は、欧州に行くのに「早い、安い、(操縦は)うまい!」の3点で年一回のペースで利用させていただいておりました..。
当時は周りがボーイングやエアバス機の中、イリューシンというサンマみたいな細長い形の飛行機で(なぜか離陸直前に空調から白いモクモクが出る)モスクワまで乗せられたりもしましたが...。
いまは西側の機材と変わりないようで...。
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(写真)機内誌「オーロラ」
相変わらず健在..。
この機内誌は「おろしや国酔夢譚&大黒屋光太夫」「高田屋嘉兵衛」「シベリア抑留兵」「北方四島」「サハリンと根室市の交流」etc...
日本とロシアの歴史・文化交流についてのコラムが
あり、乗るたびに特集も変わっているので、長いフライトの退屈しのぎに重宝させていただいております...。 -
(写真)成田〜モスクワ間 機内食その1
旅行者方から意外と評判の良い、アエロフロートの機内食...。肉料理はよく温めてあり、お寿司もついてます..。
紙おしぼりの袋(飛行機写真とロゴ入り)がカッコイイので持ち帰り、一年後のいまも未開封だったりします..。
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(写真)成田〜モスクワ間 機内食その2
機内には日本人の乗務員もいらして、日本語プログラムの映画もあり(昔は乗務員はロシア人のみ。映画の字幕は英語しか無かった...。)
アエロフロートもすっかり変わった...と思いました...。
飛行機は約11時間後の現地時間17:25にモスクワ・シェレメチボ第2空港に到着..。
プラハ行きのフライトの乗換えまで約2時間ほど時間があったので、空港ターミナル内を散策。しましたが..。
照明が乏しく薄暗い廊下、乗降口の変更アナウンス頻繁でバタバタ走りまわる人々、新聞紙を地べたにしいて座り込む中央アジアの出稼ぎ風の人々...。
この空港のキナ臭い雰囲気だけは昔と変わらないので、ちょっと懐かしくも嬉しく思いました...。
ただ、免税店や売店の店員さんは挨拶も無し。物を買ってもお礼の一言も笑顔も一切無しの無表情...。
なので、一度日本に来させてマク○ナ○ドやオ○エンタル○ンドで接客の研修を受けさせるべきでは?と思ったりして...。 -
モスクワ発SU469便は定刻どおり20:00に離陸。
2時間45分後のチェコ時刻20:50分プラハ・ルズィニエ国際空港に乗客の拍手(アエロフロート機の乗客の間ではなぜか慣例化されているw)とともに無事着陸..。
空港で入国審査→荷物受け取り→円からチェコ・コルナに両替を済ませ→空港を出て→バス乗り場へ
路線バス119番で地下鉄A線終点のデイヴィツカー駅まで行き、地下鉄A線で3駅のマロストランスカ駅で下車(料金20コルナ=約100円)
空港から首都の中心までたった100円..。安い..。
駅から石畳の道をスーツケース転がして約5分..。
今回の旅の宿「Hotel Waldstein」に到着..。
(写真)Hotel Waldstein 外観
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(写真)Hotel Waldstein ツインルーム
このホテルに泊まるのも実は3回目..。
最初に泊まったのは、両親と3人でプラハに来た時で、トリプルルームで予約していたからなのか?バス・キッチン付のダブルルーム×2部屋のアパートメントルームで、窓からプラハ城の眺望が拝める..。最高の部屋でした..。
今回はツインルームで予約。一泊@1万円ほど...。
窓の景色は中庭なのでイマイチでしたが、カレル橋まで徒歩5分以内・プラハ城の麓にあり城へ行くのも大変便利・空港まで40分ほど・ロビーのインターネットも無料で利用可能...と観光には大変便利な宿なので、十分及第点...。
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旅行2日目〜2008年11月13日(木)
この日は強行ではありましたが、世界遺産の街チェスキークルムロフへ日帰り旅行に行きました..。
チェスキークルムロフへ行くバスに乗るため、マロストランスカ駅から地下鉄A線→B線と乗り換えてフローレンツ駅で下車。駅の裏手にあるフローレンツバスターミナルへ向かいました...。
(写真)プラハの地下鉄 -
バスは8:15発→チェスキー・クルムロフ11:15着の予定でしたが...。
途中のチェスキーブディェヨヴィツェを過ぎて、あと20分ほどで目的地に到着...。というあたりで、突然路肩で停車...。
運転手さんがチェコ語で何やらアナウンス...。前に座っていたアメリカ人の女性がドイツ語で運転手さんから説明を受けてきたので、英語で尋ねると「エンストを起こしたので、替わりのバスが来るまで20分ほどかかる」とのこと...。
このトラブルで約40分ほど遅れて、正午頃にチェスキー・クルムロフに到着...。
(写真)チェスキー・クルムロフ テラスから見た街の外観
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街に着いた頃から急に空が曇り、雨が激しく降り始め(鬱)...。
しばらく雨をやり過ごしたかったのと、ちょうど昼時でお腹が空いていたので、地球の歩き方にも載っているチェコ料理のレストランHospoda louziでランチ...。
(写真)レストランHospoda Na louzi 外観
15世紀に作られた建物を1992年にレストランとホテルに改装...。歴史があります...。 -
(写真)Hospoda Na louzi 店内
木目の壁、ブリキ看板、アンティークな家具・椅子・楽器etc...。
イギリスの田舎のパブみたいな感じで、暖かい雰囲気のレストラン...。
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(写真)ローストポーク(withクネドリーキ&ザウアークラウト&赤キャベツ)
132コルナ=約660円
お皿下部のパンみたいのがクネドリーキです...。じゃがいもや小麦の粉を水で練って、丸めて茹で蒸したもの...もっちりしたパンみたいな食感です...。
チェコ料理には必ずといっていいほど付いてくるので、日本で言う白米ごはん感覚のポピュラーな食べ物なのでしょうか? -
(写真)パラチンキ with アップル
敢えてクレープとは書かずにパラチンキ...。
チェコの名物デザートで、地方都市にも専門店があるほどチェコではポピュラーなデザートです...。
日本のクレープ専門店と同様にいろんなトッピングバージョンがあります。
日本だと私のようにクレープ好きであっても、女子中高生が並んでいる後ろに並んでクレープを買うのは、中年男性ゆえの恥ずかしさで憚ることも多いのですが...。
チェコでは紳士淑女がナイフとフォークで切り分けて当たり前に楽しんでいるので、クレープ好きの私にとってありがたい国です...。
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ランチを終えても雨は一向に止む気配なし...。
でもこのままじっとしていても、限られた時間がもったいない...。ってことで、雨であるにもかかわらず
街を散策することに...。
(写真)チェスキークルムロフ城
モルダウ川岸から見上げた広大な城の一部分です。
城は当時この地を支配していた貴族によって13世紀頃から作られ始め、序々に拡張され16世紀頃には現在の姿になったそうです。
歴史・威厳・風格を感じさせる、岩壁の上に聳える城..。
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(写真)城内のプラーシュティ橋
城とその先の庭園を結ぶ巨大な橋...。その姿のみならず、橋の上から眺める赤屋根の街の眺望も圧巻!でした...。 -
(写真)チェスキークルムロフ城 第一の中庭
いよいよ城内へ入って行きます...。
中央に聳えるのは、16世紀にルネサンス様式で建てられた城の塔です...。
昔もいまと同じカラフルな塔でしたが、第2次大戦後の社会主義時代には「贅沢なもの」として放置され、色が剥がれて黒ずんだ塔になってしまい...。それを東西冷戦終結後に再び鮮やかな色に塗り直し、ようやく昔の姿を取り戻したそうです...。 -
(写真)プラーシュティ橋から眺めた街の風景
晴れていれば、もっと色鮮やかな風景を楽しめたのでは?と思うと少し残念...。 -
(写真)城の景色
城の内部(室内)は11月〜3月末まで冬季休業中で見学できず残念...。
またいつか訪問の機会があれば...。 -
(写真)コーラの自販機(チェスキー・クルムロフ仕様)
我が職場の自販機コーナーに置きたいっス...。
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帰りのバスの時間が近づいてきたので、バスターミナルへ移動...
いつかまた晴れた日に、今度はもっとゆっくり時間を取って、もう一度この街を訪れたい...。
そう願いつつ、街をあとにしました...。
(写真)ブデイェヨヴィツェ門
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チェスキークルムロフ14:20発 途中チェスケーブデイェヨヴィツェのバスターミナルで乗り換え、17:30頃にプラハ郊外のRoztylyバスターミナルに到着(料金片道162コルナ=約810円ほど)
地下鉄C線→A線と乗り継いで、ムステク駅で下車。スーパーのTESCOに寄ってグヤーシュ(パプリカのスープ)などのカップスープを買い、途中カレル橋の側にある京都飯店で夕食を済ませ、宿に戻った頃には既に夜8時過ぎでした..。 -
宿に戻り一息ついたあと、夜もまだ時間があったので、カレル橋(小地区側)の脇に入った路地にあるKaficko(カフェ・チコ)に行き、カフェ&ケーキで一日を〆ました...。
(写真)Kaficko(カフェ・チコ)外観 -
(写真)kaficko (カフェ・チコ)店内の様子
都市のカフェといえば、高い天井と鏡張りの部屋、正装に身を包んだ紳士淑女のもとへ給仕がかしこまって...。と堅苦しいイメージで、私のような節約旅行者には長居しづらいのですが...。
ここは住宅街の民家を改装したような、家庭的な雰囲気の気楽に寛げるカフェ...。
客層もカジュアルな服装の学生さんが多く、私でもまったりと過ごせるありがたいカフェです...。
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(写真)カフェラテ 52コルナ=約260円 -
カフェ文化発祥のウィーンに地理的に近いせいか、かつてハプスブルク家の領土だったこともあってか、プラハはカフェの多い街です...。
(写真)アプフェルシュトゥルーデル
名称はドイツ語。モッチリとした生地で包まれたアップルパイ...。
やわらかな生地とリンゴの酸っぱさが絶妙に合い、美味しかったです...。(28コルナ=140円)
カフェオレとアップルパイで約400円...。
手ごろなお値段でカフェを楽しめるのもプラハの魅力...。
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旅行3日目〜2008年11月14日(金)
朝7時頃に起床し、ホテルの周辺を軽く散歩...。天気は快晴で絶好の観光日和なのを確認...。
この日の観光プランは...。
午前中はプラハ城および城周辺を中心に散策し、午後は世界遺産の街クトナーホラを巡るミニバスツアーに参加。夜は市民会館のスメタナホールでクラシックコンサートを楽しむ...。 に決定...。
(写真)ホテル周辺 朝の散歩の風景 -
ホテルで朝食をすませ、フロントで市内公共交通機関に24時間乗り放題の券(当時100コルナ=約500円)を購入し、観光を開始...。
ホテルから徒歩で2分ほどのマラーストラナ広場から22番のトラムに乗り、プラハ城へ向かいます...。
(写真)マラーストラナ広場
巨大なドームと塔のある建物は聖ミクラーシュ教会です。13世紀頃ゴシック様式で建てられ、18世紀頃にいまのバロック様式の教会に改築。モーツァルトがプラハ滞在中にパイプオルガンを演奏した教会としても有名...。
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トラムは小地区を走り抜けて、傾斜がキツいカーブ坂を登りきると左手に曲がり、猛スピードでプラハ城の裏門そばの停留所に到着...。
城の内部の見学開始(朝9時)まで時間があったので、もう一つ先のBrusniceの停留所で下車。あるガイドブックに隠れたる名所として載っていたプラハ城裏手のNovysvet通り周辺のエリアを散策しました...。
(写真)プラハ城裏手 Novysvet通りへ至る道
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(写真)Novysvet通りの路地
プラハ城の裏手の坂を下った、ちょうど谷底に位置する路地の風景。 -
(写真)Novysvet通りの民家
アンデルセン(デンマークですが)チックなかわいらしいおうち...。 -
Novysvet地区の散策を終え、プラハ城内へ...。
(写真)プラハ城裏手の入口(路面電車停留所側) -
まずは城内で一番目立つ建築物、聖ヴィート大聖堂を目指します...。
(写真)聖ヴィート大聖堂 外観 -
(写真)プラハ城の衛兵
美男子・高身長・忍耐強さを兼ね備えた白人男性 (すべて私は対象外(涙)のみの中から衛兵は厳選されてるそうです...。
そのスペックも然ることながら、観光客にフラッシュ撮影されても微動だにしない、プロフェッショナルな仕事っぷりにも脱帽...。
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(写真)聖ヴィート大聖堂 正面 外観
930年頃に建てられたロマネスク様式の教会をゴシック様式に改築し、1420年頃にはほぼ現在の形に出来上がり、20世紀に入って完成...。
地下にはプラハを支配していた、カレル4世・ヴァーツラフ4世・ルドルフ2世など神聖ローマ帝国やハプスブルグ家の歴代王のお墓もあります...。
国家と共に長い歴史を歩んできた、チェコを代表する由緒ある教会です...。 -
(写真)聖ヴィート大聖堂 後方
ゴシック教会特有の飛梁(フライング・バットレス)建築
外側に突き出た柱で教会内部を支えることで、壁に大きな窓=ステンドグラスの設置が可能に...
地震国家の日本じゃ無理でしょうね...。 -
大聖堂の塔や城内の一部の施設への入場にはチケット(有料)が必要なので、大聖堂内にあるチケット売場でチケットを購入。(350コルナ=約1,750円)
まずは大聖堂の内陣を見学...。
(写真)聖ヴィート大聖堂 内陣 -
(写真)ムハ(ミュシャ)のステンドグラス
チェコ出身で世界的にも有名なアールヌーヴォー画家アルフォンス・ムハ(ミュシャ)がデザインを手がけたステンドグラス...。
「聖キリルと聖メトディウス」というタイトルで、チェコにキリスト教を伝えた2人の聖者の物語がテーマになっています...。 -
内陣の見学を終え、塔に登ります...。
(写真)聖ヴィート大聖堂 塔の上からの眺め
287段の螺旋階段を登るのは、人によってはかなりしんどいかもしれませんが、その労力に見合う以上の大絶景(パノラマ)が広がります...。 -
(写真)塔の上から見たプラハ中心街
写真中央の黒い石橋はモルダウ川にかかるカレル橋です...。
メルヘンチックな赤屋根の街を眺めると「ヨーロッパに来たんだなぁ〜」と強く実感します...。 -
塔を降りて、城内の見学...。
城内には黄金小路と呼ばれている、プラハ城の城壁と背中合わせにパステルカラーのかわいらしい小屋が並んでいるエリアがあります...。
時の皇帝が錬金術師を住まわせていたのが黄金小路の名の由来と云われていますが、実際は中世の頃は城の狙撃兵の兵舎になっていたり、その後は文学者や芸術家達が住居や仕事場にしていたそうです...。
いまはかわいらしい雑貨や土産物のお店になっていますが、階段で上がれる2階部分は武具や甲冑のギャラリーになっています...。
(写真)黄金小路 N0.22 フランツ・カフカの家
写真のNo.22の数字が入った青い家は、チェコの有名な作家フランツ・カフカがかつて執筆活動の作業場に使っていました...。
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黄金小路の先の売店でカレンダー等おみやげを買い、城の見学も終わったので、プラハ城の正面入口(フラッチャニ広場)へ...。
(写真)プラハ城 フラッチャニ広場
ストリート演奏家?がスメタナのモルダウを演奏してました...。 -
(写真)フラッチャニ広場周辺から眺めたプラハの街並み
プラハが「百塔の街」と呼ばれるのも納得...の風景...。
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行きとは違うルートで一旦ホテルまで戻ります...。
フラッチャニ広場→新登城道の階段→ネルトヴァ通り...と坂を下り、マラーストラナ広場に出て→ホテルに到着..。
沿道の土産物屋さんを覗かなければ、城の広場→ホテルまで徒歩で約10分ほど...。
(写真)城からネルトヴァ通りへ続く階段 -
ホテルに戻り、お土産のカレンダーetc..を部屋に置いて一息ついた後、午後に参加するクトナーホラを巡るバスツアーの出発地点へ向かいました。ホテルを出て、マロストランスカ駅からメトロA線で一駅のムステク駅で下車。駅から歩いてすぐの集合場所ナ・プシーコピェ通りに到着...。
(写真)HOTEL WALDSTEIN
ホテルの隣には広大なWALDSTEIN(ヴァレンシュタイン)宮殿と庭園があり、ホテルの名の由来にもなっています...。
宮殿の所有者だったヴァレンシュタインは、諸外国との戦争で活躍した将軍。功績が称えられ、この宮殿はじめ領土を拡大しましたが、権力が脅かされるのを恐れた皇帝により謀反の疑いをかけられ、暗殺されてしまい...。
宮殿内はいま政府の重要な機関として使われ、いつも守衛さんが見張っているので、治安はすこぶるいいエリアだと思います..。 -
集合場所のチケットブースでツアー申込み。(料金950コルナ=約4750円)ミニバスに約10人ほど乗り込み、12:30出発...。
バスはプラハの市街地を通り抜けると、ボヘミアの平原と牧草地の間を猛スピード(ちょっと恐かった)で走り抜け、14:00頃にクトナーホラの街から少し外れたセドレツ地区の墓地教会(納骨礼拝堂)に到着...。
(写真)セドレツの墓地教会(納骨礼拝堂)
外観はおとなしい感じの教会...でも中身は...。 -
(写真)墓地教会 内部 人骨のシャンデリア
写真のシャンデリア含め、この教会内のオブジェの大部分が本物の人骨で作られています...。
教会の受付で貸してくださった日本語の解説によれば...。
中世の頃、この教会の修道院長がエルサレムからキリスト墓所の土を持ち帰り、ここに撒いた。それを聞きつけた人々により巡礼地と見なされ、欧州全土から死後ここに埋葬を願う者が後を絶たず、教会の墓地もいっぱいになってしまった。墓を掘り起こしたものの移転場所が見つからず、僧達も思案に明け暮れていたところ、ある盲人の僧が骨を使ってオブジェを作り始めて...。
約4万人の人々の骨が教会内のオブジェに使われているそうです...。 -
不謹慎ですが「グーニーズ」を思い出しました...。 -
(写真)墓地教会 内部 人骨のオブジェ
これら人骨のオブジェには「メナント・モリ(死を思え)」という僧達の思想がこめられているそうです...。
死は避けられない=必ず訪れるから、生きている間は時間=人生を大切に過ごしなさい...って教訓でしょうか? -
墓地教会での自由時間を終え、バスはクトナーホラの中心街に入り、世界遺産の聖バルバラ教会に到着...。
クトナーホラはかつて銀の鉱山が発見されたことにより、中世の頃にヨーロッパ中で流通したグロシュ銀貨の鋳造所が置かれ、繁栄を極めた街です...。
(写真)聖バルバラ教会 外観
この教会で祀られている聖バルバラは鉱山の守護聖者で、教会の建設資金も銀貨の鋳造に関わった市民により集められたそうです...。
そのせいか教会内には鉱山内や銀貨鋳造職人の作業中の様子が描かれている壁絵があり、鉱山の街の教会らしい個性と雰囲気を感じました...。
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(写真)聖バルバラ大聖堂 外観
至近距離だとカメラに収めきれないほど、大きく荘厳なゴシック様式の教会です...。
建設当時(中世)のクトナーホラの街の繁栄ぶりがいかに凄かったか...が伝わってきます...・
しかしいまや鉱山も枯渇し、人口も2万人ほどに減少してしまった街にとって、不釣合な過去の遺物と言えなくもないような...「夏草や兵どもが夢の跡」
先に訪ねた墓地教会(納骨礼拝堂)の「メナント・モリ(死を思え)」と 「猛き者も遂には滅びぬ」という平家物語の一節を重ね合わせ、世の儚さを偲びつつ、この場所をあとにしました...。
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このあとツアーはイタリアンコートという銀貨鋳造所を英語のガイドさんの付き添いで見学し、街で30分ほど自由時間を取った後、クトナーホラの街を出発。
午後6時頃プラハの出発地点(ナ・プシーコピェ通り)に無事に到着...。
世界遺産の街クトナーホラのツアーはこれにて終了です...。
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ツアー解散後、市民会館のクラシックコンサートまで時間があったので、ヴァーツラフ広場のグランド・ホテル・エヴローパ1階にあるカフェ・エヴローパで小休止...。
(写真)カフェ・エヴローパ 内部 -
(写真)パラチンキ(クレープ)
カフェ・エヴロパのオススメとして「地球の歩き方」でも紹介されていたので注文...。(99コルナ=約495円)
あったかい生地のパラチンキは冬のチェコ最高のデザートです...。
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カフェで一息ついた後、徒歩で市民会館に到着。
入口で呼び込みの男性にチケットブースまで案内してもらい、コンサートのチケットを購入。(900コルナ=約4,500円)
(写真)プラハ 市民会館 外観
内部はアルフォンス・ムハ(ミュシャ)が手がけた装飾などで飾られており、外観・内部ともにアールヌーヴォーを代表する建築物です...。 -
コンサートは市民会館内の小ホールでPM8:30に開演...。
10人ほどのオーケストラで、ヴィヴァルディ「四季−春」で始まり、モーツァルト「アイネクライネナハトムジーク」、バッハ「G線上のアリア」、バッハベル「カノン」、 ドヴォルザーク「新世界−第2楽章」etc...ラストはスメタナ「モルダウ」で〆括るコンサートでした...。
ポピュラーな曲を演奏してくださったので、クラシックに詳しくない素人の私でも十分楽しめました...。
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コンサートを楽しんだ後は、夜のプラハの夜景を楽しみつつ、遅めの夕食(先に食べてしまうとコンサート中睡魔に襲われる体質ゆえ)に向かいます...。
(写真)旧市街広場 夜景
背後に聳える2本の塔の建物は「ティーン教会」です...。
電飾のライトアップが幻想的な雰囲気を醸し出しています...。 -
旧市街広場、カレル橋...夜景を楽しみながらそぞろ歩き、気づいたら宿のすぐ近くまで戻ってきていたので、宿のすぐそばのガイドブックに紹介されているレストラン「3+3+3」で遅めの夕食をとりました...。
(写真)レストラン「3+3+3」 外観
渋いビアホールって雰囲気のお店でした。 -
(写真)ビーフグヤーシュ(withクネドリーキ)
グヤーシュ=ハンガリー発祥のパプリカ風味のシチューで、東欧ではポピュラーな料理です。
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食事を終えて、このまま宿に帰ってしまうのももったいない...。ということで、前日同様「Kaficko(カフェ・チコ)」でプラハ最後の夜を〆ました...。
(写真)アイスカフェ&アップルパイ(合計84コルナ=約420円)
アイスカフェはメニューで「Charles Bridge(カレル橋)」という名がつけられ、渡されたレシートは洒落たイラスト入りの手書き...。
こうした遊び心もまた、カフェの雰囲気とあいまって...。
「Kaficko(カフェ・チコ)」すっかり私のお気に入りカフェに...。 -
帰国日〜2008年11月15日(土)
いよいよ日本へ帰国する日がやってきてしまいました...。
朝6時頃に起床。ホテルで朝食をとり荷造りを済ませたあと、出発まで1時間ほど時間があったので、早朝の散歩に出かけました...。
(写真)ホテルの食堂
昔ワインセラー(ワイン貯蔵庫)だった部屋を食堂に改造...。洞窟みたいでユニークです...。 -
まずはカレル橋を渡り、旧市街広場へ向かいます..。
(写真)早朝のカレル橋から見たプラハ城
空気がシーンと凍てついた青空のもと撮影できたので、我ながらいい写真が撮れたのでは?と思っています...。 -
(写真)旧市庁舎の天文時計
カレル通りに面した旧市街広場の角にあります。
天文時計は15世紀に作られ、上円は地球の周りを回る太陽と月と天体を表し、プラネタリウムと呼ばれています。下円は12星座と農村の作業を描いた暦でカレンダリウムと呼ばれています..。
毎正時になると、時計横の骸骨の人形が紐を引いて鐘を鳴らし、それに合わせて上の窓が開き、キリストの12使徒の人形が通りすぎる...仕掛け時計になっているので、その時間になると天文時計の前は観光客でごった返しに...。
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(写真)聖ミクラーシュ教会
旧市街広場の角、高級ブティックが揃うパリ通り(旧ユダヤ人街)に面した、バロック様式のお洒落な教会です...。
この教会内では頻繁にコンサートが行われています...。以前夏に来たときは、プラハの少女合唱団が世界中の国の唄を歌うコンサートを聴くことができ、楽しい時間を過ごせた思い出があります...。 -
旧市街広場の散策を終え、カレル橋を通ってホテルへ戻ります...。
(写真)カレル橋の上から眺めた中州(カンパ島)の風景
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(写真)カレル橋の風景
カレル橋は14世紀後期〜15世紀前期にかけて作られた、欧州の都市では2番目に古い石橋です。全長は520メートルの長い橋で、30個の欄干の上には30個のキリスト教の聖人像が配置されています。
日本史の教科書でもおなじみ、かのイエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルの像もあります...。
橋は歩行者専用になっていて、昼間は風景画を売る絵描きやストリートミュージシャン、観光客etc...で橋はごった返してますが、早朝は人もまばらで風景を独占できるので、写真を撮るなら早朝(朝8時前)がオススメです...。
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いよいよ日本へ向けて出発の時間...。
ホテルをチェックアウトして、スーツケースを引きながら地下鉄のマロストランスカ駅へ向かいます...。
(写真)マロストランスカ駅へ向かう途中の風景
駅の入口へ曲がる間際に背中を振り返り「ありがとうプラハ、また来るぜ」と心の中で呟き、プラハの街をあとにしました...。
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このあと、行きと同じルート(メトロA線→119番のバス)でプラハ・ルズィニェ空港に到着。
(写真)プラハ・ルズィニェ空港 ロビー内
11:45発 アエロフロート ロシア国際航空456便でプラハを離陸→モスクワ・シェレメチボ第2空港で575便に乗り換え→翌11月16日(日)午前10:55 無事に成田空港に着陸(やはり乗客から拍手(笑)
今回の旅も無事に終えることができました...。
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たった5日間でしたが、思う存分に旅を楽しむことが出来ました。今回で四回目のチェコ訪問でしたが、新しい発見もありました...。
今度またチェコ訪問の機会があれば、夏の晴天の日にもう一度チェスキー・クルムロフに行ってみたい...。と思いつつ (FIN)
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