2003/05/06 - 2003/05/07
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ポーランド南部の都市クラクフは、同国で最も歴史的な町。
14世紀には、ヤギェヴォ朝の王都として黄金時代を迎えます。
しかし、20世紀、この町は世界史上最大の悲劇を経験することとなるのです。
クラクフから西に約50キロ、「オシフィエンチム(アウシュヴィッツ)」はあります。
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ポーランドの世界遺産「クラクフ歴史地区」と「アウシュヴィッツ強制収容所」を訪問する
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2003年5月、ポーランドのクラクフとアウシュヴィッツを訪れました。プラハから列車で到着し、ブダペストへと抜けました。
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ポーランド南部、かつてはポーランド王国の王都だった「クラクフ」、世界遺産です。
人口は約75万人。
8世紀には既に町が成立していたといわれますが、13世紀にモンゴル軍の襲来により破壊されました。
クラクフの中央広場は、中世から残る広場としてはヨーロッパ最大といわれています。
広さは約4万平方メートル。
真ん中に「織物会館」という2階建てのルネサンス様式の建物があります。
現在は1階が土産物屋、2階は博物館になっています。
左に見えるのは旧市庁舎の塔。
市庁舎そのものは19世紀初頭に取り壊されてしまいました。
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イチオシ
広場に面して「聖マリア教会」があります。
1222年の創建、ゴシック様式です。
この教会には有名なお話があります。
かつて、ここをモンゴルが攻めた時、ラッパ吹きが教会の窓から襲撃を知らせました。
しかし、彼はラッパを吹き終わらないうちに喉を射抜かれてしまった。
その悲劇を悼んで、「聖マリア教会」では、毎時、ラッパが吹かれます。
ラッパの音は、必ず途中で途切れるのです。
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この「ヴァヴェル城」は、北はリトアニアから南はバルカン半島・黒海に至るまで、東ヨーロッパの大半を占める広大な地域を支配したポーランド王国の王宮、文化の中心地でした。
「ヴァヴェル城」はクラクフ旧市街の南、ヴィスワ川のほとりにあります。
レンガ造りの茶色の外観が印象的な、美しい王城です。
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写真は、ヴァヴェル城内にある大聖堂。
1364年に建てられたこの聖堂はゴシック様式。後にルネサンス式の礼拝堂が増築されました。
左の高い塔は「ジグムントの塔」。
ここには、周囲8mもある巨大な鐘が吊り下げられています。
右下の金色のドームは「ジグムント・チャペル」。
1533年に完成したポーランド・ルネサンス建築の最高傑作といわれる建物です。 -
これは旧市街にある「バルバカン」という砦。
15世紀に建造された円形の砦で、ヨーロッパに現存する数少ない「バルバカン」のうち、このクラクフのものは、最大規模なのだそうです。 -
クラクフから西に約50キロ、「オシフィエンチム」はあります。
「オシフィエンチム」、ドイツ語で「アウシュヴィッツ」。
それは人類最大の悲劇である「ホロコースト」の象徴とも呼べる史跡です。
入り口のゲートには「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」という文字が掲げられています。
よく見るとBの字が上下逆さです。
これは、この門を作った囚人たちの、せめてもの抵抗の証であるといわれています。
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1938年から1945年にかけて、ナチス・ドイツはその占領下の土地からユダヤ人、ポーランド人、ロマ、共産主義者、同性愛者、反体制活動家などを捕らえ、各地に設けられた強制収容所へと送り込みました。
一説によると約600万人の人間が命を奪われたのだといいます。
(ただし、この数は連合国側のプロパガンダであるという反論も根強くあります)
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