筑波山で追悼山行

2009/12/06 - 2009/12/06

恒例の山の会の追悼山行を筑波山で実施する。

我が山の会は今年創立４９年目で、幸い山での事故は無かったが残念なことに病死で会員の中で４人が亡くなっている。
誰言うともなく年間計画を検討する際、毎年１２月の第一日曜日を追悼山行と位置づけ筑波山に集合、山頂で先に逝った仲間を追悼するようになりました。

今年も快晴の筑波山御幸ヶ原で追悼できました。
暖かな日和の中で４人の遺影の前で思い出話に花が咲き、４人を偲びました。




作成中

エリア 筑波山周辺(茨城)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

＜筑波山遠望＞

集合場所は筑波山市営駐車場のため、自宅から自家用車で向かいます。

結城市を過ぎるころから筑波山の勇姿が車窓から望めるようになります。

＜筑波山＞

筑波山は双峰の山で左・男体山と右・女峰山になっています。

男体山にはケーブルカー・女峰山にはロープウェーで上れます。

＜男体山＞

駐車場から望む。

＜女峰山＞

駐車場から・・。

＜サザンカ＞

駐車場の奥に大きなサザンカが毎年開花して迎えてくれます。

何時もの登山と違い、この追悼山行だけは筑波山市営駐車場集合に決めて、現地集合としています。
一昨年までは無料でしたが、現在は一日５００円です。

＜筑波山神社大鳥居＞

９時３０分集合で埼玉県川口市・久喜市・栗橋町・群馬県高崎市・茨城県土浦市などの会員が集合し出発です。

駐車場から近道をして、筑波山神社に向かいます。
近道のため、大鳥居はくぐらず、振り返ってみています。

＜巨木＞

筑波山神社の横を近道して・・
何の木か不明ですが巨木があります。

巨木は４本あり、公表すれば観光資源になりそうな立派なものです。

＜紅葉＞

筑波山神社境内に入ると紅葉が見られるようになります。

この木は、紅葉が丁度いいようです。

今年は第一日曜日が６日ですので、何時もの年寄り約一週間近く遅いので心配していました。

見頃の紅葉に満足。

木立の中にも一段と艶やかな紅葉が見られました。

＜筑波山神社＞

筑波山神社にお参りしてから・・。

＜筑波山神社の狛犬＞

いかにも古そうな狛犬。
歴史を感じます。

＜御手洗い＞

ここの御手洗いは屋根がありません。

＜山門＞

正面から入らなかったので本殿の境内から振り向いて山門を望みます。

境内から登山電車駅に向かう途中にある紅葉スポット。

今年の紅葉は少し遅いようです・・
名残の紅葉を見て階段を登ります。

黄葉と落葉の絨毯

＜落葉模様＞

４トラ仲間の「まみさん」が着物の柄にしたいと云っていましたが、写して見て・・

なるほど　(^・^)

光を浴びて・・

気に入った一枚です。

黄葉

陰ひなた・・

黄葉の中に・・

一枝だけ赤が・・

もう種に・・

＜紅葉＞

登山電車の駅近くの紅葉。

林間の紅葉。

＜ケーブルで登る＞

遠くに関東平野が・・。

＜ケーブルカー＞

中間点ですれ違います。

何・・
これぇ〜　(^_-)-☆


芸術写真になってしまいました。

こんなワイヤーで・・

乗ってきた「わかば」

＜男体山山頂＞

筑波山山頂駅を出ますと、そこは御幸ヶ原。
御幸ヶ原から男体山頂上を望む。

＜御幸ヶ原よりの眺望＞

遠望の雲海の奥に日光連山。

御幸ヶ原よりの眺望。

＜道程元標＞

御幸ヶ原の混雑振り。

御幸ヶ原から少し上った所のベンチに祭壇を作り４人の仲間を追悼する。

その後記念写真を撮って・・

１２月とは思えない暖かな日差しのもとで、遺影を囲み祭壇に挙げた供養物を頂きながら昔話に花が咲き４人を偲びました。

写真を見て何かたりないと思われた方がいるかも知れませんが・・花がありません。

実は、第一回目の追悼山行の時に花を持参してケーブルカーに乗ったら神社関係者と思われる白装束の方に筑波山は筑波山神社の持ち物で境内と同じなので花は遠慮して欲しいと言われ、以降花は持参できなくなりました。

＜ケーブル筑波山頂駅＞

下山は、参加者の半分はケーブルで下山、半分は男体山、御幸ヶ原コースを下山します。

下山開始

元は一本

まだ、三分の一

杉林の中を歩く。

黄葉

鳥居まで下山。

落葉の絨毯。

＜落葉を踏んで＞

落葉の絨毯。

＜稲荷神社＞

下山道から筑波山神社の裏側から入り・・
お稲荷さんの横に出る。

石段から・・。

筑波山神社を角度を変えて。

お日柄は宜しい様で・・

＜万両＞

＜おたふくみかん＞

＜筑波山神社の大鈴＞

＜筑波山神社正面＞

＜ガマの油売りの口上＞

大きな声が境内一杯に広がっていました。

境内で・・

精一杯輝いて・・。

境内におみやげ屋さんが出展。

＜赤いガマ＞

赤いガマは見つかりませんでした。

本当にいるのぉ〜

午後の日差しが降りて行く境内。

太鼓橋の背景に鳥居が・・。

最後の紅葉。

微妙な色合いが何ともいえない・・

心地よい疲れを癒してくれました。

境内にて。

残り少ない黄葉が青空に映えて・・

柔らかな色合いの紅葉。

池の中の落葉。

＜紅葉・黄葉＞

筑波山神社を出て駐車場に向かう途中で観た紅葉･黄葉が青空に映える。

追悼山行に相応しい快晴の基、無事今年も山頂で４人の仲間とも会え紅葉･黄葉を楽しめ、素晴らしい一日になりました。

来年も来るからね・・。



今年も残り少なくなり登山も忘年山行のみとなりました。


　　　　　　　　　　　完

この旅行記へのコメント （4）

• 義臣さん 2010/12/07 17:05:22

  追悼

  お仲間の追悼、、山行
  
  　何処か寂しく、、暖かい気持ちになりますね
  
  でも　良い天気で　良かったですね
  
  　　　　　　　　　　　　義臣

  いっちゃんさん からの返信 2010/12/07 21:41:45

  RE: 追悼

  義臣さん　こんばんは
  何時も書き込みお気遣いいただきありがとうございます
  
  > お仲間の追悼、、山行
  >
  > 　何処か寂しく、、暖かい気持ちになりますね
  >
  > でも　良い天気で　良かったですね
  >
  > 　　　　　　　　　　　　義臣
  
  本当に一日快晴はラッキーでした
  これも５人の仲間がこうしてくれたのかもしれません。
  
  ゆっくり追悼できました
  これからも続けて行きたいと思っています。
  
  　　　　　　　　　　　いっちゃん
  
  

• rokoさん 2009/12/16 17:08:45

  今年も・・・

  いっちゃんさん　こんにちは
  今年も追悼山行、実施されたのですね。
  昨年の旅記を思い出しながら見せていただいてました。
  
  まだまだ紅葉も見ごろで美しいです、
  落ち葉もほんと着物の小紋柄のようですね
  古典的で落ち着きます。
  
  ケーブルカーで撮られた写真、面白い！
  
  ４人のお仲間の写真を飾って、お供え物も律儀に
  昨年もそうでしたね。
  山仲間の固い絆を感じます。
  
  午後の日差しの中、落ち葉ふみふみ下山され
  充実した一日でよかったですね。
  
  
  　　　　roko
  
  
  

  いっちゃんさん からの返信 2009/12/16 17:55:32

  RE: 今年も・・・

  何時も書き込みお気遣いありがとうございます。
  
  > いっちゃんさん　こんにちは
  > 今年も追悼山行、実施されたのですね。
  > 昨年の旅記を思い出しながら見せていただいてました。
  
  今年もおいで頂きありがとうございます
  来年も再来年も可能な限り続けたいと思っています。
  
  > まだまだ紅葉も見ごろで美しいです、
  > 落ち葉もほんと着物の小紋柄のようですね
  > 古典的で落ち着きます。
  
  こんな佇まいは落ち着きますね
  敷き詰められた落葉は温かみも感じます。
  
  > ケーブルカーで撮られた写真、面白い！
  
  私の姿がフロントガラスに映って・・
  駄目な写真も面白みはあると思い載せてみました＞
  
  > ４人のお仲間の写真を飾って、お供え物も律儀に
  > 昨年もそうでしたね。
  > 山仲間の固い絆を感じます。
  
  お花を飾ってやれないのが悩みですが・・
  その分、供養物で！
  
  > 午後の日差しの中、落ち葉ふみふみ下山され
  > 充実した一日でよかったですね。
  
  何と言ってもお天気が歓迎してくれ
  快晴の中で追悼できたのが何よりです。
  
  
  　　　　　　　　　　いっちゃん