2009/11/29 - 2009/11/29
1454位(同エリア3848件中)
みにくまさん
天王寺周辺を散歩している時に偶然見つけたお寺です。
初めて付近を歩いた人ならば、少し遠くからでも「あれは何だ!?」と言わさずにはいられない、巨大で斬新な見たことも無い二王門。
よーく思い出したら、何度かこのお寺のことはテレビで見たことがあるかもしれないです。
◎ 一心寺
住所 大阪市天王寺区逢阪2−8−69
電話番号 06−6771−0444
開館時間 9:00〜16:00
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お骨佛の寺 一心寺
一心寺は宗派を問わず、納骨をお受けしています。納められたご遺骨は10年分をひとまとめにしてお骨佛(遺骨で造られる阿弥陀如来像)を造立いたします。
現在一心寺には、7体のお骨佛様がお祀りされています。
明治20年に1体目が造立されて以来、10年ごとに開眼しておりますので、通産では13体になりますが、戦前に造られた6体は残念ながら戦災で焼失いたしました。
(一心寺HPより) -
二王門
この山門は平成9年4月、第12期お骨佛開眼大法要にあわせて、平成7年より2ヵ年をかけて建立されました。
二王尊は彫刻家・神戸峰男氏による5メートル余の青銅像。左側・口を開いている阿形像は心の邪念を戒め、右側口を閉じた吽形像は世の乱れを睨んでおります。
扉の4人の天女は画家・秋野不矩氏の原画を神戸氏が浮き彫りにされました。インドから日本にいたる仏教世界の文化を帯して少しづつ顔やお姿が違います。
インドの仏蹟では、人々がその胸と腰にふれて生命のご利益とされます。
昭和20年に空襲で焼失した旧山門は、大坂城玉造り御門の移築と伝えられ「黒門」と呼ばれていたことに因んで、新山門もまた今日的意匠による黒い門として復興いたしました。 -
二王門 阿形
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二王門 阿形
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二王門 吽形
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門扉の天女像
「 インドの仏蹟では、人々がその胸と腰にふれて生命のご利益とされます。 」
よく日本でも猪や馬の体に触れると、ご利益があるというので、そういった場所では皆さん競って触られていますが、たいていの場合は対象が動物なので、触れやすい。
しかし、このような天女像だと、胸と腰にふれて生命力のご利益・・・と書かれていても、誰も触ろうとしません。 -
受付堂
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受付堂
建物の上層だけを見たら八角堂に見えましたが、下層は四角の建物でした。
建物の周囲には石造りの柱が立っていたり、屋根や壁の形状が違っていたり、また見たことの無い相輪を備えていたり、とにかくてんでバラバラな感じでありながら、全体的には調和が取れているという、不思議な建物です。
この受付堂は、あらゆる既成概念から開放された自由な建築物をイメージしたのでしょうか。 -
本堂
こちらは正面から。
この本堂は、私が普段見慣れた重厚感のある寺院建築です。
中がどうなっていて、何が行われているのかは分かりません。 -
本堂
今日の本当の目的は、大阪市内で紅葉を探すことでした。
ここにはモミジはありませんでしたが、とっても立派なイチョウがあって、本堂と一緒に撮影したら、けっこう良い感じの絵になりました。 -
本堂
大きなイチョウと一緒に。 -
納骨堂
10年ごとにお骨佛が造立され、この中に祀られています。 -
納骨堂
すごい数の人がひっきりなしに訪れてはお参りしていきます。
正直、大阪のお寺で、普通の日曜日にこんなに多くの人が訪れるお寺があるということに、かなり驚きました。
現在の社会事情、大阪市内という地理的な問題など、しっかりと時代背景にマッチしたシステムが受け入れられているのでしょう。
納骨に訪れる方も、年々増えているそうです。 -
納骨堂 お骨佛
少し遠くから撮影させていただきました。
1体のお骨佛は、十数万体の納骨でできています。 -
イチョウ
けっこう見事に色づいていたので、イチョウだけの写真も撮っておきました。
イチョウは毎年御堂筋のイチョウ並木を見ているので、珍しくはありませんが、これだけ大きなイチョウは御堂筋には無いと思います。
実際には葉の色はもう少し黄色っぽいです。 -
イチョウ
◎ おしまい
京都・奈良へ行ってお寺などを回っていると、今から800年前、下手したら1400年前という歴史のある寺院ばかりです。
そこには伝統を重んじ、歴史を大切に保存しようとする姿が見て取れます。
しかしこの寺では、完全に既成概念というものを取り払い、現代のお寺のあり方とは、を試行錯誤してきた様子が感じられました。
そこには宗教の差は無く、古くからの伝統へのとらわれも無く、国境すらも超越しているように思えます。
それは、訪れる者を出迎える仁王門であり、全てを物語っているのが受付堂だと思います。
もっとも私が感じたのは、外観を見ただけのことなので、実際のこのお寺の方針などは分かりませんが、外観は内面の鏡だとすると、てんで的外れということは無いのではないでしょうか。
かといって、本堂や納骨堂などは、日本の伝統的な建物で、決して古きを軽んじるというのではなく、全てを受け入れるという考えなのではないかと思いました。
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