秩父往還を走る

2009/11/22 - 2009/11/22

今日は埼玉県秩父地方で放浪の旅をしました。明るいうちはレンタカーで、ローカルバスの終点になっているような山間集落巡りです。まだ紅葉がきれいに残っている場所もあったし、何枚かホーロー看板も見つかったので満足です。天気は悪いし寒かったけど、それは致し方無い。
暗くなってきたら車を返して秩父市街の街歩きです。昔栄えた頃の名残がよく残っている良い街です。地元百貨店もまだ残ってます。「松竹秩父国際劇場」なんて凄かったな。大勢の人々がここで映画を見るために山奥から街に出てきた様子が想像できます。

エリア 秩父(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ スカイマーク 私鉄

秩父から山梨県へ抜ける国道１４０号線(秩父往還)は秩父市大滝でルートが３つに別れています。現在のメインルートは一番北に新しく作られたループ橋がある立派な新道ですが、なぜか残り２本の旧道も国道に指定されたままなんです。
写真は二瀬ダム付近にある駒ヶ滝トンネル。狭くて行き違いなんて全く無理のため、トンネル用信号による交互通行になってます。しかもトンネル内にＹ字の交差点があるという複雑さ！観光の車が多い時期には確実に渋滞します。

２本ある旧道のうちの「上」の道。この道が古代以来使われてきたルートを踏襲しているわけですが、国道とは名ばかりの狭さです。以前は一方通行だった記憶がありますが、今は解除されています。だから時々向こうから路線バスなんかが来て困る訳です。ところどころに斜面にへばりつくような集落があります。写真は栃本関所あたり。

秩父のご当地グルメは「わらじかつ丼」です。それほど期待せずに食べ始めたのですが、旨くてびっくり！薄手のトンカツが、玉子とじでもソースでもなく、甘辛いタレに浸してあります。「わらじ」なので２枚のってるところが嬉しい・・・じゃなかったダイエット的に辛い(笑)。