2009/11/07 - 2009/11/07
1221位(同エリア2026件中)
のん太さん
いつでも行けるからとなかなか行けていなかった八王子城にようやく行って来ました。
ハイキングコースは、KTちゃんが入手してくれました。
ネットにはなかなかいいものがなく探すのが大変だったようです。
感謝感謝。
紅葉にはまだ早かった、というか、紅葉ならこの時期高尾山ですよね。
ま、いいのです。目的は城なので!
休憩込みで約5時間ほど歩いたり、登山したりできました。
そろそろ登山部に入りたいかも。笑。
【今回のハイキングルート】
管理事務所→新道を通って→松木曲輪→本丸跡→詰めの城
→富士見台→木製はしごを通って→御主殿の滝→御主殿跡→曳き橋→管理事務所
所要時間:途中休憩してゆっくり歩いて3時間ほど
●八王子城
城郭構造 山城
築城 1587(天平15年)
廃城 1590(天平18年)
築城主 北条氏照
遺構 石垣・曲輪・御主殿跡
再建 石垣・虎口・曳橋
概要
北条氏の本城、小田原城の最大の支城。八王子権現(神仏習合の神)を守り神として祀ったことから八王子城を名づけられる。標高445mの城山に築城された山城。山の複雑な地形を利用しており、要塞地区(本丸などの何段もの曲輪を配置)、居館地区(御主殿などの館)、城下町(城山川に沿う)などのいくつかの地区に分けられる。またいくつかの出城もあった。
歴史
1587年北条氏康三男の氏照が築城した。滝山城の防衛に限界を感じ、安土城を参考に本拠を移した。1590年(天平18年)6月23日、天下統一を進める豊臣秀吉の軍勢、上杉景勝・前田利家・真田昌幸らの連合軍に攻められ、1日で落城。そのとき城主氏照や家臣精鋭は小田原本城に駆けつけていて、八王子城内には城代の横地監物吉信らわずかの将兵の他、婦女子など数千が立てこもっていただけで、対し連合軍は数万だった。落城時には婦女子らが御主殿の滝の上流で自刃し、次々と身を投じたことにより、城山川の水が三日三晩血に染まったという。そのため東京有数の心霊スポットともなっている。2006年日本100名城に選定される。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
-
朝9時に高尾駅で待ち合わせ。
KTちゃんとは同じ沿線沿いなので、もっと前の駅から合流。
高尾駅に着いたけど、KPちゃんがいない(汗)
→高尾駅では天狗さんがお出迎え
高尾山は日本三大天狗の一つ。以前行った群馬沼田の迦葉山も日本三大天狗の一つ。 -
KPちゃんが待ち合わせ時間を過ぎても現れず、携帯も通じない(涙)
→高尾駅すぐのマックで、KPちゃん待ち
私はマックグリドルの大ファン。甘くてしょっぱい食べ物、万歳!マックグリドルファンななかなかいない。 -
KPちゃんと連絡が取れないので、出発してまいました!
バスに乗って、霊園前で降りる。
→バス停からすぐの交差点、八王子城跡入口を左へ向かう。 -
→八王子城に向かう道には、案内板が数ヶ所出ていて迷子にならなくて安心。
-
→いもがらが売っていました。
芋がら縄(いもがらを長く網、味噌で煮たもの)は戦国時代の野戦食だったそうな。ってKTちゃんに教わりました。 -
→北條氏照のお墓もあります。
私たちはスルー。 -
→バス停から八王子城跡まではこんな道。
-
→また無人販売所です。
竹炭・・・マイナスイオンを放出し、癒し効果が得られる。欲しかったな。 -
お!八王子城に着いたか?
→八王子城の駐車場です。 -
→駐車場前の石碑
-
→八王子城跡の入り口です。
管理棟があり、ボランティアガイドさんもいました。
人も思ったよりいて、びっくり。かなりマニアな場所だと思ってたのに(笑)
ボランティアガイドさんにハイキングコースを聞いて確認。KTちゃんが入手してくれたマップをもとに詳しく説明を聞くことができました。いいルートも選択できたので、いざ出発。 -
管理事務所でしっかりトイレを済ませ出発。
新道を通ってまずは松木曲輪に向かいます。
→うっそうとした山への入り口。出そう… -
人はやっぱり少ないです。
→こんな風に標識が出ているので迷子にはまずならないだろうと安心。 -
→金子三郎左衛門家重が守っていたと言われる曲輪=金子丸
ちょっとはひらけてはいるけど狭いっす。 -
→城山頂上方面へGO
-
山頂まであとちょっと?!
→北條氏照が八王子城の守り神として祀った八王子神社。 -
八王子神社のあといったん松木曲輪まで行ってしまいましたが…
実は山頂(本丸跡)は八王子神社の方向のこの急な階段から登っていきます。 -
→本丸への道のり
八王子神社から急な山を登って10分弱。
松木曲輪には人がいっぱいいるけれどもここに来る人はほぼいない。 -
→本丸跡
とてもちっちゃい本丸でした。
山城のせいもありますが。
大きな建物はなかったといわれてるそうです。
そりゃ、そうだよね。
横地監物吉信が守っていたそうです。 -
→松木曲輪
下ってまた松木曲輪へ。
人がいっぱい。
ビール片手にトン汁やら、お赤飯やら食べます。
これは、一種のハイカーパーティー?
流行ってるの??
とてもおいしそうな匂いがしました。 -
→松木曲輪からの眺め
あまり視界がよくなかったです。
っていうか、絶景スポットは松木曲輪の直前あたり。
景色を流しみしちゃっていました(/_;)
パーティーの匂いに惑わされることなく私たちもここで休憩。
見知らぬハイカーとお話楽しみました。 -
松木曲輪から先に進むと井戸があります。持参のペットボトルに給水をしました。
おいしい水、というか普通においしい水でした。
…水のおいしいとかよくわからんない。
→高尾山、陣馬山方面とか出てきた!行けちゃう!
でも同行のKTちゃんは山道歩き、かなり辛そう(汗) -
→こんな細い山道のハイキングもそうそうない。
だって私、ハイカーじゃないし(笑)
王道ハイキングコースってもっとコースが広いですよね。
ま、人がいないから大丈夫ですけど。 -
あれ?どこ行くんだっけ?
→富士見台方面に向かいます。 -
→富士見台到着!
富士山見えず(涙)
ここでもゆっくり休憩いただきました。 -
→どう?
木から落ちて休憩テーブルに乗っていた葉っぱで人を作成。 -
→木の根っこが一面
富士見台を出発して、先に進みます。 -
→道はどんどん狭くなっていき1人分にも満たなくなってきた。人もどんどんいなくなる。
-
→木に書かれた目印
ところどころの木に目印?がついています。
目印の意味がわからない場合は意味ないよね〜… -
→木製はしごへの分岐点
さて、ここが一番問題の場所。
御主殿へと向かう道のひとつで、木製はしごがある道があるんです。
しかもその木製はしごが老朽化しているから危険って案内が出てる。
でも管理事務所のボランティアガイドさんななんとか大丈夫だと思いますっていうから信じてはしご方面向かいました。 -
→はしごまでの道のりもかなりうっそうとしてますが、大丈夫でしょうか!?
-
→朽ちてる木製はしご
ほんとにはしごが朽ちてるー!!
大丈夫か?!
上部2段がいつ抜けてもおかしくないくらい。
びびりながらKTちゃんから下にくだりました。
途中からロープを必死につかんで下ります。 -
なんとか無事にはしごを降りた後も、足元崩れていてロープがないと歩けないポイントがあったりして、ある意味アトラクション!
山慣れしてるっぽい方々に助けられなんとか難所を抜けられました。
人が全くいなかったらあのはしごはもっと恐怖だったと思います… -
ようやくひらけたところに出て来れました。
-
紅葉がどこにもなくてさみしい思いをしていたら、みつけました!すすき!
-
ようやくたどりつきました〜♪
→御主殿跡
城主北条氏照が居住していたところといわれています。発掘調査を行ってまた埋め戻しているそうです。
ちなみに御主殿に向かう手前に御主殿の滝がありました。
>落城時には婦女子らが御主殿の滝の上流で自刃し、次々と身を投じたことにより、城山川の水が三日三晩血に染まったという。
という話がありまして、心霊スポットとなる所以ですね。
写真は控えました。
一日で落城してしまい、無念な思いで命を絶った女性や子供たちのことを考えると…今は絶対そんなことがないですものね… -
→御主殿からみ見下ろす曳橋
当時は簡単な木橋だけで、敵が攻めてきたときに曳いて橋をなくして侵入を防いだとのこと。
今は立派な橋ができています。 -
→御主殿虎口
直接御主殿に入れないようにコの字型をしている通路。
石垣は築城当時のものらしいです。素晴らしい。 -
→曳橋
木製でとても雰囲気のある立派な橋でした。 -
なんだかいい雰囲気ですよね。
-
この古橋もいい存在でした。
-
再びバスに乗って高尾駅に帰ってきました!
朝も高尾駅は待ち合わせをしているハイカーがいっぱいいましたが、帰りもハイキング帰りのハイカーがたくさん。
賑わっていました。
今更日本100名城をめぐるのは大変だけど、とりあえず都内の江戸城・八王子城は行っときたい!から始まった今回のハイキング。
思ったより充実感ありました。
やっぱりのん太は山歩きも好きです。
高尾山−陣馬山コースにも行ってみたいな〜なんて思いました。
お・わ・り
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