米原旅行記(ブログ) 一覧に戻る
10月最後の日に、晩秋の伊吹山に登ってきました。ちょうど紅葉まつりの期間中で、紅葉狩りのお客さんで賑わっていました。紅葉は中腹付近が見頃。頂上あたりは冬枯れ状態で、一面茶褐色の世界でした。<br />旅行記は、頂上までの往路と頂上から下山までの復路の2編に分けています。今回は、「2/2・復路 東遊歩道コースを散策」です。<br /><br />写真は、東遊歩道から見上げた雲の中の太陽。

車で滋賀 ★晩秋の伊吹山 2/2・復路 東遊歩道コースを散策

5いいね!

2009/10/31 - 2009/10/31

431位(同エリア554件中)

0

43

シベック

シベックさん

10月最後の日に、晩秋の伊吹山に登ってきました。ちょうど紅葉まつりの期間中で、紅葉狩りのお客さんで賑わっていました。紅葉は中腹付近が見頃。頂上あたりは冬枯れ状態で、一面茶褐色の世界でした。
旅行記は、頂上までの往路と頂上から下山までの復路の2編に分けています。今回は、「2/2・復路 東遊歩道コースを散策」です。

写真は、東遊歩道から見上げた雲の中の太陽。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

PR

  • 頂上の廃屋・旧測候所<br /><br />山頂の東に建つ塔と建物は、<br />今は使われていない元測候所。<br />この旧測候所の建物近くに<br />一等三角点(1377.3m)が<br />設置されていた。<br /><br />山頂付近には、日本武尊像と山寺、<br />トイレ棟、数軒の山小屋、<br />土産物屋が立ち並び、<br />沢山の登山者で混雑していた。<br /><br />おにぎりで遅い昼食をとり<br />東遊歩道ルートで下山開始・・。

    頂上の廃屋・旧測候所

    山頂の東に建つ塔と建物は、
    今は使われていない元測候所。
    この旧測候所の建物近くに
    一等三角点(1377.3m)が
    設置されていた。

    山頂付近には、日本武尊像と山寺、
    トイレ棟、数軒の山小屋、
    土産物屋が立ち並び、
    沢山の登山者で混雑していた。

    おにぎりで遅い昼食をとり
    東遊歩道ルートで下山開始・・。

  • そびえる旧測候所<br /><br />伊吹山測候所は、大正8年から平成13年3月31日<br />(平成元年6月からは無人観測)まで、<br /><br />伊吹山の気象観測が行われていた施設。

    そびえる旧測候所

    伊吹山測候所は、大正8年から平成13年3月31日
    (平成元年6月からは無人観測)まで、

    伊吹山の気象観測が行われていた施設。

  • 東散策路と東の峠

    東散策路と東の峠

  • 伊吹山ドライブウェイ<br /><br />東の峠から見た上平寺越駐車場附近。ガスで少し霞んでいます。<br /><br />伊吹山ドライブウェイは、岐阜県と滋賀県を行ったり来たりして高度を上げて行きます。登り始めは岐阜県関ヶ原で、山頂は滋賀県です。

    伊吹山ドライブウェイ

    東の峠から見た上平寺越駐車場附近。ガスで少し霞んでいます。

    伊吹山ドライブウェイは、岐阜県と滋賀県を行ったり来たりして高度を上げて行きます。登り始めは岐阜県関ヶ原で、山頂は滋賀県です。

  • 旧測候所と琵琶湖

    旧測候所と琵琶湖

  • 草原を下る東散策路

    草原を下る東散策路

  • 冬枯れの灌木<br /><br />枯れているわけではありませんが、<br />早くも冬仕度の木々・・。<br /><br />雪と強風に耐えて、春を待つ晩秋の草木の姿。<br />思わず、頑張れ!と声をかけました。

    冬枯れの灌木

    枯れているわけではありませんが、
    早くも冬仕度の木々・・。

    雪と強風に耐えて、春を待つ晩秋の草木の姿。
    思わず、頑張れ!と声をかけました。

  • 草原の赤い実<br /><br />マムシグサの実。<br />何ヵ所かで見かけました。<br /><br />枯野にあっても目立つ赤い実。<br /><br />夏の姿は、こちらで▽<br />http://4travel.jp/traveler/breeze63/pict/17102791/src.html

    草原の赤い実

    マムシグサの実。
    何ヵ所かで見かけました。

    枯野にあっても目立つ赤い実。

    夏の姿は、こちらで▽
    http://4travel.jp/traveler/breeze63/pict/17102791/src.html

  • 草原のカメラマン<br /><br />散策路の脇に太い脚の三脚を構え、バズーカ砲で何かを狙っておられたおじいさん。<br />お聞きすると、地元の方だとか・・。鷹ですか?・・とお聞きしたら、鷲(ワシ)だとのお返事。お暇そうなので、少し話をさせていただきました。鳥は気まぐれ、忍耐強くなければ務まりません、この撮影。

    草原のカメラマン

    散策路の脇に太い脚の三脚を構え、バズーカ砲で何かを狙っておられたおじいさん。
    お聞きすると、地元の方だとか・・。鷹ですか?・・とお聞きしたら、鷲(ワシ)だとのお返事。お暇そうなので、少し話をさせていただきました。鳥は気まぐれ、忍耐強くなければ務まりません、この撮影。

  • 日蔭を走る山の道

    日蔭を走る山の道

  • 山頂にかかる雲

    山頂にかかる雲

  • 乾いたアザミ<br /><br />伊吹山には幾つかのアザミが咲くようですが、<br />枯れ姿では、素人の私には特定不能です。<br /><br />多分、タムラソウではと・・思うのですが。

    乾いたアザミ

    伊吹山には幾つかのアザミが咲くようですが、
    枯れ姿では、素人の私には特定不能です。

    多分、タムラソウではと・・思うのですが。

  • 旧測候所の見える散策路

    旧測候所の見える散策路

  • ピンク色の実<br /><br />マユミの群生地・・。<br />沢山の実が生り、木全体がピンク色の花を<br /><br />咲かせたように見えていた。

    ピンク色の実

    マユミの群生地・・。
    沢山の実が生り、木全体がピンク色の花を

    咲かせたように見えていた。

  • 冬枯れの斜面

    冬枯れの斜面

  • アザミとマユミ

    アザミとマユミ

  • 残る空のサヤ<br /><br />ユリ科の花の種のようですが、サヤの長さが短く、<br />よく見かける普通のユリなどとは違います。<br /><br />多分、ウバユリの実だと思われます。

    残る空のサヤ

    ユリ科の花の種のようですが、サヤの長さが短く、
    よく見かける普通のユリなどとは違います。

    多分、ウバユリの実だと思われます。

  • 残った紅葉

    残った紅葉

  • ツリバナの赤い実<br /><br />庭にも植えられる吊花。<br /><br />5〜6月に目立たない淡緑色の<br />小さな5弁の花を咲かせ、<br />果実は10mmほどで丸い。<br /><br />熟して5裂した実からは<br />朱赤色の種が現れる。<br /><br />風にゆらゆら・・。<br />東遊歩道では沢山見られた。

    ツリバナの赤い実

    庭にも植えられる吊花。

    5〜6月に目立たない淡緑色の
    小さな5弁の花を咲かせ、
    果実は10mmほどで丸い。

    熟して5裂した実からは
    朱赤色の種が現れる。

    風にゆらゆら・・。
    東遊歩道では沢山見られた。

  • サヤだけのドライフラワー<br /><br />豆のサヤのような姿やサヤ先端のトゲなどが<br />トリカブトの実に似ています。<br /><br />多分、間違いないかと思います。

    サヤだけのドライフラワー

    豆のサヤのような姿やサヤ先端のトゲなどが
    トリカブトの実に似ています。

    多分、間違いないかと思います。

  • 突っ立つドライフラワー<br /><br />初秋のころ、白い穂状の花を咲かせる<br />サラシナショウマの実のようです。

    突っ立つドライフラワー

    初秋のころ、白い穂状の花を咲かせる
    サラシナショウマの実のようです。

  • カラカラの花茎<br /><br />人の背よりも高い草。<br />シシウドの枯れ花でしょうか。

    カラカラの花茎

    人の背よりも高い草。
    シシウドの枯れ花でしょうか。

  • マユミの実<br /><br />庭木で街中でも見る真弓。<br />雌雄異株の木。<br />木にしなりがあり、昔、弓に使われた。<br /><br />5〜6月に8mmほどの淡緑色の<br />小さな4弁の花を咲かる。<br /><br />果実は10mmほどで四角くピンク色。<br /><br />熟して4裂した実からは<br />赤色の種が現れる。<br />実は雪が降るころまで残る。<br /><br />カンサイマユミとカントウマユミがある。<br /><br />東遊歩道では<br />ツリバナより多く見られた。

    マユミの実

    庭木で街中でも見る真弓。
    雌雄異株の木。
    木にしなりがあり、昔、弓に使われた。

    5〜6月に8mmほどの淡緑色の
    小さな4弁の花を咲かる。

    果実は10mmほどで四角くピンク色。

    熟して4裂した実からは
    赤色の種が現れる。
    実は雪が降るころまで残る。

    カンサイマユミとカントウマユミがある。

    東遊歩道では
    ツリバナより多く見られた。

  • ガク片のある乾燥花<br /><br />色褪せた褐色の実と花弁。<br />ノリウツギのドライフラワーのようです。<br /><br />実はともかく、<br />ガク片もまだ落ちずに残っていた。

    ガク片のある乾燥花

    色褪せた褐色の実と花弁。
    ノリウツギのドライフラワーのようです。

    実はともかく、
    ガク片もまだ落ちずに残っていた。

  • 実の生る木・マユミ

    実の生る木・マユミ

  • 黄葉

    黄葉

  • クマザサと枯野

    クマザサと枯野

  • ドライフラワー

    ドライフラワー

  • 赤い茎と実<br /><br />真っ赤に燃えるように<br />群生していたアカソがこんな姿で<br /><br />残っていた。

    赤い茎と実

    真っ赤に燃えるように
    群生していたアカソがこんな姿で

    残っていた。

  • 紅葉の低木<br /><br />頂上付近では、葉を残している木は僅か。<br /><br />運よく窪地か岩陰の<br />陽だまりに茂るもののみ・・。

    紅葉の低木

    頂上付近では、葉を残している木は僅か。

    運よく窪地か岩陰の
    陽だまりに茂るもののみ・・。

  • 綿毛の残る花<br /><br />岩陰に立つ綿毛は<br />コイブキアザミのようです。<br /><br />頂上あたりで沢山見かけた。<br /><br />やがて飛んで<br />なくなる白い綿毛の実。

    綿毛の残る花

    岩陰に立つ綿毛は
    コイブキアザミのようです。

    頂上あたりで沢山見かけた。

    やがて飛んで
    なくなる白い綿毛の実。

  • 小さな秋<br /><br />苔むした岩場の壁に<br />根を下した一片の草。<br /><br />小さいながらも黄葉していた。

    小さな秋

    苔むした岩場の壁に
    根を下した一片の草。

    小さいながらも黄葉していた。

  • 湧きあがる雲と太陽

    湧きあがる雲と太陽

  • 伊吹山地の重なる山並み

    伊吹山地の重なる山並み

  • 雲のフィルター<br /><br />駐車場に到着・・。<br />雲行きが怪しくなってきました。<br /><br />山頂南東側から<br />ガスが覆いかぶさってきます。

    雲のフィルター

    駐車場に到着・・。
    雲行きが怪しくなってきました。

    山頂南東側から
    ガスが覆いかぶさってきます。

  • 長い影<br /><br />太陽は雲に隠れたり出たり・・。<br />目まぐるしく変わります。<br /><br />影が長く、光は弱く・・。<br />冷えてきました。<br /><br />16:46、そろそろ下山します。<br />

    長い影

    太陽は雲に隠れたり出たり・・。
    目まぐるしく変わります。

    影が長く、光は弱く・・。
    冷えてきました。

    16:46、そろそろ下山します。

  • 超望遠で何かを狙う一団

    超望遠で何かを狙う一団

  • 望遠レンズが並ぶ<br /><br />夕暮れのなかに居並ぶカメラ。<br />停まっていた車はみな関東ナンバー。<br />遠くからの遠征です。<br /><br />お聞きすると、やっぱり「鳥」。<br /><br />一度もシャッターを切ることもなく<br />帰る日もあるとか・・。<br /><br />好きだから・・できること。<br />お察しします。

    望遠レンズが並ぶ

    夕暮れのなかに居並ぶカメラ。
    停まっていた車はみな関東ナンバー。
    遠くからの遠征です。

    お聞きすると、やっぱり「鳥」。

    一度もシャッターを切ることもなく
    帰る日もあるとか・・。

    好きだから・・できること。
    お察しします。

  • 宵闇迫る山の道

    宵闇迫る山の道

  • 峠道・染まる雲

    峠道・染まる雲

  • 夕陽と光る湖面<br /><br />伊吹山の山腹を赤く染めて<br />暮れゆく夕日・・。<br /><br />霞の中の夕日の下に、<br />あかがね色に光る琵琶湖が<br /><br />すこしだけ見えました。

    夕陽と光る湖面

    伊吹山の山腹を赤く染めて
    暮れゆく夕日・・。

    霞の中の夕日の下に、
    あかがね色に光る琵琶湖が

    すこしだけ見えました。

  • 伊吹山の夕暮れ

    伊吹山の夕暮れ

  • 伊吹山は雲の中<br /><br />天気は急変、山頂付近は厚い雲に覆われました。手前の山の奥に伊吹山があるはずですが見えません。<br /><br />夕暮れ時とも重なり、急いで山を下る車の光が幾筋も・・。<br />これにて、私も伊吹ドライブウェイを下ります。<br /><br /><br />〜end〜

    伊吹山は雲の中

    天気は急変、山頂付近は厚い雲に覆われました。手前の山の奥に伊吹山があるはずですが見えません。

    夕暮れ時とも重なり、急いで山を下る車の光が幾筋も・・。
    これにて、私も伊吹ドライブウェイを下ります。


    〜end〜

この旅行記のタグ

5いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP