2009/11/06 - 2009/11/06
144位(同エリア304件中)
シベックさん
名古屋駅からJR中央線で北に向かうと、多治見駅に着く手前に険しい渓谷が現れます。いつも、通り過ぎるだけの玉野渓谷と土岐川、その渓谷にはへばりつくように造られた古虎渓駅と定光寺駅があります。
岐阜県恵那市の夕立山から流れ出す土岐川は、瑞浪、土岐、多治見の盆地を流れ、愛知・岐阜県境の玉野渓谷を抜け、濃尾平野に出て伊勢湾に注ぎます。その県境にある玉野渓谷に秋を探しに出かけました。
写真は、定光寺(じょうこうじ)駅前を流れる土岐川・夕刻風景。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
-
土岐川の渓谷
多治見市内までやってきました。
こちらから地方道15号線で
土岐川沿いに下ります。
渓谷は山が日を遮り日蔭が多い。
もう、日没の様子・・。 -
光る水面
-
土岐川の流れ
この川は、
岐阜県内では土岐川と呼ばれ、
愛知県に入ると玉野川、
名古屋市内では
庄内川と名を変えます。
途中、川沿いの道は狭く、
けっこうな交通量です。
停車帯もなく車を停めての渓谷美は
残念ながら眺められません。 -
蛇行する土岐川
多治見から春日井あたりまでは
山間を流れ下り、
険しい渓谷を見せています。 -
すわおおはし
-
清らかな流れ
-
橋の向こうは唯一の道
-
赤く塗られた鉄橋
すわおおはし。
橋を渡り、左の上流側は多治見。
右は名古屋方面・・。 -
玉野川と名を変え
定光寺駅前の玉野川の流れ。
玉野渓谷。
この辺りは愛知県。
玉野川と呼ばれるあたり・・。
これより下流では庄内川と
名を変えます。
早くも陽は西に・・。
色付き始めた
木々が斜光に映えています。 -
城嶺(しろかね)橋
この橋を渡り交差点を直進すると、左側に紅葉の綺麗な定光寺があります。
野生の猿も出没するらしい・・。 -
中央線・定光寺駅
名古屋から約28kmの中央本線にある駅舎。
開業は、1924年(大正13年)1月1日。
無人駅で上り古虎渓駅に3.5km、下り高蔵寺駅に4.1km。断崖にへばりつくように建つ。
駅の東を流れるのは玉野川。名古屋の近郊、渓谷美が美しい。 -
ひと筋の流れ
-
渓谷を行く中央線
木曽谷にも負けない険しい渓谷で、
中央線の車窓からも
この渓谷美を眺めることができます。
この流れに沿って中央線と
地方道15号線が走っています。
玉野渓谷あたりは、
駅舎のある古虎渓(ここけい)駅と
定光寺(じょうこうじ)駅附近だけが
地上で他はほとんどがトンネル。 -
城嶺橋と中央線定光寺駅
そろそろ日没、せっかくの定光寺です。
谷底から這い出し、
定光寺の高台から夕日を眺めてみたいものです。
急いで移動・・間に合うか。 -
林の中から射す太陽
定光寺は瀬戸市の北にある寺院。
JR中央本線定光寺駅からは
徒歩約15分です。 -
定光寺参道
定光寺は、臨済宗妙心寺派の寺院。
本尊は延命地蔵願王菩薩で、
尾張徳川家の菩提寺。
境内の奥に
源敬公廟(げんけいこうびょう)があり、
家康公の9男で初代尾張藩主の
徳川義直の廟所になっています。
公廟の彫刻は
左甚五郎の作だと言われています。
以前の旅行記(2008秋)
小さな旅●瀬戸の紅葉4
応夢山定光寺(おうむさん・じょうこうじ)
http://4travel.jp/traveler/breeze63/album/10291693/ -
杉木立の参道
紅葉もじっくり見たいけど、
まだ少し早目。今日は夕日を見ってみたい。
名古屋市内が望める高台に一目散・・。 -
高台から見る夕日
-
間もなく日没
-
名古屋駅高層ビル群
遠目には静かで穏やかな夕暮れですが、駅前界隈の喧騒が聞こえてきそう・・。ここから名古屋駅までは直線距離で約25km、そんな筈はありません。
聞こえるのは、傍を走る中央線の列車の音と、もの悲しそうな汽笛のみ・・。 -
定光寺から見る名古屋の灯
暗くなるにつれ、チカチカと星が瞬くように
街の灯りがくっきりと見えるようになりました。
もう少しいたいけど、
場所が場所だけに、そろそろ・・帰ります。
〜end〜
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