2009/10/23 - 2009/10/24
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tanukkoさん
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11月にも旅行に行く予定だけど、思いつきで10月にも出かけてしまうことに。テーマは温泉!行き当たりばったりで決めた割には、丁度紅葉真っ盛りに当たってうれしい旅になりました。紅葉の写真は難しくて、私の感動が伝わるものが少ないのですが・・・。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
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宿を先に決めてしまって、さて、どう行くか。すぐに分かったのは、山形新幹線で行くのは結構つまらなさそう、ということ。そして、行き帰りのルートを同じにするのがイヤな性分としては色々な組み合わせを検討することに・・・。相当時刻表検索をした結果、行きは新潟経由にしました。但し、米坂線との接続の都合で、始発に乗らないといけません・・・。ウーン、きっと、この休みのために、前の日は遅い。バックアップとして、東北新幹線経由ルートも準備。
案の定、前日は相当遅く、しかし、かえって眠れなくなってしまったので、2時間程の仮眠の後に始発の乗客となったのでした。すいています。 -
新潟平野。広い。実は、新潟(市)ってちゃんと行ったことが無いよう気がします。関東平野では薄曇だったのですが、この辺りから晴れてきました。
それと、新幹線は新潟近くから混んできました。フツウに通勤として使っているようです。ナルホドね〜。 -
新潟から快速べにはなに乗ります。ローカル線で「快速」ってどうよ?!と思うけど、これは米坂線に入る前の部分が快速なんですね。その辺の景色は飛ばしていただいてもかまわない身にはベストな電車ではあります。「各停ではない」と「旅情」を両立させる表現があるといいのですが。車内は、4人がけと2人がけ(1人分の席が向かい合わせになっている)の組み合わせ。飯山線でも見たことがあります。ギリギリ一人で1ボックス確保出来るかどうかくらい、結構混んでいます。お手洗いも立派で(上越新幹線よりよっぽどいい)、窓もキレイ。新しい車両は風情が無いという人もいるのかもしれませんが、私にとっては、ローカル線の旅にベストな車両でした。
ところで、新潟に着いた時点で寒かった!目的地は絶対に冷えるはずなので、それなりの服装をしていったのですが、この時点で寒い・・・。大丈夫かな、とちょっと不安。 -
ここでやっと朝ごはんに。新潟駅はさすがに駅弁の宝庫です。山に行くけど海鮮系、という方向と迷いましたが、素朴系でも考え抜かれた風の、このお弁当をセレクト。
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シンプルな陣容。しかし、予測通り、舞茸もお魚もおいしく、ヒットでした。
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山に入ると、紅葉も川の色も美しく、素敵な路線でした。川は結構幅広なので、ダムにしてるのかな?車窓がどんどん変わるので、写真を撮るのは諦めてぼんやり眺めることに。只見線のように「絶景が続く」という感じではないのですが、それがむしろ「ゆるい」ローカル感を出していて、いい感じです。さすがに時々うとうとしつつ、電車は進みます。
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無人駅。
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後半は盆地をぐるっと回って、米沢駅に到着。牛の像もありました。
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米沢駅全景。駅と町は若干離れていて、ちょっと間延びしている感じです。宿方面のバスの接続がいいので、そのまま向かうことに。
米沢駅 駅
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天元台のふもとに着くと、丁度団体さんも来ていて、すぐにロープウェイが出る模様。急いでロッカーに荷物を預けて、一緒に乗り込みます。しかし、混んでいて、景色が見づらい・・・。ロープウェイ近辺の紅葉が一番良く、帰りより、行きの時間の方が光線的には良かったので、あせって乗らなければ良かった、とちょっと反省。
写真はロープウェイの山頂駅で食べた玉こんにゃく。 -
リフトは結構料金が高い。しかし、ここまで来たなら、まあ乗っちゃおうかなあ、と一人リフト決行。そして、半端に乗っても仕方ないかと3本乗り継いで上まで行くことに。
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登った上からの風景。こうやって盆地を見下ろすと、殿な気分になるなあ。民の今年の収穫は問題ないだろうか・・・。こんなに晴れているのに、遠くの山々がよく見えないのが残念!
30分程度歩くとさらに展望が良いようでしたが、足場がぬかるんでいたので断念。登山靴ではない、フツウのスニーカーだと厳しそうでした。 -
このリフトを延々乗って来ました。天元台スキー場は一度来たことがあります。単純なコース構成、昔はつまらないなあと思っていたけど(八方尾根とか野沢温泉型が好きだった)、こうやって見るといいスキー場だな。しかし、どこに泊まったか全然思い出せないんだよなあ。ペンション村なのかなあ。こんなにスキー場に近かったっけ・・・。
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下りのリフトから。リフトは下りの方が眺めがいいということを、いつも乗ってから思い出します(昔は、下りは乗らなかったからね)。
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見えますでしょうか、滝があるのです!昔の人は、こんなの良く発見するなあ。滝自体を発見するのもすごい(これは川を追いかけていけばいいのか・・・)、ここから見えるということにどうやって気がつくのだろう(こっちは見つけ方が想像つかない)。
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少し、引いた写真。この時間だと、山の陰になっちゃっていますね。
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本日の気温。リフトはこの週末でおしまい。11月にはもうスキー場です。丁度よかったなあ。
因みに、フリース&ジャンパーで、リフトが日陰に入ったときはかなり寒い!でも、それ以外は問題なかったです。 -
ロープウェイを降りて、本日泊まる、吾妻屋旅館に向かいます。
因みにお昼を天元台で取ろうと思っていたのですが、リフトを降りた頃にはレストハウスもロープウェイ山頂駅(さっきこんにゃくを食べたところ)ももう終わっていました・・・。米沢駅の時点ではまだお腹がすいていなかったので、白布温泉のお蕎麦屋さんを狙っていたのですが、バスで確認したら結構遠かったんですよねー。まあ、めちゃくちゃ空腹というわけでも無いし・・・。でも、温泉でめまいがしたら嫌だなあと、売店でソイジョイ(きっと登山者用)だけ買っておきます。
宿の車は、電話するとすぐに来てくれました。
山の中の一軒宿、でも、米沢から1時間で来られる。良いです。 -
部屋の全景。鏡を設置している壁が微妙。これ、付けない方がいいのでは?その他はこんなものでしょう。
確かに皆さんがおっしゃるとおり、清潔感のある宿です。どういう感じかというと、ホコリがあってもおかしくなさそうな場所がきちんと掃除してある清潔感、湯の花(茶色いので見た目がちょっとイマイチに感じる人がいるようです)や木のお風呂(手入れをきちんとしてないと・・・でしょ?)も気持ちよい状態になっている清潔感、です。
最上階の部屋なのですが、屋根が張り出しているので、景色は下階の方が良いと思われます。初回一人泊まりにふさわしい部屋です。 -
おやつ。お茶は自分で入れます。これを食べたら小腹がおさまり、ソイジョイは食べなくて済みました。
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ロビーの暖炉。
このやかんで沸かしたお湯(天然水!)で、自由にコーヒーが飲めます。が、用意されているのはインスタント(ゴールドブレンドとか、種類は3〜4種類ある)なので、いくらお水が素晴らしくても、やはりインスタントな味でした!?自分でドリップコーヒーセットを持っていけば、天然水本格コーヒーが楽しめるなあと思いました。 -
明るいうちにまずは露天風呂に。たぬきの湯に向かいます。実質、貸切。お湯の温度は丁度。写真は、一番大きい露天風呂です。道路に面しているのもあり、混浴と言いながら、実質男性用のような感じです。女性向けの時間を作ったりして、逆に、他の時間は入りにくい感があるのです・・・。仕方が無いのかもしれないけれど、明るいうちにこのお風呂入ってみたかったなあ。脱衣所と囲いの一部を工夫すればハードルが低くなると思うので、そうしたら、こんなに実質分離をしなくていいと思うのですが。
そんなに熱くはないのに、上がったあと、体の芯から、ほくほくあったかさが継続するようなお湯でした。 -
晩ご飯。他にも色々あったのですが、また写真失敗した〜。120g米沢牛ステーキプランにしました。お昼を殆ど食べていないのに、相当ボリュームたっぷりに感じました。芋煮が結構たっぷりなのと、お蕎麦はイマイチだったので余計だな。ステーキは、味は美味しかったのですが、ちょっと脂がのりすぎ(ってゆうのか?)。と、イケてない方を言ってしまいましたが、大物より、牛刺、山菜和え、お魚といった方が美味しかったです。山形名物がかなり食べられるのもヨイです。
ご飯の後に、先ほどの露天風呂と根っこ風呂に行きました。夜になったせいか、昼に入ったときより全般的にお湯の温度は低かったです。滝の近くの露天風呂は、ロビーで皆さんがしきりにぬるい、ぬるいと言ってたので、夜なら尚更・・・と思い、入りませんでした。
このあと、またまたすぐに寝てしまいました・・・今日は特に朝が早かったからね〜。 -
翌朝。予報とはちょっと違って、あまり天気が良くありません。ん〜。昨日入らなかった内湯に行ってみますか。・・・これが熱い!お水を足そうにもちょろちょろで、断念・・・。とほほ。他の人は気合を入れて数分は入っていました。宿の人に訴えようにも、夕方は結構ロビーにいたのに朝は見当たらず・・・。女性時間になるのを待って、たぬきの湯に入り直しました。
時間とお風呂によって、これだけ湯温が違うのに驚きです。でも、この季節で外がこれだけぬるいということは冬の露天はどうなんでしょうね。もっとお湯を沢山流して熱めにすればいいのにな。そして、内湯はお水で薄めてかまわないので、ぬるくして欲しいです〜。
写真は、まあまあ紅葉の色が撮れたもの。紅葉の写真って難しい。そして、写真だと電線が目立つ。肉眼の方がずっとすごかったなあ。 -
これは部屋から。特徴的な山(兜山)が見えます。
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朝ごはん。ご飯が進んでしまう系のおかず。朝サラダを見ながら食べていたら、丁度「もってのほか」が出てきて、おかしかったです。
・・・「もってのほか」って?山形で、食用菊のことをこう呼ぶそうです。晩にも朝にも出てきました。 -
バスの時間にあわせて、チェックアウト。良い宿でした。帰りも宿のバスで送ってもらったのですが、下りは自分で歩けそうでした(登りは絶対ムリ・・・)。せせらぎの脇、紅葉の中を歩くのは気持ち良さそうでした。ちょっと失敗。
米沢までのバスは、昨日よりは地元のお客さんが多く乗っていました(昨日は実質3人だった・・・)。降りるときに、お客さんも運転手の人も「おしょうしな〜」と言い合います。「どういたしまして」だと思っていたので、両方が言うのを聞いて、??となりましたが、「ありがとう」らしいですね。 -
電車の時間が微妙に空いていたので、上杉神社で降りて、歩いて駅に向かいます。神社近辺は観光客であふれています。天地人博を見に来ているようです。歴史に興味の無い私はスルー・・・。今年の米沢旅日記の中では浮くな。米沢牛コロッケおいしそうでした(当然まだお腹一杯なので断念)。米沢は駅弁がイケているのに、これもスルーなのが、今回の旅程で一番イマイチなところです。2人なら半分こするんだけど・・・。
時間ギリギリで駅に着き、山形に向かいます。ロングシートかつ、結構混んでいます・・・。良い駅弁を持つ地として検討の余地アリです。車窓も単調めかな。かみのやま温泉でもかなり人が乗り込んで、立っている人が多い状態でした。 -
駅に着いてバスを探しているとレンタサイクルの文字が。観光案内所で聞くと「ここで貸してます」。しかも、なんと観光客には無料で貸して頂けるとのこと。ラッキー!新しい立派な自転車でした。
これで平清水焼を見に行きます。バスよりも機動力ありでウレシイ。 -
しかし、肝心の平清水焼は微妙でした。6軒のうち2軒は休業、1軒は発見出来ず、1軒はなんというか・・・。市内にお店が無いという時点で少し想像はしていたのですが、山形にはあまり民芸品で心ひかれるものが無かったのと、帰りのルートに丁度はまったので・・・。まあ、良いサイクリングだったと思うことにしましょうか。
そして、また駅にギリギリで戻ります。急ぐ旅ではないけれど、無意味に待たされるのは、それはそれで嫌なのでした・・・。 -
次は仙山線で仙台に出ます。今度はボックス席。未だお腹がすかないので、おやつだけ買って乗り込みます。この電車は乗り始めはガラガラだったのですが、まず山寺で、以降は順次人が増えてきて、最後は混み混みでした〜。
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こういう小学生が書いたような形の山が並んでいます。
途中の紅葉が素晴らしかったですが、トンネルが多いこともあり、ここでも写真はやめて、肉眼で堪能しました。 -
仙台に着くと、15分後に常磐線上野行きがあり、新幹線があまり好きではないのでちょっと悩む。でも、常磐線先々週乗って、少なくとも後半1時間半の景色はたいしたことないんだよなあ。これ以上電車乗ってもなあ。と、結局Maxやまびこで帰ることに。二階席の窓際をゲット出来たから良いことにしましょう。ちなみに、宇都宮あたりでかなり混んできて、隣にも人が。土曜日なのにこんなところから混むのね。
写真は蔵王の裾。次の日仙台女子マラソンを見ていたら、すごーく良い天気。ちょっと悔しい。しかーし、宿のブログを見ていたところ、なんと、次の週には雪が!紅葉も、狙ったわけではないのに、いいタイミングだったんだなあ。それに、天気の良い初日に米坂線&天元台を楽しめたのも良かった。早起きしたかいがあるというものです。
残念だったのは、フルーツ王国山形に行ったのに良いジャムをゲット出来なかったこと。何故か素朴でおいしそうなのが見つけられなかったです(たかはたファームとか東京でも買えそうなのはあった)。今度来た時はゆっくり探そう。 -
今回の旅行で学習したのは、1泊2日でも結構遠くまで行ける!ということ。しかし、行きと帰りを別にして、景色の良いルートで・・・というのは早晩行き詰りそうです。飛行機を上手く使えるようになりたいな。そして、温泉+景色以外のプラスアルファ、民芸品などで気になるものが少ない時の行程も課題です。それから、田舎での食料調達、一人だと、少しを分け合うという選択肢もないし・・・。一方、美味しそうなものを食べ逃してしまうのも残念〜。この辺の貧乏性を直すと、本当に温泉だけをのんびり楽しめるんだろうなあ。これが一番の課題かも・・・。
あ、あと、秘湯の会のスタンプ帳をもらったので、これから集めていきたいでーす!
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