サイパン珍道中

2005/08/03 - 2005/08/07

就職して初めての夏休み、仲良しの同期6人で南国バカンスを計画しました。
しかし、なぜか次々とハプニングに見舞われる私たち…今から思えば散々なのに楽しい旅になったのは、一緒に行ったみんなのおかげです。
このサイパン旅行で絆が深まったはず！

エリア サイパン(北マリアナ諸島)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: JALウェイズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

この飛行機からの写真、実は2回目の撮影。
当初のフライト、そろそろ着くかという2時間を過ぎた頃に「火山灰の影響により着陸できません。当機は関西国際空港へ引き返します。」という機長からのアナウンス。
JALの用意した神戸ポートピアホテルに1泊した翌日の夕方、ようやく再出国できたのでした。

確かサイパンの空港に着いたのが22時頃で、ホテルには23時前ぐらいにチェックインしたと思います。
安さだけで選んだプルメリア・リゾート。

エントランスからロビー、プールのある中庭、レストラン、そしてプライベートビーチまで、ずっと壁はありませんでした。
壁があるのは宿泊棟の建物のみという、南国らしい開放的な造り。

翌朝、部屋から見下ろすと赤い花がたくさん咲いてました。

ホテルのレストランで朝食中、さっそくスコール。

サイパンは小さい島なので、街もすぐに回れるほどの小さい規模。
雨が降ったり止んだりの微妙な天気の中、免税店まで買い物に出かけました。
翌日のマリンスポーツのための水着を購入。

雨上がりで色鮮やかな花。

DFSギャレリアの中にあるハードロックカフェで休憩中。

次の日、楽しみにしていたマリンスポーツのツアーでマニャガハ島へ。
しかし波乱は続き、島への移動はまさかのバナナボート！
冗談で「そんなサバイバル移動いややな〜」とわいわい言っていたら、「ハイ、危ナイカラソノ頭ノカワイイ花ノカザリ外シテネ」とクリリンと名乗るインストラクターの兄ちゃんに言われる6人。
まず先頭と最後尾の2人が振り落とされ、最終的にはバナナボート転覆で全員が海に投げ出される始末。
死ぬかと思った〜

島に上陸してしばらくは自由時間。

戦争の跡を見たり、

ビーチで走り回ったり、

木陰でランチしたり。

そんな穏やかな時間はあっという間に終わり、またまた嫌な予感を抱えたままボートに乗せられました。

次に用意されていたのはパラセイリング。
一見すると楽しそうですが、この直後に海面にぶつけられました。
海水が口に！目に！
ボートに戻ってきたときは息も絶え絶えでした…

憎たらしいインストラクターたち。
手前が自称クリリン。

ボートに引っぱられて上空30メートルまで上がるんですが、これは気持ちよかったです！
空中にふわふわ漂いながら眺める島と海、最高の景色でした。

ほかに再びスコールにやられながらもジェットスキーも体験し、半日のマニャガハ島滞在を満喫して帰ってきました。
これはホテルのプライベートビーチの夕景。
あまりきれいな海ではないので入っている人はほとんどおらず、ビーチも静かでした。

最終日の夜は街中のレストランでステーキ。
前月に誕生日だった子のお祝いに、カクテルで乾杯。

しかしまだまだ事件は続き…
部屋に戻り、荷造りをしてお風呂にも入って、あとは深夜3時のチェックアウトを待つばかり。
と、いきなり激しくドアをノックする音が！
おそるおそる覗き穴から見てみると、隣の部屋にいかつい現地人の男性。
こわすぎて顔も引きつりました。
フロントに電話して何とか収拾ついたけど、またしても死ぬかと思った。この旅で何回目？

たった2日間しか滞在できなかったけど、数々のハプニングのおかげで思い出は盛りだくさんの旅でした。

空港のロビーに並んでいた公衆電話がかわいかったので撮影してみたら、旅の終わりの寂しい感じが写真にも出たような。
もちろん帰りの飛行機では全員爆睡でした。