夫婦で南イタリアを巡る１０日間（５．ポジターノ）

2009/10/08 - 2009/10/09

イタリアの魅力はグルメ・文化・自然と三拍子揃ったところです。南イタリアは、特に魚介類が最高に美味しくて、また興味深い小都市が点在しています。今回のコース；
バーリ（２泊）→アルベロベッロ（１泊）→マテーラ（１泊）→ナポリ（３泊）＋ポジターノ（１泊）
の５番目は、アマルフィ海岸のポジターノです。

映画で有名になったアマルフィ海岸のなかでも、フォートラで人気の高いポジターノを宿泊地に選びました。お陰で世界一美しい海岸の一日を過ごすことが出来ました。
また、あまり期待していなかったエメラルドの洞窟でしたが、カプリ島の青の洞窟に劣らないほどの藍の世界でした。

エリア ポジターノ(イタリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

ナポリからアマルフィ海岸へ、１泊２日のショートトリップに出ます。

電車の切符を買う妻にカメラを向けたら、窓口の人もポーズを取ってくれました。
流石、イタリア人！

ソレント行きのヴィスヴィオ周遊鉄道（私鉄）も綺麗な車両でした。

この列車は、２年前にポンペイを訪れた時も載りました。

ソレントでSITAバスに乗り換えて１時間ほどで、今日の宿泊地のポジターノに着きました。

バス停（Fermata）は簡単なもので、乗る時には探すのに苦労します。

街の中心となるサンタ・マリア・アッスンタ教会は、地中海に似合う姿です。

海岸まで降りると、岩壁にしがみ付く様に建つ家々が迫ってきます。

道の途中に露店が並んでいます。

軽く昼食を・・・と思いましたが、チーズ・生ハムの盛り合わせにムール貝とアサリのパスタで、ワインも進んでしまいます。

観光地価格でも、２人で２５euroは許せる値段でした。

これがアマルフィ海岸のベスト・ショットかも。

アマルフィ側に少し昇った道路沿いから眺めたポジターノの街は絶景でした。

これはツーショット。

街中には、このような階段が続きます。

海底まで透けて見える海。

こちらは、市内循環バスの停留所。

ところが、地元の人が待っているので安心していたら、バスは通り過ぎてしまいました。

慌てて聞いたら、この人はただ立っているだけ。
紛らわしいことをしないで！

次のバスは３０分後なので、Ｂ＆Ｂまで覚悟を決めて歩くことに。

写真で見えるのが、Ｂ＆Ｂの近くにあるキエーザ・ヌオーヴァ（新教会）。

途中で、ヒッチハイクを装った白タクに騙されそうになりながらも、次のバスより早く着きました。

Ｂ＆Ｂのベランダで、しばし読書タイム。

小てつと青てつも読書に勤しみます。

近くのスーパーに買出しにいって、部屋で夕食（酒盛り？）をすることにしました。

夜景を眺めながらの酒盛りです。

チーズ、生ハム、イワシのマリネ、オリーブの実、トマトのｵﾘｰﾌﾞｵｲﾙ漬け、そしてワインをたっぷり頂きました。

夜が更けても、港と街の灯りがきれいです。

朝靄の掛かる風景。　昨夜の夜景と同じ角度で撮りました。

朝食は下の階のテラスで食べます。

シンプルな朝食。

飼い猫のローザちゃん。

Ｂ＆Ｂで隣りの部屋に泊まっていて、テラス越しに仲良くなったBalt Vogel夫婦です。

オーストリア人でアマルフィを１週間かけてトレッキング中でした。
英語とドイツ語で話が弾み、Eメールで写真を交換する約束をしました。

ポジターノからアマルフィ行きのSITAバスで、エメラルドの洞窟に向かいます。

車窓からの海岸線も見逃せないので、海側の席に座りましょう。

洞窟前のバス停で降りると、すぐ先にエレベータがあります。無料でした。

洞窟の中に入ってからボートに乗ります。

カプリ島で見た青の洞窟のように天候によって入れないことがないので、旅行者には安心です。

ボートは１０人乗りぐらいで、ただの箱船です。

ボートが洞窟の中央に進んでいくと・・・・・そこは藍の世界！！

カプリ島にも劣らない絶景でした。

オールで水しぶきを掻き揚げると、藍の世界が広がります。

この「エメラルドの洞窟」も、「青」に名前を変えれば？と思いました。
或いは、時刻（午前11時）や天候（薄曇り）が良かったのかも。

海中にマリア像や十字架が見えますが、わざわざライトアップすることも無いものです。

洞窟を出て海岸から眺めた海も、地中海ブルーでした。

バス停に戻って再びバスでアマルフィに向かいます。

（ところでバスの切符のことですが、ポジターノで最初に乗った時刻から９０分以内なら同じ切符で乗れますヨ。）

アマルフィには直ぐに着きました。

ポジターノよりも人出が多いです。

映画にも出たドゥオーモです。

天国の回廊は、不思議な空間です。

昼食を食べたピッツェリアのオーナーです。

魚介のパスタです。

魚のグリル。

ツーリストメニュー２０euro＋ワイン４.５euroは、観光地価格としてはＯＫです。

完食！　ボーノ、ボーノ。

アマルフィからサレルノまではボートを選んだので、海から海岸線を楽しめました。

海から眺めたアマルフィも絵になります。

小さな町やビーチが次々と現れます。

チェターラの街を見送ると、アマルフィ海岸も終わってサレルノに到着です。

そこから電車でナポリに戻れば、今回の旅行も終わりに近づきます。

最終日は朝一番にナポリ空港に行って、そこからローマ経由で成田へ帰ります。
ローマ行きのフライトは欧州各社のコードシェア便で機材はAir One社です。

ここからは、クマの番外編です。

まずは、ローマ空港にいた金色のクマです。

前を歩いていた人のクマTシャツもパチリ。

空港にあった、覚醒剤禁止のクマポスター。

カワサキ・レーシング・チームのマスコット。

こちらもクマＴシャツ。

フェラーリ・ショップの親子クマ。

以上が、今回の南イタリア旅行でした。
また来年も、イタリアでクマさん達と会いたいです。

この旅行記へのコメント （2）

• マチャさん 2009/10/26 19:47:29

  アマルフィ〜(^O^)/

  てっちゃんさん、お久しぶりです！
  イタリアに行かれてたんですね。
  私も観ましたよ『アマルフィ女神の報酬』公開初日に。
  ３年前の夏にイタリアドライブでここを訪れました。
  あの絶景には超感動しましたよ。
  そしてツーショット写真。うんうん、撮った撮った。
  最近テレビでアマルフィ海岸を良く見ます（映画の影響でしょうか）
  私が訪れた時は、未計画でドライブしているのでアマルフィ海岸の存在すら知りませんでした。
  こんな素敵なところなら、もっとゆっくり周りたかったなぁ。。。
  いつかまた行こうと決めてる場所です。
  てっちゃんさんのイタリア編、他のも拝見させていただきますね。
  
  マチャ
  

  てっちゃんさん からの返信 2009/10/28 00:29:38

  RE: アマルフィ〜(^O^)/

  マチャさん、度々の訪問をありがとうございます。
  
  ２年前に初めてイタリアに行った時、マチャさんの３年前のイタリア旅行記を見て、旅行計画作りの参考にさせて貰いました。
  
  今、改めて見させて貰うと、マイオーリも素敵な街ですね。
  カプリ島も次回はゆっくり滞在したいです。
  
  ではまた、宜しく。
  
  てっちゃんより