山形への旅①～兼継『愛』紀行vol2のはずだったのですが…

2009/10/10 - 2009/10/10

思いっきり入れ込んでる大河ドラマ『天地人』
夏の南魚沼に引き続き、今度は米沢へと兼継への愛を深める旅へと出てまいりました。
折りしも旅行中のドラマでちょうど上杉家が米沢にやってくるというタイミングの良さ。
さぞや兼継一筋の旅になるかと思いきや…。

●宿泊先を検討中に以前テレビの旅番組で見た『生き返りの宿瀧　波』を発見！！朝食につきたての餅をふるまってくれるという　この宿。餅好きにはこたえられない～♪
●ＪＲの３連休パスを使うことにしたので、いろいろと電車に乗　りたい　
●せっかくだから『おくりびと』のロケ地も見たい

などなど、いろいろと見たいもの、食べたいものが出てきてしまい、結局は…

兼継を愛しながらも、心は餅や美味しい庄内米に奪われつつ、電車に萌え、おくりびとの世界へと身をまかせる盛りだくさんの旅行になりました。

まず初日は第一の目的『天地人』の地、米沢へ。
朝、頑張って早起きしたため９時過ぎには米沢へと到着しました。
最初の目的地春日山林泉寺まで本当は循環バスに乗ろうと思っていたのですが、時間がちょっとあったので、ブラブラと歩いていくことに。
途中に観光案内所があったので地図でももらおうかなと思い立ち寄ると案内のおじさんが懇切丁寧に説明してくれました。
そして観光循環バス「ぐるよね号」をすすめられ、そのバスに乗ることに。
朝、乗るはずだった循環バスとは違う観光地周遊のバスでした。
一回は２００円。一日券は５００円。
よく分からぬままに一日券を買いましたが、バスに２回乗り、上杉城址苑で１８０円の米沢牛コロッケをもらえたので、８０円ほどお得でした。

ざっと米沢の観光をしたあとは本日の宿泊地赤湯温泉へ。
餅と温泉が楽しみ～。

エリア 米沢(山形)

米沢駅に到着です。
さっそく直江兼継がお出迎えしてくれました。

こちらは天地人キャラ。
かねたんは知ってたけど、かげっちさま、おせんちゃんは知らなかった〜。

観光名所に行くためのバスまで結構時間があったので、歩いていくことに。
歩いていくと良いのは景色がゆっくり見えたり、マンホールやショーウィンドー（コミュに入ってるのでついつい探しちゃいます）を探せたりできるから良いんです。
天気予報では雨マークがでていたので心配してたのだけど、ご覧の通り良いお天気♪

結局、途中でバスに乗り、春日山林泉寺へやってきました。
ここは兼継夫妻や上杉家の奥方たちのお墓もあります。
本堂の中では係りの方がいろいろと説明してくださいましたが、スケッチブックに大事なことを書き、それをめくりながら説明するという手法。
「とつぎーの」を連想してしまう私でした。

これは上杉景勝奥方の菊姫さまのお墓。
他にも景勝母の仙桃院や上杉家重臣のお墓などもありましたが、「ハチに注意！」の張り紙どおり、ハチがけっこういて、ちょっと怖かった…。

兼継夫妻のお墓。
お二人並んで眠ってるとは、うらやましい。

林泉寺のすぐお隣に旧山形高等工業学校がありました。国の重要文化財にも指定されてるルネッサンス様式の校舎がステキでした。

入り口の手すりについてる鳥さんのオブジェがとってもラブリー

ぶらぶら歩いて上杉伯爵邸の前へとやってきました。

上杉神社などがある松が岬公園は昔の米沢城があったところ。
お堀があると城って感じがしますね。

公園内は観光客だけでなく。神社の参拝客や散策する地元の人などがたくさん。
一足早く七五三のお子さんもいました。
黒い着物がとってもステキ。
その後、お嫁さんも見ましたが、やはりこちらも黒い文金高島田。
こちらの地方では一般的なんでしょうか。

次は上杉神社に行きましょう。
ここでは一応参拝をしつつも心は稽照殿へ。
稽照殿にはあの有名な『愛』の兜が展示されてるからです。

上杉謙信の銅像もありました。

稽照殿の中は残念ながら撮影禁止。
ということで、街中で見かけたレプリカを載せたいと思います。
ここは美容室のようなのですが、なぜか愛の兜のレプリカを展示してくれていて、観光客の目を楽しませてくれてます。

今年いっぱい『天地人博』が催されてる伝国の杜。

今年２度目の天地人博。（一回目は南魚沼でした）
こちらはどんな展示があるのかなぁ。

こちらにもいました！２ショット用の等身大パネル。
兼継は魚沼で撮ったので、こちらは景勝メインで。
天地人博も基本撮影不可なので、こんなものくらいしか写真が撮れませんでした。

ちょっぴり雨が降りそうな気配で雲がたくさん出てましたが、空は青空。
不思議な天気でした。

県民ショーでも取り上げられていた食べられる垣根「ウコギ」
本当に道端に植えられてました。食べてみる勇気はなかった…。

天地人関連の観光をざっと済ませて、次はいよいよ楽しみにしていた赤湯温泉へと向かいます。
米沢駅のホームには牛さんが！近づくと「モ〜ッ」と鳴いてくれます。

３連休パスは新幹線も自由席なら乗り放題（指定席も４回まで取れます）なので、乗らなきゃ損！とばかりに…。
米沢から赤湯までたった２０分くらいなのに、贅沢にも新幹線『つばさ』に乗ってしまいました。

本日の宿、赤湯温泉『生き返りの宿　瀧波』に到着。

この宿は、お餅の朝食が一押しポイントですが、古民家を移築したという建物もなかなかの味わいです。

チェックインの手続きの間にお茶とお菓子を出してくれました。
ほっとします♪

夕食はお部屋食でした。
この写真には写ってませんが、ご飯は松茸の釜飯。
他のものを食べてる間に旅館定番の一人用コンロで炊きます。

待ってました！米沢牛のステーキ！

なかなか味わいのある廊下です。

さて、一夜明け、待ちに待った餅朝食です。
７時４５分からと決まっているので、みんなその時間になるとぞろぞろと集まってきます。
宿のご主人がマイク片手に宿のこと、餅つきのことなどなどをお話ししてくれるので、それを聞きながら餅つきを見物。

臼は今年になって新しいものに替えたそうです。
さすがに『愛』の字が書かれています。
宿のお兄さんだけでなく、お客さんも餅つきに参加したりしながら、餅つきイベントがすすんでいきます。

つきあがったお持ちを高く持ち上げて！
ダイナミックですね〜。
あ〜、早く食べたいな〜。

つきたてのお餅。
まずはお雑煮を持ってきてくれます。
東北らしいお醤油ベースの汁はとっても美味しかったです。

つづいては、あんこ、ずんだあん、きなこの３種類。

そして納豆。
他に大根おろしのお餅も持ってきてくれます。
一通りのお餅がきた後はおかわり自由。
好きなものを好きなだけ持ってきてくれます♪
噂によるとたくさん食べた新記録を更新すると宿泊券をもらえるとか…。
挑戦しませんでしたけど。
でもお雑煮も、納豆も、あんこものもみ〜んなおかわりしちゃいました。
満足満足。

餅つき会場にあった大太鼓。
一回叩くと寿命が５年のびるらしいです。
さすが、生き返りの宿というだけありますね。
もちろん、叩いてまいりました。

さ、これから電車を乗り継いで、酒田へと向かいましょう。

この旅行記へのコメント （2）

• ちゃむたさん 2009/10/19 00:27:36

  お、お餅がおいしそぉ〜っっ！

  ya-yaさん、こんばんは〜☆
  
  ついに米沢に来ましたね〜♪
  私も来月米沢に行く予定が出来まして、近いけど久々なのでワクワクしています♪
  
  で、兼継はさておき…(笑)
  「いきかえりの宿　瀧波」いつも通る度に気になってましたが、こういうお宿なんですね〜！
  お餅が、お餅がぁ〜♪おいしそ〜…で、食べ放題なんですか〜？これは、食いしんぼうな私たち夫婦には毒ですな〜っ(^_^;)
  宿泊券がもらえるなんて…お腹がはちきれそうになっても食べ続けそうです…(^_^;)
  
  私もここに泊まって、太鼓をドド〜ン！と打ち鳴らしたい♪
  更なる続きも楽しみにしています☆
  
  
  ちゃむた
  
  

  ya-yaさん からの返信 2009/10/20 00:40:15

  RE: お、お餅がおいしそぉ〜っっ！

  こんにちは〜。
  
  書き込みありがとうございました。
  
  山形行ってきましたよ〜。
  お餅好きの方なら、ぜひぜひ行っていただきたい瀧波！
  つきたてのお餅は本当に美味しかったです。
  温泉もなかなか良い泉質でしたよ〜。ちょっと胃の具合がよくなかったのですが、宿の飲泉所で温泉水飲んでたら、とってもスッキリしてたくさん食べられました♪
  （っつうか、それでたくさん食べたんじゃ、元も子もない気がしますが…）
  
  旅行記のほうはこのあと酒田、鶴岡と続く予定なのですが、ちょっと忙しくて。
  頑張って作成しようと思ってますので、また良かったら覗きにきてくださいね。