2009/04/10 - 2009/04/12
83位(同エリア108件中)
までさん
ジョグジャが京都なら、ソロは奈良。
そう勝手に思っている古都。
もうだいぶ前にちょっとだけ訪れたけれど、あまりにちょっとで
印象も薄かった。
今回は、幸運にもガイド!?を買って出てくれた日本在住の友だちの友だち、なんとも幸先よさげな、その名もハレルヤさんと楽しむ。
最大の目的は布。
いわゆるバティックの名産地の一つ、ソロでいい布に巡り合えるかなぁ?
どうやらそんなに簡単に好みのものはないぞ、ということがわかってきた。
それならば、と移動。
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【前編】
http://4travel.jp/traveler/made/album/10382157/
カメラ片手にバティック工場を出てきた私たちに、
「何してるの?」と話しかけてきたオバちゃん。
バティック探してるんだ、というと、この先で手描きバティック作ってるよ、なんていうからついて行ってみた。 -
確かに。
手描きではあるけれど、バティックではなくて、布に筆で手描きしている。
これは男性用の正装シャツになるらしい。
影絵芝居のワヤンクリットの、グヌンガンという
なんというのか・・・始まりとか、場面が変わる部分とかにひらひらと出てくる、うちわみたいなものがモチーフ。
で・・・この時点で結構私たちは引いている。 -
何が、というと・・・
この製作現場は墓地の真ん中(滝汗) -
墓地には必ず植えられるというカンボジャ(プルメリア)
-
墓地ですくすくと育つバナナ
-
墓地で子育て中のニワトリさんたち
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子もすくすくと育ち・・・
-
花も美しく咲き
-
でもココは、土葬の墓地(汗)
インドネシアの幽霊はね、遺体を包帯でぐるぐる巻きにされるから、ぴょんぴょん飛ぶんだよ、
ってのは、昔聞いた話。 -
日本人の私にはどうしても理解しがたく・・・
これは宗教以前の違いのような気がする。
聞けばこの洗濯物の主は
この墓の子孫かといえば関係ないという -
こんなところで作業してても構わないの?
だって広くてちょうどいいじゃない!
とはこのオバサンの弁。 -
特に誰か有名な人の墓であるとか、歴史的建造物というわけでもなく墓なんだけれども
-
多分それでもお金のある人だったんだろう
手入れをされているのかどうかわからない。
とりあえず草ボーボー。 -
隣のお墓の草刈をするおじさん
ゆるい。
すごーくゆるい時間がそこには流れていて、
生活のひとコマの中にその墓地での光景も含まれていて
そこで仕事をしようが、洗濯物を干そうが、
だれも気にも留めない。
おっと、布を探すつもりが、とんだ寄り道を。 -
戻ろう。
来た道を。 -
町の小さなモスク
-
本当に、びっくりするぐらい静かな昼下がり
時折通る車やバイクも控えめに、そーっと。 -
ちょっと一休み。
一応Museumという名前の・・・小さな博物館。 -
博物館というにはあまりに質素なつくりでパネル展示だけだけれども、
涼むにはなんともいい空間で -
館内!?のジュースバーなるものでジュースを。
Rp5,000
レボリューションとかいう名前だったりするミックスジュース。 -
ようやくバテイック屋さんに足を踏み入れる。
も、感動ナシ。 -
むしろ、バティック屋さんの居住スペースが気になる(笑)
-
とりあえず、ココで日がな一日、のんびり本でも読ませてもらえませんか?
そしたらピン!と来る布に出会えるかも、しれま、せん? -
いやはや、ほぼ隠し撮り状態ですが。
オールド・ジャワとかコロニアルの建物が無造作に使われている感がなんとも言えず。 -
欄間?にミスマッチなスピーカー。
どうやらここもモスクの一部らしい。
アザーンの声が時間になればここから響き渡るのだろう。 -
どこもやっぱりバティックはぱっとせず
-
その回りの建物の造作のほうが気になる(笑)
-
こんな泥棒よけのガラスさえも気になる(笑)
-
ベチャ引きのおじさんたちも昼下がりで休憩中。
空気のきれいなところを走るせいか、
ジョグジャのベチャ引きのおじさんより小ギレイな気がするのは気のせいか?(爆) -
ある意味手描きバティックや型押しバティックより
見る機会がない
プリントバティックの工程にめぐり合った。 -
シルクスクリーンで染めていくので、厳密にはバティックとは言わない。
けれど、値段的にも型押しのものとそう変わらない。
まぁ、プリントと言っても、こうして人が手作業でやっているのだから、そんなにコスト的に変わらないのかも。 -
これは結構伝統的な柄。
名前忘れたけど(笑) -
排水溝は化学染料で染まっている。
最近は、草木染を作る工房がまた増えてきているとも思う。
けれど、政府が奨励するのは大量生産ができる、化学染料もの。
つい最近、バティックが世界遺産に登録された。
伝統は「描く」と言う技法だけでなく、
工程の全てで守って欲しいな、と願うのでした。
自然の恵みの多い土地なのだから。 -
さて、やっぱりクオリティが高くて、私が一目ぼれするような布に出会えない。
-
そんなんで、相変わらず建物ばかり2人で撮りまくる。
が、なんというか建物に対する愛情が感じられず残念。 -
もういい加減、昼下がりもいいところで・・・
疲れたよねぇ〜昼もまだ食べてないし・・・
ってことで
ハレルヤちゃんのバイクに乗せてもらって
街へ繰り出す。 -
目当てのソロ料理屋が売り切れだったので
別のレストラン、Puspasariへ。
これはNasi LanggiRp7,500=\75ぐらいか・・・やすっ -
ちゃんとした店構えのお店だったけど、安い〜
一番高くてエビフライのRp10,500≒\100 -
ソロ料理。
甘いスープ煮込みって感じ。
Selad daging
Rp7,500≒\75 -
これもソロ料理かと。
Asem-asem kikil
甘酸っぱいスープ
Rp5,000≒\50 -
腹ごしらえをしたところで、ソロ最大の布市場で有名なパサール・クレウェルへ。
しかし・・・ない。
なんかイケてない布ばっかり。
しかも、土色の(それがソロバティックではある)
暗いバティックばかり。
それでも美しければ萌えるのに。ない。 -
早々に市場を引き揚げ、市場から程近いバティック村のカウマンへ。
ラウェヤンよりも全体的に活気が感じられた。
もう夕方だからか? -
おもちゃ屋さん
-
中身より外見(爆)
-
色も、造作も、タイルもかわいい。
惜しむらくは、エアコンの室外機と分電盤かなにか。
やっぱり建物に対する愛情が感じられない・・・
と思って写真撮ってたら、シッシッて追い払われた(汗) -
軒先のディスプレイでもう入る気がなくなる。
やっぱり好みの差は大きい。 -
どうってことない感じの、この店になぜか惹かれる。
-
お店の裏はもっともっと萌え〜な建物で。
今まで見てきた中ではかなり手入れされているお家。 -
が、店主でもある家の主は、できることなら売りたいと。
維持が大変なんだって。
やっぱりそうだよねぇ。
結局、キレイに残したいけど、維持費がかかるんだよね。
日本円にして数千万円(確か)。
う〜〜〜ん、すっごいいいけど〜〜〜〜〜〜、何のために欲しいの?と問われると窮する。
それ以前に、先立つものが↓↓。
でも思わず、手放さないでね!って言っちゃった。
んで、思わずバティック数枚購入。
だって、お金なくなったら売っちゃうもん。
少しでも貢献しないと(爆)
って結局、そんなに好きになれなかった布を買って終了。
何やってんだか。
【そして翌日・・・】
http://4travel.jp/traveler/made/album/10386138/
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