【裏銀座4日間】脱力の後編

2009/08/08 - 2009/08/09

さすがに行動時間が長いと疲れる。
天気は後半良くなってきたけど気力と体力がどこまで持つのか、本当に修行。でもいま考えてみると、これを歩いていて良かったという気持ちは強い。
レベルアップするには良いコースだったんじゃないかなぁ。
天気が良ければ素敵な稜線歩きだし、銀座と呼ばれるのはダテじゃない。

8月5日
池袋から高速バスで富山へ

8月6日
富山駅から直通バスで折立へ
8:25　登山開始
12:50　太郎平小屋着

8月7日
4:00　薬師平キャンプ場発
11:50　黒部五郎小舎着　昼ご飯休憩
15:30　三俣山荘着

8月8日
4:30　三俣山荘発
6:10　鷲羽岳着
8:00　水晶小屋着
9:20　東沢乗越　カッパ乾かす
12:30　野口五郎小屋着　昼ご飯休憩　テント乾かす
16:00　烏帽子小屋着

8月9日
6:30　烏帽子小屋発
9:30　高瀬ダム着

交通費、飲食費、宿泊費（テント）で2万3千円ほど。

前編
http://4travel.jp/traveler/mayugeinu/album/10381329/

エリア 大町(長野)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー JR特急 JRローカル 徒歩

黙々と登って6:10鷲羽岳到着。
私たちの他にも数人山頂にいて、強風の中いきなりビデオカメラを回し始めるご夫婦も。しかも折り畳み傘が入るだの何だので険悪な感じに…そそくさと退散させていただきました。

7:10ワリモの分岐まで下ってきました。
途中でトラロープのあるトラバースがあるけど、そんなには怖くなかった。
ザックがたくさんデポしてあるってことは、みんな水晶に行ってるのかなぁ？

8:00水晶小屋到着。
立て替えたばかりなのできれいな可愛い小屋でした。
中で牛乳をいただいてしばし休憩。
眺望もないので水晶岳はパス。こればっかり。

水晶小屋から東沢乗越までは急な下り。
ロープもあって整備はされてますが、悪天候時は怖そう。
私たちは休憩している間に雨が止んできたから助かりました。

険しい山にもお花は健気に咲いてます。

東沢乗越に到着。
とにかくカッパを脱いで濡れているものを全部乾かす。
この辺りで野口五郎方面から登ってきた人達とすれ違う事が増えた。

乾いたカッパをたたんで真砂岳を登ります。

雨が降らないって素敵。
この辺りで岩場が出てくるので怖いです。雨止んでて良かったー。

この花の名前は調査中。

ここからは雨がぱらつく事はあったけど、朝のように降る事はなくて楽しい空中散歩でした。
でも足はフラフラだったんだけどな。

12:30野口五郎小屋到着。
テントを干しても良いですか？って聞いたら「ここ使ってないから使ったら」と物干を貸してくれました。
おじさんありがとう。
レモンスカッシュがあるのが珍しかったので飲みながらサンドイッチでお昼ご飯。

もうすぐよ、頑張って！

野口五郎小屋を過ぎて1時間くらいすると、今朝ブナ立尾根を登ってきて、野口五郎に向かう人達とすれ違った。みんな頑張るなぁ…

もうヘロヘロになりながら、やっと烏帽子小屋のテント場が見える所まできた。
ぷひー。もう少しだガンバレー俺ー！

16:00フラフラになりながら烏帽子小屋着。
もうすでにかなりのテントが張ってあり、とりあえず空いている所にすぐに張ってしまった。
この池のある所は小屋から一番遠い所なんで、トイレや水まで遠くて不便＆虫が多いです。
見てるだけならきれいなんだけどねー。
半ば放心状態でご飯を食べて明日は下るだけ。くわー疲れたー。

翌朝。良かった…雨降ってない（笑）
6:30に烏帽子小屋出発。もう疲れてたので烏帽子岳には行かなかった。

ここからは下り上等。
樹林帯で蒸し暑く、登ってくる人はかなりばててた。
やっぱり足が疲れてるのか2回スリップしてこけた。

9:30高瀬ダムに着いたでー。
着いた途端ににわか雨…しかもトンネル抜けたら止んでるし。

この後はタクシーで信濃大町駅近くの「七倉荘」で入浴。松本の「蓬華」でトンカツ食べて帰りました。
無事に帰れて良かった…（笑）次はのんびり山行が良いなぁ。