2009/07/13 - 2009/07/13
272位(同エリア522件中)
いぶれすさん
2007年、晴天のレザンのゴンドラ・リフト乗り場で、上部駅ベルヌーズが霧に包まれているのをライブ映像を見ては忌々しく引き返す観光客を尻目に、ともかくと一人行ってはみたものの、数時間待って僅かにトゥール・ダイの下半分とレマン湖が垣間見えただけでした。
2回目のこの日は、前回とは大違いの申し分の無い展望で、大勢のハイキング客が詰め掛けています。
要塞のような山容を見せるこのトゥール・ダイの取り付きに心躍らせて到着すると、何と白青白の標識になっていました。
この標識の所を登るのは初めてではありませんので、少考の後、今回も行ける所まで行ってみることにしました。しかし、この取り付きのちょっとした岩場の数メートルでは、手を使わないと登れませんので、先が思いやられます。下山する人がいれば先の様子を尋ねようと思っていたのですが、まだ昼前なので誰も降りてきません。一人コースを離れて休んでいる若い女性がいたので、思い切って尋ねてみると、『これから登るところで、以前にも登った事が無いので分からない』とのことでした。覚悟を決めて前に進みます。コースはずっと草原の中で白赤白の普通のコースと何ら変りませんが、岩場の頂上を見上げると緊張は解けません。しかし短い梯子や、両側が切れ落ちている場所が3メートル位(幅は1.5M位あり)あっただけで意外にあっけなく頂上に到達しました。頂上からは、隣のトゥール・ド・メイヤンやレマン湖を始めロシェー・ド・ネ、ディアブルレ、ダン・デュ・ミディ等のパノラマを堪能。
下山時には、登ってきた先程のの女性から逆に上の様子を尋ねられることになりました。
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アクセス:エッグル(Aigle)駅から鉄道で終点の一つ手前の駅レザン・フェデ駅にて下車。徒歩20分弱でロープウェー駅へ。
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ケーブル上部駅、ベルヌーズからダン・デュ・ミディ。 モン・ブランの頂上は雲に隠されていますが、ドリュー針峰が左上にうっすらと見えています。
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ベルヌーズから見たトゥール・ダイの全容。右奥は、同じような山容のトゥール・ド・メイヤン(Tour de Mayen) で標高は僅か5M低い2,326Mです。
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コースは、一旦、このアイ湖に向かって20分近く降り、中央右の集落の中を抜けて行きます。
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足元はいたって平凡ですが、行き先の山容には緊張を強いられます。
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アイ湖から1時間足らずで頂上に達しました。ちょっと霞んでいますが正面はレマン湖です。
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北東のオングラン湖(この辺りを夜中に歩いたという同胞青年の旅行記をネットで読んだことがあります)
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トゥール・ド・メイヤン
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モン・ブラン山群方向を眺めてトゥール・ダイ頂上で寛ぐ青年グループ
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幅は充分有りますが、ちょっと緊張します。
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トゥール・ダイ頂上付近を振り返って。
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レザン・フェデ駅よりダン・デュ・ミディ。
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