ひとり旅 ［597］ ３４年前の想い出をさがして「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

2009/08/11 - 2009/08/11

■３４年前の想い出をさがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■總持寺祖院
　曹洞宗大本山總持寺祖院元享元年（１３２１年）に瑩山禅師が開き、永平寺と並ぶ曹洞宗の修行寺として栄えてきました。
　その後、明治３１年（１８９８年）の大火で多くを焼失し、本山は神奈川県の鶴見へと移されました。
　現在では、祖院として、大本山のおもかげを偲ばせる幽玄な寺院となっています。
　焼失を免れた経蔵、伝燈院、慈雲閣などが境内にたたずみ、また、七堂伽藍も再建され、威厳と風格を今に伝えています。

【手記】
　今回のひとり旅、遠い遠い昔に訪れたことのある、わたくしたち夫婦の想い出の地…能登半島や金沢市内などを軸に、福井県・石川県・富山県・岐阜県の各観光地を豪雨・炎天下の中、18歳の老いた愛車を操って、1840kmの長〜〜い道のりをトコトコと駆け抜けてきました。
　34年前（1975年ＧＷ時）の写真を携えて、想い出さがしのひとり旅です。当時写した景色を目の前にした時は、感動のあまり思わず涙が出そうになりました。
　妻との想い出がある場所へ行き、そこに立ちたい気持ち、元気なうちに自分の足跡を残しておきたいと言う気持ちでいっぱいです。

≪旅程≫

★３日目　
・能登有料道路金沢〜穴水IC→一般道
　石川県金沢市………●ひがし茶屋街
　石川県輪島市………●門前町総持寺←←←←←←←←★当旅行記
　石川県輪島市………●キリコ会館
　石川県輪島市………●白米千枚田
　石川県輪島市………●曽々木海岸窓岩
　石川県輪島市………●曽々木名水
　石川県輪島市………●垂水の滝
　石川県珠洲市………●ゴジラ岩
　石川県珠洲市………●道の駅すず塩田村
　石川県珠洲市………●能登の揚浜式製塩
　石川県輪島市………●能登安徳合祀時國家
　石川県金沢市………●尾山神社
　石川県金沢市………▼東横イン金沢香林坊２泊目
　・・・つづきます。

エリア 輪島(石川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市へ

・能登有料道路
　金沢市のひがし茶屋をあとにして、能登半島輪島市へ向けて車を走らせます。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市へ

　今回のひとり旅、遠い遠い昔に訪れたことのある、わたくしたち夫婦の想い出の地…能登半島や金沢市内などを軸に、福井県・石川県・富山県・岐阜県の各観光地を豪雨・炎天下の中、18歳の老いた愛車を操って、1840kmの長〜〜い道のりをトコトコと駆け抜けてきました。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市へ

　34年前（1975年ＧＷ時）の写真を携えて、想い出さがしのひとり旅です。当時写した景色を目の前にした時は、感動のあまり思わず涙が出そうになりました。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■總持寺祖院参道
　曹洞宗大本山總持寺祖院元享元年（１３２１年）に瑩山禅師が開き、永平寺と並ぶ曹洞宗の修行寺として栄えてきました。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■總持寺祖院
　その後、明治３１年（１８９８年）の大火で多くを焼失し、本山は神奈川県の鶴見へと移されました。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■總持寺祖院
　その後、明治３１年（１８９８年）の大火で多くを焼失し、本山は神奈川県の鶴見へと移されました。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■總持寺祖院
　現在では、祖院として、大本山のおもかげを偲ばせる幽玄な寺院となっています。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■總持寺祖院
　焼失を免れた経蔵、伝燈院、慈雲閣などが境内にたたずみ、また、七堂伽藍も再建され、威厳と風格を今に伝えています。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　元は諸岳寺（もろおかじ）と呼ばれた行基創建と伝えられる密教系寺院（一説には真言宗）。
　元亨元年（1321年）に当時の住持である定賢が霊夢を見て越中国永光寺にいた瑩山紹瑾に寺を譲った。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　瑩山紹瑾はこれを禅林として改め、総持寺と命名して開山となった。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　翌年、瑩山紹瑾は後醍醐天皇よりの勅問10問に答えた褒賞として、同寺に「日本曹洞賜紫出世之道場」の寺額が授けられたとするが、伝説の域を出ないと言われている。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　正中元年（1324年）に瑩山紹瑾は「諸岳山十条之亀鏡」を定めて寺制を整えた。その後、寺を継承した峨山韶磧によって整備され、五哲と呼ばれた門人によって5ヶ所の子院が設けられた。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　曹洞宗の多くの寺院が同寺の系統をひき、本山の地位や諸権利を巡って越前国永平寺と論争を行うこともあったものの、「能登国の大本山」すなわち能山として親しまれた。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　室町幕府や地元の能登畠山氏・長谷部氏の庇護を受け、元亀元年（1570年）の戦乱で焼失したものの、新領主の前田氏のもとで再興され、明暦3年（1657年）には寺領400石が与えられるなど、加賀藩時代を通じて手厚い保護を受けた。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　また、江戸幕府は元和元年（1615年）永平寺・総持寺をともに大本山として認めるとともに徳川家康の意向で1,000両が寄付されて幕府祈願所に指定された。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　住持の地位は5つの子院による輪番制が採られたが、明治3年（1870年）の栴崖奕堂以後独住の住持が置かれた。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　ところが、明治31年（1898年）4月13日の大火で開山廟所である伝燈院経蔵といくつかの小施設を除いた全山が焼失してしまう。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・歴史
　明治38年（1905年）に再建されたものの、これを機により大本山に相応しい場所への移転を求める声が高まり、明治44年（1911年）11月5日に横浜鶴見への移転遷祖の儀式が行われ、能登の総持寺は祖院と呼ばれるようになった。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

　

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■３４年前の想い出さがして

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■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■３４年前の想い出さがして

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■３４年前の想い出さがして

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■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・能登半島地震
　能登半島地震は、2007年（平成19年）3月25日9時41分58秒（JST）に石川県輪島市西南西沖40kmの日本海で発生した、マグニチュード（M）6.9（気象庁暫定値）の地震。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

・能登半島地震
　２００７年３月２５日能登半島を襲った震度６強の地震により相当の被災を蒙られたお寺が数多あり、総持寺祖院もそれにもれない。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■３４年前の想い出さがして

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■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

　ここです。34年前の山門の写真を受付のおばさんに見てもらい、場所を教えていただきました。地震で破壊され、建て替えられたそうです。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

　これが34年前に訪問した時に撮っていた山門の写真です。前の階段は、川に降りる階段だったそうです。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

　川向うから見た現在の山門です。ここだったのか。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

　

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

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■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

　2007年03月25日の能登半島地震で、総持寺通り(長さ約８００m)は､３９店舗のうち､２８店舗が全半壊するなど大きな被害に見舞われました。

■３４年前の想い出さがして

「總持寺祖院を訪ねる」石川県輪島市

　次の訪問地は同じ輪島市の「キリコ会館」です。

　キリコ会館には、３基の神輿と大柱タイマツ、そして能登地方独特の大小さまざまな２０数本のキリコがところせましと立ち並んでいます。