【チュニジア周遊８日間④】スベイトラ～ケロアン編（2009.4）

2009/04/03 - 2009/04/10

母とチュニジア８日間の旅。

この日はトズールからケロアンまでの大移動。
途中、スベイトラを観光しました。
世界遺産ではないけれど、保存状態も良く、見応えのあるチュニジア最後のローマ遺跡です。
イスラム都市ケロアンでは世界遺産に登録されているメディナ、霊廟、モスクを見学。
イスラムのモザイクには目を奪われました。

【観光４日目のスケジュール】
トズール出発→昼食（スベイトラ）→スベイトラ遺跡→ケロアン（世界遺産）　ケロアン泊

エリア スベイトラ(チュニジア)

トズールを出発してバスで３時間、スベイトラ遺跡に到着しました。

チュニジア最後のローマ遺跡。

ビサンチン時代の最盛期には５０ヘクタールの土地に１万人以上の市民が住んでいたそうです。

石畳のメインストリート。

ローマ時代はお店が並んでいました。

アントニウス・ピウス門。

壮大です。

門をくぐりぬけると、３神殿がお目見え。

左から、ミネルバ、ジュピター、ヘラの神殿です。

小さな通り穴があると、どうしても入ってみたくなります。

スベイトラでの昼食は、チュニジア料理「カムーニア」
スフェトゥラホテルにて

昼食後、バスで２時間弱、古都ケロアンに到着しました。

これはアグラブ朝の貯水池です。

ここのお土産屋さんでは、ガイドさんお勧めのサボテンのジャムを購入しました。

かなり甘いし、ややクセはありますが、ヨーグルトに入れると甘味と酸味が調和されて、美味しくいただけました。

ケロアンのメディナを散策

一目で絨毯屋さんとわかるお店

メインストリートを少しはずれると、とても静かな雰囲気。

香辛料。

食べるのは苦手ですが、売られているのを見るのは大好きです。

メディナの出入口。

シディ・サハブ霊廟。

７世紀に建てられた、聖者アブ・ザマエル・ベラウィが眠る霊廟です。

中に入ると、天井の装飾がとてもキレイでした。

アラベスク模様のタイルが施され、チュニジアで一番美しい霊廟と言われているそうです。

このようなタイルが壁一面に・・・

次はグランドモスクへ向かいます。

グランドモスク。

マグレブで最古のモスクです。

ミナレットの高さは３５ｍ。

大理石が敷き詰められた中庭。

太陽の光がいっそう眩しく感じます。

もう少し建物に近づいてみます。

柱も壁も床もすべてが美しいアーケード。

礼拝所や回廊内の支柱はローマ帝国の遺跡から流用したパーツが多く使用されてます。

イスラム文化とローマ文化が融合されている点で、どことなくスペインのメスキータと似た雰囲気になっているようです。

中には入れないけど、外から覗いてみました。

とても美しい内部です。

お父さんが観光に夢中でつまらなそうにしている観光客の女の子。

チュニジアンティーンズ。

カメラを向けると笑顔で応えてくれました。