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「アーリアホテル(ARIA HOTEL)」にバックパックを預けて、町へ歩き出す。<br />エスファハーンへ来たら誰でも行くのが、エマーム広場だという。<br /><br />エマーム広場(Meidun-e Emam Khomeini)とは、エスファハーンの中心にある、世界でも最大級の広場。<br />広さは、510m×164mもある。<br /><br />長辺が510メートルあるならば、端から端まで歩くだけで、10分近くかかる。<br />広場を眺めながらゆっくり歩いたり、広場の周囲にある店などを冷やかしたりすると、おそらく長辺を歩くだけで、30分から1時間かかる。<br /><br />ある店を通り過ぎて、反対側に来たとする。<br />また戻ろうと、焦って急ぎ足で歩いても、何分もかかる。<br /><br />歩いてみればわかるが、ただ疲れるだけだ。<br />物事にはなんでも適当な大きさというものがある、と身体で理解できる。<br /><br />例えば、エマーム広場の店を冷やかして歩いていて、ちょっと気になる店を見つけたとする。<br />しかし、その店の場所なんか普通は覚えていないのだから、またずーっと端から歩いて、捜さなければならない。<br /><br />このエマーム広場は、正直、無意味に大きいだけだ。<br />しかも、広さ自体に意味がない。<br /><br />こんなに広くなければならない理由が存在しない。<br />ただ、広くしたかったから広くしたという印象しか持てない。<br /><br />少し前はこの広場でポロ(馬に乗ってボールをスティックで打ち合う競技)をやったらしい。<br />でももちろん、この広場は、ポロ競技のために作られたわけではないんだから。<br /><br />僕の記憶では、モスクワの赤の広場も大きかった。<br />また、天安門広場はもちろん大きかった。<br /><br />さらには、平壌の金日成広場も、たいして大きくは無かったが印象的だった。<br />大同江をはさんだ対岸の主体思想塔を広場と一体化した設計が刺激的だった。<br /><br />赤の広場、天安門広場、金日成広場は「世界三大広場」と呼ばれている。<br />世界三大広場には、歴史的な意味もあり、軍隊の行進もあり、さまざまな事件が起きている。<br /><br />だから、そこに行って歩くことで、歴史を共有した意識を持てる。<br />でも、エマーム広場なんて、歩いたら疲れるだけだ。<br />また、広場の周囲の宮殿やモスクも、特に感動的なものではない。<br />「マスジェデエマーム」も、広場からは、ドームしか見えないしね。<br /><br />昔は「マスジェデ・シャー(王の寺院)」と呼ばれていた広場は、イラン革命で「マスジェデエマーム」と名前が変わってしまった。<br />でもそういう名前の変化は、止めたほうがいいと思うよ。<br />安っぽいからね。<br />歴史的な名前は変えないほうがいい。<br /><br />例えば日本の地名にしても、郵便配達を簡単にするために、歴史的な地名を次々と変えてしまった。<br />だから、麻布付近も南麻布一丁目、二丁目、東麻布一丁目、西麻布一丁目、元麻布二丁目という味気ない、名前に変わってしまった。<br /><br />だいたいだよ、郵便番号がきちんと導入されてしまえば、コンピューター管理ができる。<br />また、文字認識のソフトが発達すれば、地名を変える必要はなかった。<br />旧郵政省の官僚たちは、目の前の利益のために、日本の歴史を破壊してしまったわけだ。<br />地名変更に抵抗したところは、今でも、麻布狸穴町などというステキな名前が残っているけどね。<br /><br />http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/across_asia/emam_square.htm<br />

『エマーム広場は、無駄に広くて、ただ疲れるだけとわかった』@エスファハーン/イラン

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1999/08/27 - 1999/08/27

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みどりのくつした

みどりのくつしたさん

「アーリアホテル(ARIA HOTEL)」にバックパックを預けて、町へ歩き出す。
エスファハーンへ来たら誰でも行くのが、エマーム広場だという。

エマーム広場(Meidun-e Emam Khomeini)とは、エスファハーンの中心にある、世界でも最大級の広場。
広さは、510m×164mもある。

長辺が510メートルあるならば、端から端まで歩くだけで、10分近くかかる。
広場を眺めながらゆっくり歩いたり、広場の周囲にある店などを冷やかしたりすると、おそらく長辺を歩くだけで、30分から1時間かかる。

ある店を通り過ぎて、反対側に来たとする。
また戻ろうと、焦って急ぎ足で歩いても、何分もかかる。

歩いてみればわかるが、ただ疲れるだけだ。
物事にはなんでも適当な大きさというものがある、と身体で理解できる。

例えば、エマーム広場の店を冷やかして歩いていて、ちょっと気になる店を見つけたとする。
しかし、その店の場所なんか普通は覚えていないのだから、またずーっと端から歩いて、捜さなければならない。

このエマーム広場は、正直、無意味に大きいだけだ。
しかも、広さ自体に意味がない。

こんなに広くなければならない理由が存在しない。
ただ、広くしたかったから広くしたという印象しか持てない。

少し前はこの広場でポロ(馬に乗ってボールをスティックで打ち合う競技)をやったらしい。
でももちろん、この広場は、ポロ競技のために作られたわけではないんだから。

僕の記憶では、モスクワの赤の広場も大きかった。
また、天安門広場はもちろん大きかった。

さらには、平壌の金日成広場も、たいして大きくは無かったが印象的だった。
大同江をはさんだ対岸の主体思想塔を広場と一体化した設計が刺激的だった。

赤の広場、天安門広場、金日成広場は「世界三大広場」と呼ばれている。
世界三大広場には、歴史的な意味もあり、軍隊の行進もあり、さまざまな事件が起きている。

だから、そこに行って歩くことで、歴史を共有した意識を持てる。
でも、エマーム広場なんて、歩いたら疲れるだけだ。
また、広場の周囲の宮殿やモスクも、特に感動的なものではない。
「マスジェデエマーム」も、広場からは、ドームしか見えないしね。

昔は「マスジェデ・シャー(王の寺院)」と呼ばれていた広場は、イラン革命で「マスジェデエマーム」と名前が変わってしまった。
でもそういう名前の変化は、止めたほうがいいと思うよ。
安っぽいからね。
歴史的な名前は変えないほうがいい。

例えば日本の地名にしても、郵便配達を簡単にするために、歴史的な地名を次々と変えてしまった。
だから、麻布付近も南麻布一丁目、二丁目、東麻布一丁目、西麻布一丁目、元麻布二丁目という味気ない、名前に変わってしまった。

だいたいだよ、郵便番号がきちんと導入されてしまえば、コンピューター管理ができる。
また、文字認識のソフトが発達すれば、地名を変える必要はなかった。
旧郵政省の官僚たちは、目の前の利益のために、日本の歴史を破壊してしまったわけだ。
地名変更に抵抗したところは、今でも、麻布狸穴町などというステキな名前が残っているけどね。

http://homepage3.nifty.com/worldtraveller/across_asia/emam_square.htm

  • 【マズジェデ・エマームの前から、南から北へエマーム広場を見る】<br />

    【マズジェデ・エマームの前から、南から北へエマーム広場を見る】

  • 【マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー】

    【マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー】

  • 【アーリー・ガープー宮殿】<br />

    【アーリー・ガープー宮殿】

  • 【マスジェデ・エマーム】<br />

    【マスジェデ・エマーム】

  • 【マスジェデ・エマーム】<br />

    【マスジェデ・エマーム】

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