Ｆｅｅｌ　世界遺産　～白神山地～

2009/09/13 - 2009/09/13

そうだ！世界遺産へ行こう！
単純な動機で近場の白神山地周辺へ。
白神山地は青森県と秋田県の県境にまたがる世界自然遺産。
世界遺産登録地域の核心地域は入山禁止。緩衝地域は入山可能。

今回は初心者でも登山ができる二ツ森（緩衝地域）を登り、
山頂から核心地域のブナの原生林を眺めることにしました。

二ツ森は秋田県側から入山できます。

白神山地周辺には観光地も多く点在しています。

★コース★
能代南ＩＣ～二ツ森～十二湖

エリア 八峰・藤里(秋田)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満

スッキリしない天気の中、秋田自動車道を北上。
秋田県の能代南ＩＣから国道７号線を経由して二ツ森へ。
途中、休憩で寄った道の駅みねはま。

道の駅には、近くの農家が生産した野菜や果物などが販売されています。
旬を迎えた梨が所狭しと陳列されていました。

朝食は道の駅で買った手作りおにぎりをパクッ。

道の駅みねはまを出発して２０分くらいで二ツ森入口の案内板を発見！！
いよいよ世界遺産登録地域へ進入です。

登山口までの道路。
最初広い道が続き、途中から車一台分の狭い道に変わります。
登山口駐車場まで道路は舗装されています。

道路の脇には滝もあります。

国道７号線の案内板から約４０分で登山口に到着です。
駐車場は普通車１０台分くらいの駐車スペースがあります。

リュックにバナナとチョコレート、ペットボトルのお茶を詰め込み、山頂へ出発！！

登山道は意外に整備されています。
登りはじめは、笹をかき分け進み、中腹あたりからブナ林の中を登って行く感じになります。

登りはじめて１０分。標識を発見！！
青森県と秋田県の県境らしいが実感はない。

登りはじめて２０分経過したころから息が切れ汗が噴き出てきました。
急な登りが結構つづきます。

ブナ林の若干広いスペースで休憩。
林を通り過ぎる風が、熱くなった身体を冷やしてくれてとても気持がちいい。
ついでにマイナスイオンも吸収し再び山頂を目指します。

登りはじめてから約４５分！無事山頂に到着です。

山頂からの核心地域です。
人の影響を受けていない手付かずなブナ林が見渡せます。
平成５年に世界遺産に登録されてからは入山が禁止されているそうです。

核心地域の原生的なブナ林は世界最大級だそうです。

岩木山を眺めながら下山。
登りと同じ道を下り、約３０分で駐車場へ到着。

下山後は、次の目的地の十二湖へ。
途中の道の駅はちもりで休憩。

この道の駅には、白神山地を源とする水が湧いて、無料でペットボトルなどへ詰めることが出来ます。
クセもなくやわらかい感じの湧水は、登山で汗をかいた後だけに格別でした。

道の駅はちもりから車を走らせること約３０分。
お腹もかなり空いてきました。
昼食はＪＲ五能線十二湖駅の向かいにある食堂「ぽっぽ茶屋」へ。
駅の真向かいにあるから「ぽっぽ」なのかなぁ！？

一番人気の田舎日替り定食（Ａ）1,000円を注文しました。
特製味噌が中に入っているイカ焼きはごはんがすすみ、弾力のあるイカ刺も噛めば噛むほど甘みが広がり、山菜の小鉢も素材の味が生かされどれも満足いくものでした。

イカ刺のつかない田舎日替り定食（Ｂ）７００円もありました。

妻が食べた、かき揚げごぼうめん。
季節の薬草かき揚げとゴボウが練り込まれた平打ち麺。
昆布ダシのスープと相性が抜群らしくスープまで飲み干していました。

正直、期待しないで入った食堂でしたが、味も量も良い意味で裏切られました。思いがけない発見に得をした気分になりました。
食材もこだわっていましたよ。

お腹も心も満たされたことで十二湖へ。
入口は「ぽっぽ茶屋」からすぐのところにあります。

十二湖へ向かう途中にある日本キャニオン！？

見た目の雰囲気がアメリカのグランドキャニオンに似てるから日本キャニオンらしい。

十二湖の全体図です。
実際は十二以上あります。
山の上から見たときに池が十二に見えたのが名前の由来らしいです。

メインの青池です。
名前のとおり青いです。

まるで、インクか入浴剤を入れたかのように青く、
よく見ると底が見えるほど透きとおっています。

なぜ青いのかは解明させていないそうです。
いや〜実に神秘的な池です。
感動しました。

青池へ向かう途中にいくつかの池が点在しています。

十二湖の中で一番小さいと思われる池が林の中に
隠れています。

秋田県側から白神山地や十二湖などへ向かう国道７号線は
、日本海の景観も楽しめ、晴れた日はきれいな夕日も眺められるスポットも道沿いにありました。
また、温泉施設も多く、今度は温泉もセットで楽しもぉ〜と思いながら帰路につきました。