2009/02/28 - 2009/03/01
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murenekoさん
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2009年1月、テレビを観ていたら、北海道の凍った湖の上に作られる世界で唯一の「氷上露天風呂」の映像に目を奪われた。北海道愛好家、露天風呂愛好家、混浴愛好家(?)の血が騒ぎ出し、「行くと決めたら、とりあえず行ってみよ」との天の声に従って、行くことにする。三日くらいあればいいかと思ったが、スケジュールが微妙で、どこもうまく休めそうにない。ここであきらめるのが普通の人だが、それならば「一泊二日だ!」と、とりあえず、航空券を予約。アホである。生涯2回目の北海道一泊二日。しかも、現地にいるのは、実質一日もない。それでも、露天風呂に入れればいいのだ。
かくして、「然別湖」に向かって旅立つことになった。でも、「然別湖」が北海道のどの辺にあるのか、この頃はまだ知らない。
旅立ちの11日前に朝日新聞に「然別湖露天風呂」の記事が掲載され、「これは運命なんだ!」とテンションが上がる。
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2月28日、6時前に家を出て、8時に伊丹空港着。9時の飛行機で、新千歳空港へ。10時40分着。ここ7年で13回目の北海道。空港内の店でスープカレーを食べるが、未だ絶品!と思えるスープカレーを食べたことがない・・。
生キャラメルソフトクリームを食べながら、花畑牧場の行列を眺める。
新千歳空港12:04から南千歳駅12:07へ。何度か通り過ぎたことはあると思うけれど、初めてこの駅で降りた。はじめちとせ。
南千歳12:17〜新得13:40へスーパーおおぞら。自由席の座席は結構いっぱいで、通路側の席しか空いていなかった。途中、夕張行きの電車に乗り換える人も。そういえば、今はちょうど、「夕張ファンタスティック映画祭」をやっているのね。 -
電車は少し遅れ、13時50分頃に新得駅に到着。新得駅で降りるのは7年ぶり。前に来た時は、釧路から札幌まで電車移動した際に立ち寄ったのだった。新得駅はそばが有名だけれど、相変わらずそば屋に店員がいない。
日本百名山の第6番「トムラウシ」は、この新得が最寄り駅なのね。いつか来るかな。
14時20分発のバスに乗り込んだが、自分一人・・。しかも、冬に「然別湖」下車の場合は「バスが無料」になるため、全く金にならない客の運送でなんだかバツが悪い・・。 -
鹿追営業所でバスを乗り換え、15時30分に然別湖に到着。家を出てから10時間くらい。
冬の時期、全面凍結した然別湖では「然別湖コタン」というイベントが行われています。 -
とりあえず、「然別湖ホテル福原」にチェックイン(まぁ、ここには「然別湖ホテル風水」と2軒しかホテルがないのだけど)。
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ホテルに荷物を置いて、然別湖コタンへ!
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雪と氷で作られたイグルーがたくさんあり、中を見て回る。
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イグルーがいっぱい。
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アイスシアター。週末にはコンサートなども行われています。
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アイスバー。昼間からにぎわっています。
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アイス・チャペル。
今日のお昼には、なんと氷の特設チャペルで結婚式まで行われたらしい。 -
イグルーの中には氷でできたベッドもあり、宿泊体験もできるのだそうです。
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アイスたき火!?
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念願の氷上露天風呂も発見!浴槽は2つあって、どちらも混浴(タオル、水着等OK)。明るいうちは、外から丸見えなのでやや躊躇。若いお姉さんも入っており、近寄って写真を撮ることも出来ない・・夕方になって、人が減ったのを機に湯船へGO!
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着替える場所から2つに分かれているのだけれど、どちらも混浴なので、脱衣所に入る時にも注意が必要。夕方(18:00〜20:00)は男性専用、夜(20:00〜22:00)は女性専用になるのだけれど、湯船が2つ作っているんなら、わざわざ時間帯で分けなくても、男女でひとつずつ分ければいいのに、と思う。
いや、女性がいればドキドキするのだけれど、それ以前に間違いが起こると困るしねぇ・・。 -
服を脱いで湯船に行くまでが猛烈に寒い(−10℃くらい)。北海道で、このくらいの寒さは経験済だけれど、その中で全裸になるのは初めてだもんなぁ(笑)
湯船に先客は二人くらいだったのだけれど、あとから女性が!
というかおばちゃん・おっちゃんのグループが入って来て一気に賑やかに。缶ビールを持っていて(ちなみに湯船での飲酒は禁止)、感じも悪かったので、もう一方の湯船に移る。 -
しばし、一人占めの後、あとから入ってきた息子に連れてきてもらったというおじいちゃんと談笑する。日が暮れる中、氷の上の露天風呂で夕暮れを眺める機会なんて、もう一生ないかもしれない。この景色を忘れないでおこう。
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夕食は、大部屋の端っこの方で一人でポツンと食べる。基本、他がグループなので、少し寂しい。料理は豪華なんだけどなぁ。
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この日の夜は申し込んでいた「然別湖ネイチャーセンター」の「ナイトウォッチング」へ。
マイナス6℃くらい。暖かい方? -
昨夜も同じナイトウォッチングに参加したというカップルと、秋に続いて然別湖に来たというおばさんとガイドさんの計5人。ガイドさんによると、今日のお昼に雪のイグルーで結婚式を挙げたカップルの披露宴が行われている最中で、しかも、結婚したのは、然別湖コタンをデザイナーしたお姉さんと、それを元に、コタンを作ったお兄さんらしい。ロマンティックだなぁ。ガイド仲間二人の披露宴がある中、お仕事お疲れ様です。
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暗闇の然別湖を、ガイドさんに続いて歩いて行く。夜の時間帯は、露天風呂は女性専用になっていて、かなりいっぱい入っているようだった。
光の届かないところまで来て、寝転がって星を眺める。ガイドさんがペンライトで照らしながら、星の名前を教えてくれる。「あれが冬の大三角形です」。
氷の上に寝転がっていて、お尻が冷たくなってきたが、いただいたホットコーヒーが美味しかったぁ。 -
ナイトウォッチングを終え、夜のイグルーを見て回る。中に作られた氷のベッドに寝転んでみる。
氷の上に作られた「アイスバー」で、カクテルを頼む(500円)。 -
氷のグラスで飲むとさらに500円で、グラスは持って帰っていい(しかし、当然融けてなくなる)とのことで、迷ってやめてしまったが、こういうのは雰囲気が大事なので、頼めばよかった・・。
既に一泊二日で北海道というムチャをしているのだから、変にケチっても仕方ないのになぁ・・。 -
カシスオレンジを飲みながら、氷上コンサートを眺める♪
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ホテルに戻り、冷えた体を温めるために、ホテルの露天風呂へ。氷上露天風呂に入ったばかりだから、あまり新鮮味もなし。明日の朝も氷上露天風呂に入ろう。
お風呂あがりは、「味噌ラーメン」を食べる。夕食をお腹いっぱい食べたので、お腹は減っていなかったが、「旅先のホテルの夜のラーメン」は必要条件なので、食べねばならぬ。 -
この日はアルコールを入れて、ほんのり酔っていたので、一人、展望ラウンジのバーへ。誰もいない中、オリジナルカクテルを頼んで、外の雪夜景色を眺める。ここで一人旅のお姉さんとかに出会ったら、「こちらのカクテルをあちらのお姉さんに。」とかやりたかったのだけれど、結局、マスターと2人きりだった・・。
翌朝は6時前の「早朝散歩ツアー」に申し込んでいたので、帰って寝る。 -
朝5時過ぎに目が覚める。気温が低ければ、「サンピラー」が見られることもあるらしいのだけれど、今日は暖かそうだった。松久淳+田中渉の小説『ホワイト・グッドバイ』(「文庫版では『白いお別れ』に改題)を読んで以来、いつかサンピラーを見たいと思っていたのだけれど、そう簡単には見られなさそうだ。今日は、この辺には珍しく「気温がマイナスじゃない」日らしかった。
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朝6時、早朝ツアー「森の散歩」。ガイドは昨日と同じお兄さん。他に参加するのは、昨日の夜も一緒だったおばさんとその旦那さん、露天風呂で一緒だったお父さんと息子さん、若い女の子3人組と計8人。
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スノーシューを履いて、森を散歩。履いてないと、雪に足がズボっと埋まります。
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森の朝。
運が良ければ、キタキツネやナキウサギを見ることができるらしいけれど、キタキツネの足跡が見られたくらいだった。 -
散歩の最後には、ホテル裏手の角度80度くらいの雪の滑り台を座って滑り落ちる。ここで滑る前に、ガイドさんが「ポケット類は全部閉めておかないと、中の財布や携帯、カメラは二度と見つかりませんよ」と注意。一旦ポケットを閉めたものの、「そうだ、写真撮っておこう」とデジカメでパシャっ!
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そして、雪の滑り台をこわごわ滑り下りる。と、なんと服のポケット全開!実は3週間前にマカオでデジカメを紛失し、新たに買ったばかりの新品1週間のデジカメだったのだけれど、いきなり行方不明!?
・・と、ポケットの中は雪まみれだったのだけれど、デジカメは無事だった・・。危ねぇ・・ -
次に申し込んでいた「熱気球」は、風が強く中止。朝のバイキングを食べた後、氷の露天風呂へGO!昨日、自分のバスタオルを持って行って、カッチコチに凍ってしまったが、バスタオルとカゴはフロントで無料で貸してくれるのだ。一方の湯船には人がいたが、もう一方は誰もいない雪の露天風呂を独り占め。
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と、脱衣所から、バスタオルを巻いた若いお姉さん3人が。さっき、森の散歩で一緒だったお姉さんたちだ。バスタオルを巻いているとはいえ、若いお姉さん3人と一緒に露天風呂に入るのはドキドキシチュエーション。
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各地の混浴露天風呂にはこれまでにも何回も入ったことがあるが、女子3・男子1のシチュエーションは初めて。
ちなみに、こちらは全裸。お湯が茶色いのでとりあえずは大丈夫だが、どうやって出たらいいのだろう・・!?
話をしてみると、お姉さん3人は、この然別湖がある地元の役場にお勤めらしい。地元だけど、泊まりは初めてなんだそう(地元なのに泊まらないか)。 -
お湯の温度は高めで、お姉さんたちが来る前から入っていたので、のぼせてしまい、脇に置いたバスタオルを掴みつつ、お先に失礼する。お尻くらいは見られたかもしれないけど、サービス、サービスゥ!(なんだ、それ)
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露天風呂からあがり、チェックアウトしたのち、次の「クロスカントリーツアー」に向かう。一泊二日しかないので、時間が許す限り、ありとあらゆるツアーに申し込んだのだ。
初クロスカントリーツアーは、ガイドさんと、カップル2人と、オフなのでついてきた然別湖コタン製作のボランティアさん2人と自分の計5人。 -
スキーを履いていないと雪に沈みます。。。
クロスカントリースキーは初めてで、何度かこけそうになったが、基本は滑るというより歩いて行ったので、なんとかこけずにすんだ。
1時間20分ほどかけて「東雲湖」まで氷の上を歩いて行く。 -
途中、キタキツネやナキウサギの足跡を発見。本物を見たいなぁと思ったが、出会えないまま「然別湖」に到着。
「東雲湖」は、支笏湖近くにあるオコタンペ湖、阿寒湖近くのオンネトーとともに「北海道三大秘湖」と呼ばれている。 -
車道は通じておらず、夏の時期は山をトレッキングで越えていくか、然別湖をカヌー等で横断してから歩くなどの方法でしか来ることができない秘湖で、冬の間は、このようにクロスカントリーで来る事が出来る。
半年前の夏に「オンネトー湖」を眺めたので、あとは「オコタンペ湖」で、三大秘湖制覇! -
帰りは、坂を滑って、ほんの一部だったけれど、初めてスキーっぽくなった。
往復3時間のツアーを堪能! -
お昼は「ホテル風水」のレストランで「オショロコマ」の定食を食べる。
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最後は、「スノーモービル体験」。約400mのコースを2周。特に講習もなく、アクセルの握り方だけ教えてもらってスタート。ちなみに、ブレーキはないので、アクセルを離して止める。
スピードを出すと、モービルごと体がふられるのでトロトロ運転。「スノーモービル」というと、前述の、小説『ホワイト・グッドバイ』を思い出すのだけれど、これは一人で運転しても、あまり楽しくないな(笑) -
各種ツアーを全力で堪能し、滞在が22時間ちょいの「然別湖コタン」を後にする。
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14時10分のホテルの送迎バスで、新得駅まで送ってもらう・・というか、乗客は自分一人・・。
15時00分新得駅着、15時22分の「スーパーおおぞら」で南千歳16時48分着、新千歳空港17時1分着。 -
18時50分の飛行機で伊丹空港へ。20時50分着。家には23時前に着。
結論からいうと、一泊二日の北海道旅行は疲れる・・
けど無理じゃない!仕事が休めないなら、また一泊二日で行こう。
ちなみに、翌日、クロスカントリースキーで普段使っていない筋肉を使った影響か、全身筋肉痛で体がカクカクした・・。
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この旅行記へのコメント (2)
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- belleduneさん 2015/02/19 09:33:42
- 露天風呂、入るまでが寒そう...
- murenekoさん、然別湖の旅行記見ましたが、コタンの露天風呂、何回も入ったんですね。最後の朝風呂は、若い女性3人と一緒で、楽しそう。短い間に目一杯楽しんだ様子が目に浮かびます。
私は然別湖福原に、来週23日から3泊します。初めて然別湖に行くので、色んなスノーシューツアーに申し込みました。ナイトツアー、東雲湖ツアー、森の散歩、特別にお願いして、白雲峠〜駒止湖を歩く予定です。夜は、コタンの光が22時迄で終わるようなのですが、湖上は進入禁止になるとのこと。夜空を撮りたいので、ホテル近くであまり明かりのない場所を探します。雪が深いので、探せかどうか、今からワクワクです。頑張って、夜、湖上の露天風呂に挑戦して来ます。ところで、旅行記の湖上の露天風呂で、お風呂から顔を出しているは、ぬいぐるみですよね。最初、犬が入っているのかと思いました。お猿が夜入りに来ることはあるのでしょうか?
- murenekoさん からの返信 2015/02/19 22:52:26
- RE: 露天風呂、入るまでが寒そう...
- belleduneさん
書き込みありがとうございます。
湖上の露天風呂、私は一泊二日でムチャして行きましたが、それだけの価値がある、とても貴重な体験だったと思っています。
服を脱いでから、湯船までが試練ですが、お湯はポカポカで気持ちよかったですよ。
お風呂と一緒に写っているのは、ねこバスのぬいぐるみです。お風呂には浸かっていません。サルが入りに来ることも、たぶんないと思います(笑)
いろいろ、ツアーも楽しまれるとのこと。
私は、スノーシューツアーで、ナキウサギに逢いたかったのですが、叶いませんでした。逢えるといいですね。
良い旅になることをお祈りしております。
mureneko
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