シモツケコウホネ（下野河骨）那須烏山市志鳥（しとり）

2009/08/23 - 2009/08/23

シモツケコウホネ（下野河骨）は栃木県内で三ヵ所群生場所があるらしい！一箇所制覇したので、次なる場所「那須烏山市志鳥（しとり）」を目指しました。寄り道して約1時間20分。詳しい場所は分からないが、勘と経験、あぜ道を探して看板を見つけました。

エリア 那須烏山(栃木)

遠路遥々やってきました。ネットで検索すると江川小学校で保全活動をしているようです。遠くに下江川中学校の校舎が見えます。

江川の下流方向です。場所は「http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E140.6.6.757N36.41.40.476&ZM=10」江川小学校を目印にすると良いでしょう。

江川の東側を検索していると、立て看板がありました。【シモツケコウホネ盗掘禁止　保全活動をしています。採取しないでください。川井地域農村環境保全会】なるほど、有名になると盗人現るか。

清らかな水辺にしか生きられませんので、自宅に持ち帰っても枯らすだけです。見るだけ、撮るだけにしましょう。

魚、ザリガニ、蛙さんは草の根、日陰と泥が必要です。最近はコンクリートの水路のため生きて行くのが難しいです。

どうして、ここだけに存在するのか不思議です。昔はどこにでもあったものが、農地改良（悪）等でここだけに残ったとしか考えられません。

水の流れが速く、花が水中から出られません。全部の花が水中に没していました。

わかめの様な葉、紫色です。

８月９日に観察会があったようです。遅かった！

撮影では水流は止まって見えますが、流れは急です。

マツモが必死に流されまいと頑張っている。

これじゃ、魚が可哀想です。

シモツケコウホネ見学終了。左側の山に城跡がありますので覗いて見る事にします。

この標識に誘われて来ましたが･･･

シモツケコウホネの東側の山は「川井城跡」その東側には「小志鳥城（砦）跡」と古城跡が並んでいました。

「熊田とげぬき観音」地元の町議会議員が最近建立したようです。旧南那須町の昔話に【とげ抜き地蔵、六兵衛さんが山にまきを取りに行ったときに苦しんでいた山犬ののどのとげを取ってやったあとは山犬が人を食い殺さなくなった】とありました。

植物の名前はなんだろう。

そろそろ、夏も終わりです。

川井城跡近くの地図らしい、正徳２年（１７１２）に美田が存在！農民は裕福だったのだろうか。

山の上に川井城跡。左側の奥にシモツケコウホネ自生地（那須烏山市下川井）があります。江川本流（矢板市山田地区から）流れています。右側は支流の岩川、大田原市の琵琶池から流れてきています。