タラゴナ（昔の教会跡地の博物館）Museu i Neclòpolis Paleoclistians

2009/08/18 - 2009/08/18

ガイドブックに載ったことがないと思う場所を紹介します。
１００年ぐらい前、ここを土地開発しようとしたら、いろんな人のお墓が出てきて、昔は教会が建てられていたことがわかったそうです。
ローマ円形闘技場の中にあった教会の司祭のお墓などもありました。

今も発掘調査中のため、博物館より奥へは入れません。
博物館自体はとても小さく２部屋しかないので、まだ新しい感じです。
なお、火曜日は無料です。

エリア タラゴナ(スペイン)

ランブラ・ノバの大きなバスターミナルから少し歩いたところにParc Centralというエロスキ（スーパー）やH&Mなどのブランドのお店などが入ったショッピングモールのようなものがありますが、道を挟んだ隣にこの博物館はあります。

こっちが先に見えると思いますが、こっちが入り口ではありません。
ここはこの遺跡などに関する図書室のようなものや子供の体験コーナーなどがあるらしい。いつも開いてるわけではないようでした。

こっちが入り口です。右に歩いてすぐです。

開館時間をチェックします。

これはお墓です。
まだ発掘調査中のため、写真は撮れますがここの中には入れません。

博物館の中です。
とても小さいです。ここと奥の二部屋しかありません。

Vidal i Barraquer　発掘調査をした司祭

ローマ時代の葬儀の様子の説明です。

ローマ皇帝が選んだ死者を守る神様だそうです。

当時はギリシャ語は高いくらいの人が使う言葉だったようです。
ラテン語も並んで書いてあるのがありました。

偉い人の棺

こうゆうのもありました。

金持ちの子供の棺に入っていた、動物の角で作った人形（これが一番すごい発見だそうです）

博物館にある模型を見ていたら、教会はこの場所じゃないの？ってことに気がつき、受付の人に質問したら、教会はエロスキの地下だと聞き行ってみることに。

エロスキのエレベータ。
よく行くのに気がつきませんでした。

エロスキの地下は駐車場です。
本当にここにあるのか？って思ったら、真ん中に暗い場所がありました。
通常は電気もついていないし、鍵がかかっているので中には入れません。
左側に遺跡があります。壁で囲われています。なんかここだけひんやりしてます。

今の地下が昔は地上だったんだと思うと、時が経つのって不思議だなーと思います。

朝と夕方１階のインフォメーションの人にお願いすると鍵を開けてくれます。
一緒について説明をしてくれます。

この遺跡が見つかったとき、開発工事は３年間中断したんだそうです。
レウスでも、何か建てようとしたら下から遺跡が出てきたらしいのですが、タラゴナのが大きいと言っていました。
やはり昔はタラゴナは重要な場所だったんだなーと思いました。

暗くてよく見えないですが、人形が入っていた子供の棺あとの場所もありました。

昔の教会の床です。

こんな感じで駐車場の中にあります