2008/10/11 - 2008/10/12
6754位(同エリア7559件中)
きりきりさん
自然の神秘、維新の志士が生きた時代を思わせる城下町、豊かな自然、そしてレトロなSLを堪能!
2日でかな~り充実した旅ができました。
秋芳洞
史跡萩城跡
萩の城下町散策
松下村塾
日本五大稲荷 太皷谷稲成神社
津和野
SLやまぐち号
-
新山口駅から車で約30分。
秋芳洞に到着。
私の中で「鍾乳洞といえば秋芳洞」というイメージがあったので、ついに来れて感激!
入洞は1,200円です☆ -
中に入る前から、ひんやりと肌をさす冷気が。
鍾乳洞の中は一年中17度に保たれていて、夏に行くと涼しく、冬に行くと暖かいそう。 -
つらら石が無数にあって、なんだか不気味;;
特にこのなんともいえない暗さの中では。。
このつらら石は、雨水や地下水の中の石灰分が固まって天井から垂れ下がるように成長したもの。
特にここは、たくさんのつらら石が昔の傘屋の天井にぶら下げられていた傘みたいに見えるので「傘づくし」というんだって。
なるほど〜。
自然の力を感じますな。 -
非常に見えにくいけど…;
有名な百枚皿です。
「百枚」とあるけど、実際は500枚以上あるそう!
棚田の風景を思い浮かべますよね〜。
これが自然現象で作り上げられたとは思えない、圧倒される眺め!
中に入ってみたい誘惑に駆られるけど、実際は暗いしあんまり見えません;
カメラも固定して夜景モードで撮らないと、ちょっと厳しい↓↓ -
たくさんの人〜。
岩と岩の間を次から次に人が行き交ってます。 -
これも超有名!!な黄金柱。
秋芳洞の最大の見せ場?
高さ15m、幅4mで、天井の隙間から流れ出た地下水(の石灰分)が何万年もの歳月をかけて沈殿したもので、滝みたいにも見えますね。
ライトアップされて黄金色に光る様は圧巻で、この前が外せない記念写真のスポットになっております笑 -
これ!
私が一番気に入ったの!!
この上と下から伸びてる鍾乳石、以前はくっついてたのが地殻変動で離れちゃったらしく(!)、今は4〜5センチぐらいの隙間ができてるんだとか。
で、この隙間がもう一度くっつくのはいつかというと…なんと400〜500年後!!
えーっ。
生きてない。。
なんでも1センチ伸びるのに100年かかるらしい。
気の遠くなる世界ですね。。
早く元に戻れればいいのにねぇ*。.+ -
ほかにも「巌窟王」「くらげの滝のぼり」「五月雨御殿」など見どころいっぱい(でも暗くて写真が難しかったんですよ…)。
約2時間(若干休憩も含まれる笑)、鍾乳洞の中を往復して満喫しましたよ。
日本一の鍾乳洞と言われるのも納得のスケールでした。
洞窟というよりは広いドームの中にいるような感じで、でも探検気分も味わえ…あ、ちなみに一般の観光コースのほかに、「冒険コース」なるものもあります(300円プラス)。
コースの入り口が急な斜面になっていて、これを登るのかぁ、、と考えると結構スリル満点っぽい。
でも登りきった上からの眺めはきっと素晴らしいんだろうなぁ。 -
水面に光が反射してとっても綺麗だった*。.+
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秋芳洞を出て、日本最大のカルスト台地・秋吉台を見ながら走ります。
国定公園および特別天然記念物の指定を受けているそうですよ。
前後左右、雄大な眺めで気持ちいい! -
さぁて、次は萩にやってきました!
毛利氏の居城に用いられた萩城(指月城)を見学。
といっても現在はお堀と石垣しか残ってないんだけど、当時は天守閣、二の丸、三の丸とあって、壮大なスケールを誇る城だったらしい。
明治初期の廃城令で取り壊されちゃったらしく、城好きとしては本当に惜しい気持ちでいっぱい。。
でも、今は今で綺麗に整備されてて、静かで、素敵な眺めでした。 -
続いて萩まち歩き。
城下町だった萩には土塀や石垣、長屋門などが残っていて、江戸の面影を感じさせる風情ある空間を作り出してるんですね。
その中にあったハイカラな洋館。
これはもともと学校の教員室として建てられたもので、後に萩市役所の庁舎の一部としても使用されたそうです。
ピンクとグリーンの色使いも、意匠もかわいいです*。.+ -
まっすぐに、延々と続く白壁。
この辺りを維新の志士たちが歩いていたのかなぁと考えると不思議な気分になります。 -
瓦も石垣もさまざまな形があって面白いです。
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こちらは瓦を入れた土壁。
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これは「鍵曲(かいまがり)」だったかな?
城下に進入した敵を迷わせるために、左右に高い土塀を巡らせ見通しがきかないようにし、道をL字型に曲げて迷路のようにしたもの。
確かに、、いつ反対側から敵が出てくるか分からないし、自分たちの勢いもそがれちゃうし、攻める側には嫌な道ですね; -
旧久保田家住宅。
幕末ごろに建てられた町家で、明治30年ごろまで酒造業を営んでいたそうです。
漆喰壁、虫籠窓、格子窓などが印象的で、市の有形文化財。 -
竹筒に和歌をつづったものが飾られていました。
味があるなぁ。 -
これは!
勤皇の志士・高杉晋作生誕の地ですよ。
私は入ってないんですけど、中には高杉晋作や家族の写真、書、産湯に使ったといわれる井戸なんかが残ってるそう。
ファンにはたまらないですね!
でも不定休なので要注意。 -
萩のまちは海に面してるので、海岸まですぐ行けます。
静かでいい感じ。 -
ここは伊藤博文別邸。
旧宅とともに吉田松陰の松下村塾から徒歩数分の所にあって、中には入ってないんですけど、吉野杉の一枚板を使った大広間の鏡天井や離れ座敷の節天井、和風のシャンデリアななんかがあって、とてもぜいたくな内装になってるらしい。 -
非常に不気味な写り具合になってるんですけど…松下村塾です。
とても粗末な感じの小さな家で、ここにたくさんの志士たちが集ってたのかと思うと意外でした。
ぐるりと歩けて、中も少し覗けます。
でも夜は誰もいないので少し怖いです笑 -
さて、今日のお宿に着きました。
「夕景の宿 海のゆりかご 萩小町」さんです。
オーシャンビューの「海と星空の見える和室」で、一泊18,900円。
廊下がまるで城下町を髣髴とさせる造りになっていて素敵ですよね!
まだ萩のまちを歩いてる気分になりますよ。 -
萩のまちを描いた絵画や皿、壷なんかが置いてあって、楽しめます☆
-
夕食ー!!
盛り付けもかわいくて、美味しかったです♪ -
部屋から見た景色。
海に面してるので広々と見渡せます。
とっても気持ちいい! -
2日目は津和野にやってきました〜。
赤い屋根の家が狭い範囲に密集してて、かわいらしい風景。
谷あいの、思ってたより狭い町なんですね。
いざ突入! -
日本五大稲荷の一つと称される太鼓谷稲成神社。
ここの見どころは、なんといってもこの鳥居でしょう!
ここは商売繁盛の神様として信仰されていて、人々が奉納した「千本鳥居」がまるでトンネルのように続いてるんですね。
下から見ても壮観!
・・というか、登るのくじけそうになります笑
さぁ、本当に千本あるのか数えてみよう♪ -
本殿に到着。
鳥居を登り始めてから10〜15分ぐらいかな…。
でも登り切ったら、こんな美しい光景が広がってますよ。
この赤好き。
首里城をちょっと思い出しました。 -
津和野のメーンストリート。
藩政時代の面影を残す武家屋敷や町家、きれいに整備された石畳、掘割を悠々と泳ぐ鯉など、「小京都」と呼ばれるのも納得の風情。
観光客もすごくいます;; -
まるまると太った鯉笑
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津和野カトリック教会。
武家屋敷が並ぶ中にある石造りの重厚な建物で、内部のステンドグラスが美しかったです。 -
津和野を満喫した後は、お待ちかねのSLやまぐち号!!
SLって乗ってみたかったんですよね〜♪ -
やまぐち号ー!
汽笛を鳴らしながら黒い車体がホームに入ってくると、もう興奮!!
重厚感があっていいなぁ〜*。.+ -
見ていて飽きません笑
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中はこんな感じ。
これは2号車の欧風客車です。
ほかにも昭和風、明治風、大正風、展望車風の車両があって、それぞれに各時代を象徴した個性的な内装が施されてるんです。
一番豪華な気がして笑、切符予約するときにこの車両を選びました*。.+
人気のある車両から予約が入るみたいなので、皆さん予約はお早めに。
もちろんすべての車両を歩いてみましたけどね。 -
背の高い椅子やステンドグラス風の飾りが美しいでしょ。
豪華列車に乗った気分が味わえますよ♪
やまぐち号おすすめ!
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