霧の街・釧路から霧笛が消える―

2009/08/22 - 2009/08/22

名残惜しい〜84年の歴史に幕

　　　
　春から夏にかけて釧路沿岸で?ガス?と呼ばれる海霧が発生する、「ブォーブォー」と街にこだまする。「霧笛」は、哀愁を漂わせた「夏の風物詩」として親しまれてきたが、GPSなど計器の発達により来年春には廃止される。
　　
　釧路市で霧が発生する日は、年間100日ほどです。霧が発生しやすいのは主に夏で、最も霧が多いのは7月で、月の3分の2(20日ほど)が霧で覆われる。5・6・8月はそれぞれ月の半分(15日ほど)、霧が発生しています。
　　
　「釧路崎灯台」が初めて点灯したのは、明治24年、初代の灯台は木造で石油灯。その後、大正6年に電気式の電球に変更され今に至っている。　

　来年はもう「霧笛」は聞けない。音はどこから出ているのか、米町公園展望台から釧路崎灯台へ、そして、灯台を目指して埠頭を歩いて来ました。

エリア 釧路(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車